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常に プラスワン を考えている

日本だっていつミサイルが着弾するか分からないと言われている国。

僕の住む家と職場は共に、徒歩圏内に地下鉄の駅や地下階を有する商業施設があるので、いざという時には駆け込む気でいる。

以前テレビで、警報が出てから着弾するまでは10分前後ではないかと聞いたことがある。

実際はもっと容赦ないかもしれないし、何もあてにならない情報のような気がするので参考にはしないでいただきたいが。

僕は家にいても職場にいてもその周辺を歩いていても、確実に10分以内に地下に駆け込むことができるので、非常事態に助かる可能性が高い。

恵まれているんだか悲しいんだか。

ウクライナの首都キーウの地下鉄。 地下100mを超える場所にも駅があります。(日本で最も深い地下鉄の駅は都営大江戸線六本木駅の地下42.3m) ロシアによる侵攻から1年。 地下鉄のホームが市民の命を守るシェルターにもなっています。 https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/ #ウクライナ #nhk_video

Posted by NHK NEWS WEB on Thursday, February 23, 2023

大きな災害や非常事態をニュースで見るたび、僕が実際に直面した時は僕一人が助かるだけでなく、たまたま隣に居合わせた老人の手でも引いて、もう一人助けたい、と考えている。

どれだけ足が速く一人で逃げても結局間に合わなかったり、その先で運悪く当たったり、想定外に真上から降ってきたり、結果助からないことだってあるだろう。

逆に、どうせ運良く助かるなら、赤の他人をもう一人巻き込もうじゃないか。

映画の見過ぎなのか、ここ数年はそんなことを頭の片隅にそっと置きながら過ごしている。


12年前、津波が来るというのに、台風や火事などから避難するために利用するのか、「馴染みの場所」として海を目の前にした避難所に地元の人々が向かい、多くの人が犠牲になった。

同じ時、地震発生時に海岸沿いをテレビロケしていた芸人さんは逆に、津波が来るから危険だとしてすぐに山方面に向かったエピソードも聞いた。

正しい知識を持って、「避難はそっちじゃない、こっちだ」と、誰かの手を引いて救えたなら、僕が生きてる意味がそこで1つプラスされるような気がしている。


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