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決まり手:第一印象

5月の引っ越しに向けて、ついに業者を決めた。
3社に見積もりをもらい、3社目に決めることにした。

交渉は営業マンである夫にやってもらった。
(私はそういうの大の苦手)
某大手引っ越し会社推しだし、ネームバリュー重視の夫のことだから、
結局そこに決めるんじゃないかと思っていたら
意外にも3社目の、正直名前も聞いたことがない会社に決まった。

見積額は似たようなものだったので理由を聞いてみた。
「第一印象でこの人にしようって決めてた」

出たーーーーー!!!!よく聞くやつ!!!!

就活から社会人になってから今まで、何十回(もしかしたら何百回?)と聞かされている「結局第一印象で決まる」ってやつ。
改めて目の当たりにするとなんか、「あるあるとは聞いてたけど実際経験したことないやつ」にやっと遭遇した気分で、ちょっと感動すら覚える。

その営業マンだけは時間少し前に到着し、シワのないスーツを着て、妻である私(子供達が邪魔しないように別室にいた)にもしっかりお辞儀して挨拶をしてくれた。
出会いからもう、他の業者に勝っていた。
こちらのちょっと無茶な依頼には「申し訳ございません。それはご遠慮ください」とはっきり断る。もうそれすら好印象に思えるほどだった。


遡ってその前日に、弊社の営業マンたちのアピアランスをもう少し改めようという話が出たが、当の営業マンたちは反発しているという話を聞いた。
カッターシャツなんか着たくない!と言っているらしい。
そもそもうちの規程は特に昔から変わっていない。
変わっていないのに、いつからかみんな無地Tジャケパンに移行してしまっただけ。
気づかないうちに、第一印象だけで他社に負けてるかもよ?と言ってやりたくなる。

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