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仕事を休むのに理由なんていらない。同僚に迷惑がかかろうとも。

ロッシーです。

今日で夏季休暇は終わり。

明日、つまり8/17から会社が始まる。でも、17、18日とも休むことにした。

なぜなら、暑くてしんどいから

「え、そんな理由で?」

と思った人は、会社教という宗教にかなり洗脳されていると思う。

「暑くてしんどい」のは、会社を休む立派な理由だ。

というか、仮に「暑いけどしんどくない」状態であっても、休みをとるのは全然OKだと思う。

休みたいんだから休む。

それ以外の何物でもない。

休みに理由などいらないのだ。

「あ~なんか休もうかな。」

それで全然OK。

「理由なき休み」

それこそが本当の意味での休みだと思う(理由なき反抗みたい笑)。

もっと、みんながそうやってドンドン休みをとればいい。

お互いに「あいつ休みやがったな」と牽制しあっている会社よりも、「あ、〇〇さん休みなんだね。」で済む会社のほうが、どんなにか働きやすいだろう。

そういう会社が増えれば、社会全体が休みに寛容な社会になっていくと思う今日この頃である。

さて、よく「休みをとることが全然できない会社」というものを見聞きするが、それも不思議な話だ。

普通に考えてみてほしい。イチ社員が休みをとったくらいで業務に著しく支障が出るわけがない。だから、別に社員が休みをとっても問題はないはずだ。

しかし、そういう会社が現実には存在する。おそらくその原因は、ほかでもなく、そこで働いている社員自身だと思う。

つまり、

 ①周囲に遠慮をして休みを取らない社員ばかりがいる
 ②そういう社員が偉くなると部下にもそれを求める
 ③そういう部下が偉くなると、その部下にもそれを求める

というかたちで、組織内の「休みをとらない」構成員がどんどん増えていき、それが社風になってしまう。そして、不幸の拡大再生産が続くわけだ。

この拡大再生産のプロセスを止めるには、誰かが勇気をもって休みをとるしかない。そして、「あ、休んでもいいんだ」という雰囲気にしていくしかない。

そういう意見を言うと、必ず出てくるのが、こういう言説だ。

「休むと同僚に迷惑がかかるから、休めない。」

でも、ちょっと考えてみてほしい。

同僚に迷惑がかかるのだとしても、それはあなたが責められるべきことなのか?

確かに、あなたが休むことで同僚の仕事が増えて迷惑をかけるかもしれない。しかし、そのような体制にしているのは、経営者である。経営者が余剰人員が全くない状態を許容しているからそういうことになるのである。

とすると、あなたが責められるのはおかしいということになる。本来責められるべきは、経営者のほうだろう。(※現実には、経営者ではなく業界構造的に過酷な労働環境になってしまっていることもあるだろう。ただ、この記事ではそこまで広げることはしない)

だから、同僚に迷惑がかかろうが何だろうが休めばいい。そして、ここが大事なことなのだが、同僚が休みをとってあなたが大変になったとしても、同僚を責めてはいけないのだ。これは決してやってはいけないことだ。

「同僚が休んだ ➡ 私の仕事が大変になった ➡ 同僚が悪い」

なんと視野の狭い見方だろうか。そういう単細胞かつ短絡的な考えはやめるべきだ。

経営者にしてみれば、従業員同士で勝手に最適な人材配置をやってくれて、しかも法的に認められた有給休暇という権利を放棄までしてくれるのだから、笑いが止まらないだろう。

「でも、実際に業務に支障が出るわけで、それはどうするの?」

と思うかもしれない。

しかしこれも結論から言えば、

「支障が出るままにしておけばいい」

の一言である。放っておけばいい。あるがままでいい。Let it be.である。

そもそも、支障が出たら「私がなんとかしないといけない」と思ってしまっているところがすでに会社教に洗脳されている証拠だ。

支障が出たというのは「経営がうまくいっていないサイン」である。従業員がしないといけないのは、それをきちんと経営者に報告することであり、解決することではない。解決するための施策を考えて指示命令をするのは経営者の役割である。

経営者ではない人間が、支障が出ないように頑張って解決してしまうと、経営者は「今の状態でうまく経営ができている」と勘違いしてしまう。

だから、支障が出るのはむしろ良いことであり、支障が出ないように頑張ることは、単なる対処療法でしかない。努力の方向として間違っているのである。

対処療法でも頑張り続ける責任感の強い人はいる。しかし、そういう人だって生身の人間だ。いつまでも押し寄せてくる業務の波に抗い続けることはできない。いつかはメンタルをやられてしまう。

だから、そのような努力をしない勇気をもってほしい。あなた自身のためにも。


ここまでの話をまとめよう。

要するに、

「休みたいなら休めばいい」
「休んだ同僚を責めてはいけない」
「業務に支障が出たら解決より報告が大事」

ということだ。

まあ、上記で述べたことはかなり極論に近い部分があるが、こういう意見に触れることで、少しでも会社教からの洗脳が解ければ幸いである。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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