生涯のお気に入りアルバムを10枚
SNSにおいては「名刺代わりの〇〇」といったような企画が散見されるが、今回は4年程前に行われていた「生涯のお気に入りのアルバムを10枚」という企画をやってみる。説明は以下の通り。
音楽が好きな他者のCD棚やプレイリストを見させてもらうのと同じように、この10枚の選択はその人となりを表すかもしれない。
①CAPTAIN BEEFHEART&The Magic Band『amsterdam'80』(2006)
1980年のラジオ放送用音源を収録したアルバム。ビーフハートのスタジオアルバムは『美は乱調にあり』が好きですが丁度その頃のライブ音源。本当によく聴いたし、好きな1枚。
②Emerson,Lake&Palmer『Tarkus』(1971)
私をプログレの世界へと導いた1枚。グワングワン悪酔いするような複雑な音楽は、何故かテンションが上る。
③Hüsker Dü 『Zen Arcade』(1984)
コンセプトアルバムのハードコアでラストは14分のインスト曲という良く分からない1枚。ノイジーであり衝動的でもあり、クール。
④This Heat『Live 80-81』(2006)
なんかおっかない1枚。おどろおどろしいというか、決して明るい世界観では無い。でもクセになる。ボックスセットに入っててこれも良く聴いた。
⑤TELEVISION『MARQUEE MOON』(1977)
自分の中では不動の存在。とにかく美しい、と同時にNYパンクって何だろって思った1枚。多分、墓に入れるならこれ。「Littele Jony Jewel」が収録されているボーナストラック付きのリマスター盤が良い。
⑥Massacre『Killing Time』(1981)
フレッド・フリスの鋭いギターが格好良いんだけどキモい。奇妙でもあり気色悪さもある。これは衝撃的だった。
⑦Naked City『Torture Garden』(1991)
衝撃、インパクトだけでいったらこれが1番。ジャズ系の面々によるグラインドコア。重い、短い、うるさい、凄い。
⑧The Mars volta『The Bedlam in Goliath』(2008)
2000年代以降では一番聴いたかな。衝動的でもあり、それだけには留まらない知性もあり。パンク+プログレ。
⑨MAHAVISHNU ORCHESTRA『Birds of Fire』(1973)
弾きまくってる。気持ち良い。ジャズロックが好きで色々聴いてたけど絞るならこれかな。
⑩GONG『YOU』(1974)
サイケプログレ。反復が生み出す高揚感と宇宙的サウンド。1974年にこんな音楽があったなんて。
まとめ
良く言われることですが10枚に絞るのが難しい。でも私のルーツになっている音楽ばかり。多分そのときそのときでまた変わるアルバムもありそうです。
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