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芸人とサラリーマンの二人による番組『西本・寺井の親ラジオ HYPER』、公開収録イベントレポート

番組『西本・寺井の親ラジオ HYPER』の公開収録が2023年1月15日(日)に行われました。この記事では、その公開収録の様子をレポートしていきます。

『西本・寺井の親ラジオ HYPER』は、高校の同級生である西本さん(スーパーサイズ・ミー)寺井さん2020年からRadiotalkで配信している番組。2022年12月には公式バッヂが付与されました。

2021年9月、2022年1月、2022年7月にもRadiotalk本社にて公開収録を実施しており、2023年1月で4回目の公開収録となりました。

公開収録を行うためには、Radiotalk運営側から提示された目標SCOREの達成が条件となっていますが、リスナーの熱い応援により、毎回実現されてきています。

オープニング

公開収録当日は、西本さんの誕生日。会場は祝福の拍手で溢れる中、西本さんが誕生日を楽しみにしているという話へ。

「俺はこのまま死ぬまで誕生日を楽しみにしている人間かもしれない」とこぼす西本さんは、11月後半から自分の誕生日を楽しみにしており、友人の誕生日にも「お誕生日おめでとう」LINEを送るそう。
ところが、30歳を越えても友人に「お誕生日おめでとう」LINEをする人は珍しいらしく……

西本「『ありがとう、いつまでも』みたいな」
寺井「ちょっと皮肉だね」

実際に西本さんの誕生日に「お誕生日おめでとう」LINEをくれたのは、寺井さんと、トリオの相方の岡田さんのみという事実が発覚。LINE一番乗りは寺井さんだったことが分かると、リスナーからは大きな拍手が。親ラジオの二人の長年の付き合いを感じられる一幕でした。

日付変わって0時3分に、西本さんにLINEをしたという寺井さん

オープニングトークが終わり、公開収録の準備を始めていくお二人。
寺井さんがスマホで収録の準備をしているのをチラ見した西本さんが「NiziUの待ち受けやめな〜」といじると、寺井さんが怒っているムーブを発動し、以前より回数が増えたライブ配信でもおなじみの、同級生だからこそのノリに、リスナーからも笑いがこぼれました。

そこから事前に打ち合わせをすることもなく、流れるように収録が開始されました。

1本目(2023年1月15日収録)

事前に「2023年こそチャレンジしたいこと!」「2023年、親ラジオでやってほしい企画」というトークテーマを発表し、おたよりを募っていた寺井さん。
そのテーマを聞いた西本さんは、「前回もチャレンジしたいこと募ってなかった? チャレンジさせたがりだよね」と、寺井さんのクセを指摘すると……

寺井「今回は本当にチャレンジさせるかは分かんないっていうコンセプト」
西本「俺たち一人渡米させたもんね」

▼前回の公開収録(2022年7月30日収録)で、英語を習得したい人の背中を押した二人

せっかくなのでと、公開収録に来ている人のおたよりを積極的に読んでいくスタイルで、収録は進んでいきました。

【何か楽器を始めようと思っている】

西本「何か目標があるといいと思うんですよね。寺井とコラボ。ウクレレとキーボードとギター」
寺井「見たことある?その編成」
西本「スリーピースバンド」

▼前回の公開収録(2022年7月30日収録)で、ウクレレをする人の背中を押した二人

【去年カリグラフィーを始めようと思って背中を押してもらったけど、インクを開ける勇気がなくてできてない】

▼前回の公開収録(2022年7月30日収録)でこのおたよりをくれたリスナーの背中を押した二人

西本「始めてないじゃん!」
寺井「そう。もう一度背中を押してください」
西本「甘ったれるんじゃねぇよ、いつまでもよ!!!(笑)」

1本目収録後

オンラインで公開収録に参加しているリスナーのコメントに触れながらも、2本目の収録にいくかと思いきや、1本目がちゃんと録れてるか確認する寺井さん。

寺井「一応、1本目ちゃんと音録れてるか聴いていい?」
西本「社会人ムーブありがたい。俺だって、5本録って最後にまとめて確認して、『ごめん録れてねぇわ、ごめ〜ん』だから」


西本さんは、寺井さんの社会人的な部分がありがたいそう。高校の同級生ということで一緒に配信をしている二人が、普段は芸人と会社員という違う肩書きで生活していて、各々の特性をこの番組で活かしていることが覗えたようなやり取りでした。

2本目(2023年1月15日収録)

【バックパッカーを再開したい】

おたより「南米を一人旅していたが、コロナの影響で半強制帰国。今は一時帰国の状態です」
西本・寺井「今、一時帰国中の状態?!」

【推し活をもっとしたいから方法を知りたい】

寺井「ここ(公開収録)まで来てるわけですから。これ以上先はないぐらいですから」
西本「かなりコアなところまで来てるよね」

2本目収録後

ナチュラルに会話をしながらも、しっかり12分で話をまとめるお二人。収録が終わった後は、2つ目のおたよりを受けて、「公開収録に来るのも、みんな最初は緊張していたからね」と話を広げていました。

寺井「僕だって緊張しますからね、こうやってみなさんにお会いするの」
西本「寺井は生でみんなに会えるのここしかないからね」
寺井「このペースでいくと、年1回じゃない」
西本「いやいや、2023年はもうちょいやっていくよ」

会場には、YouTubeで公開収録の様子を同時配信しているモニターが設置されていて、チャット欄のにぎわいも見られるようになっていました。そんなチャット欄のコメントを二人が読み上げると……

モニターにオンライン参加者のチャット欄が大きく映し出されている

コメント「読まれた」
寺井「読むだろ!」
コメント「チャット欄見られるの」
西本「見ますよ〜発言には気をつけてくださいね(笑)」
寺井「緊張が走る」

3本目(2023年1月15日収録)

【ジムに通ってボディメイクをしようと思っている】

寺井「美容は全部やるのは無理だから、一旦何かを諦めて」
西本「諦めさせた」
寺井「やんなくていいです」
西本「ダメです。甘ったれちゃダメです」

【前回の公開収録でウクレレをする背中を押してもらったが……】

西本「先程の収録トークでバンドの結成は決まったので」
寺井「課題曲だけ決めておきますか」
西本「セカオワの『Habit』で」
寺井「ダンス行けるよって人いる? (西本さんを指差して)いました」

3本目収録後

休憩タイムとなり、会場はリスナー同士の交流で盛り上がりをみせました。そんな中、西本さんが「今日初めて来た人いる〜?」と公開収録の参加者に声をかけ、初めて公開収録に来たリスナーに気を配り、寺井さんは、オンラインで公開収録に参加しているリスナーのコメントを読んで応えるなど、誰も置き去りにしない親ラジオのお二人の姿が印象的な時間でした。

4本目(2023年1月15日収録)

4本目は、「2023年、親ラジオでやってほしい企画」でリスナーから募ったアイディアを紹介する収録に。おたよりが沢山来ていて全部読みきれない中、いくつかのアイディアがピックアップされて紹介されました。

・声がいいから詩とかの音読してほしい。
・ボイスサンプルを録ってほしい。
・スラムダンク実写化の収録トークみたいに、「〇〇の実写化するとしたらどうする?」みたいな企画をやってほしい。
などなど

エンディング

オンラインで参加しているリスナーのコメントをきっかけに、寺井さんのバンド「Love in the Film」の話へ。2023年はレコーディングをしてライブをするのが目標という寺井さん。
Radiotalkで配信をしているマツリ🌙さんが、1月に、コミュニティFM「渋谷のラジオ」にて期間限定で冠番組を持っていた際に、「Love in the Film」の曲を番組内で紹介したという話を西本さんがすると、会場は大きな拍手に包まれました。

最近はライブ配信に力を入れている『西本・寺井の親ラジオ HYPER』。今後の活躍も楽しみですね!

(文/ねむみえり