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45年くらい前の自転車をオーバーホールしてみる(5):付属品をきれいにして組立てる

塗装まで終わったので、付属品のオーバーホールのお話です。
正直、各工程を同時並行でやってきたのでいろいろお気づきの点もあるかと思いますが、ご愛嬌ということで勘弁してください。

これまでの記事は下記リンクからご覧いただけます。

さてそれでは、
「関連部品を、洗浄して、防錆、グリスアップして組み立て」
ということで、進めてまいります!!

◆BB,クランク
以前の記事で、”コッタレス抜き”など様々な工具を購入して進めていましたが、分解した後の洗浄・防錆・組み立て編です。

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クランクを外した時は、ボルトナット部にサビがありました。油汚れもあったり前回適当に塗装した塗料の付着があったりしたので、

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洗浄して防錆処理液につけて組み立て時はグリスアップしながら進めた感じです。

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◆ディレイラー
今回の一番悩んだ部品でした。なんせ”バネ”がついているので、絶対苦労するだろうなと思って、


前後ともバラし工程を動画で撮影してみました。

最終的にフロントは、こんな感じで

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リアは部品が多くてこんな感じになりました。

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組み立ては各々難しかったのですが、洗浄とグリスアップして

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なんとか元通りに。本当に気が重かったパーツでした。

◆シフトレバー
こちらは、思ったよりも部品数が少なくて、

IMG_3904のコピー

案外汚れも少なかったので洗浄も簡単に済ませ、

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元の状態に。ディレイラーと比べると、お手軽な感じでした。

この他、ブレーキも・・・と思ったのですが、部品が足りなかったので安全性の観点からSHIMANO(BR-R451)を購入することにしました。

そしてタイヤ(前輪ホイール)なんですが、

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↑なかなかのさび具合!!

順番にバラしていくと

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元々のグリスも固着して、汚れとなっています・・・

細かい部品は洗浄液で洗浄して・・・

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ベアリングの受けも何度か洗浄液を入れ込みここまで綺麗にしました。

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防錆処理:さび除去剤に浸漬(残ったさびはワイヤーブラシ除去)

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防錆処理:さび止め塗装

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組み立て(グリスUPもやりながら!!)

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前輪組み立て完成!!

後輪は・・・実はまたこれが問題で、

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ここまでは洗浄して、さび取りしてと順調に進みましたが、

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ここからは工具がないと外せない・・・と言うことで

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こちらを買ったのですが、なんと爪の高さと幅が合わない・・・ので、
ヤスリでなんとか最適な高さまで爪の高さと幅を調整しました
(3日ほどかかったかも)

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外れたので洗浄液で洗浄し、

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↑さび除去液に浸漬
もっとバラして完璧にしようと思いましたが、

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さびの固着で2枚目までしかバラせずギブアップ。

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もともと装着していたチューブサイズを確認して、以下の製品を購入し

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組み立てて完成!!

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ということで、前後輪ともに完成しました。

が、このあと事件が起こりました。
結論から言うとベアリングキャップが外れてしまい、この子(タイヤ)たちは一時的に使えなくなりました。(実は、もう一台同時期に活躍した自転車がありました。ホイールが完成したのが、あまりに嬉しすぎてそちらに付け替え試乗しちゃいました。するとキャップが外れてしまったのです…)

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おかげで最終の完成時はもう一台のホイールを流用するしか今のところ選択肢はなくなりました。(チューブラーなので、パンクが怖い…ですが。)

というのも、

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リアはエンド幅120mmのフランジしかこのフレームには合わず、インターネットで探してもなかなか見つからない日々を過ごし、やっと見つけたと思ったら在庫切れのため入荷日未定という状況です・・・。

前を向いていかないと話が進まないので、ホイールの件は置いといて、次回は、いよいよ集大成、組み立ての工程です。果たして、最終的に完成できるのでしょうか?次回掲載まで乞うご期待!!

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<記事担当:RSK>

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