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ネットショッピングに例えて、潜在意識をこんこんと語る

本日、我が家に4つ目のキーボードが届いた。
すべてロジクールで揃えている。
あともう一つ、どうしても欲しいキーボードがある。
しかし、そのキーボードは希望の配列も色もない。
もどかしすぎて、毎日Yahoo!で希望の配列・色のキーボードが発売になっていないかを確認している。
要望が届くのであれば、カスタマーセンターにでも電話して依頼をかけたい。

最近、キーボードをネットでやたら買い込んでいるため、改めて感じたことがある。
ネット通販は、潜在意識のストーリーの縮図のようなシステムである、と。

こんなこと、とっくの昔にみんな言っていることであり、これを読んでいるあなたも、きっとどこかで耳にしたことがあると思う。
それでも、あえてここに書きたい。

まず、買い物の最もテンションが上がるタイミングはいつだか、みなさんはご存じだろうか?
買う前?買っている最中?買った後?


答えは…「買う前」

これは私が勝手に言っていることではなく、そういったアンケートでしっかりとデータとして出ているようだ。
実際に買う前に、すごくワクワクしていると思うのだが、みなさんはどうだろうか?
私はキーボードだけではなく、服もよくネットで購入する。
写真を見ながら「このキーボードが私の手元にあったら、きっと楽しくnoteを書いている自分がいる」とか「この服を着て彼とデートしたら絶対褒めてくれる!」とか、自分にとってのメリットを感じたり、それがあることで自分の生活が豊かになることを想像しながら、買うかどうかを考えると思う。

オーダーをするとき、ワクワク感が出るのはこれと同じ原理なのではないか。
そしてそのワクワク感があった方が、具現化しやすいという。
自分の本当の気持ちが投影されているから。

そしてワクワク感に思いを馳せながら、ネットでポチっとする。
「あ~何日までにはくるかなぁ」「はやく触りたい(着たい)なぁ」と思いながら過ごす。
ここが潜在意識で言うところのタイムラグ。
ここは、ものによっては「そんなん頼んでたっけ」と忘れていることもあるが、楽しみにしている分だけ待ち遠しく感じてしまうところもよく似ている。
でも、ここで考えてほしいのだが、届く商品のことを考えてネガティブな気持ちになる人はそうそういないのではないだろうか。
「もし、届かなかったらどうしよう」「物が欠品して注文が白紙になるんじゃ…!?」なんて考える人、きっといない。
Xの「存在しない人bot」に載せてほしいくらいいないと思う。
だから、商品はほぼ100%あなたの手元に届く。

これが、潜在意識の願望になると不安になる人は多い。
「復縁できなかったらどうしよう」「彼女ができているかも」「私のことなんてきっと忘れている」と、こんな風に。
私自身、思ったことがあるからこそ、ここに書いています。

この時点であなたは「選ばれる側」に立っていることに気付いてください。(エラそうな物言い、先に謝ります)

ネットで商品を見ている時、あなたは「選ぶ側」にいますよね?
「このトップスもいいけど、このワンピもいいな」
「彼と復縁という未来もいいけど、もっと素敵な彼との人生もありやな」
これは同じ立ち位置です。
こちらが、「商品を選んであげている」んです。
だって自分の人生ですから。
そして今のあなたは真っ白な状態。
で、あれば、何を選んでもいいんです。
そして「どうしても彼との復縁がいい!」という選択肢を選んだはいいものの、結局彼に選んでもらう人生を待っている。そんなスタンスになっていないか、改めて振り返ってみてほしいのです。
(※行動を起こしてください!!という警鐘を鳴らしているわけではありません)

あなたは「商品をどれにするか決めるあなた」になれていますか?それとも、「選ばれるのを待っている商品」ですか?

決めたのなら、その未来になるまで楽しく待ちましょうよ。
「あの服が届いたら、あの場所にデートに行こう」と、楽しい未来に思いを馳せましょうよ。
「彼の周りにはかわいい子がたくさんいる。私なんか絶対選ばれない」じゃないんですよ。
あなたが選んだから、そうなるんです。

そして、商品が家に届きますよね。
でも、人は欲望の塊だから、もう次の商品を目で追ってますよ。
注文したときの高揚感なんて、どこに吹く風。
「もう届いたんか。ほうほう。まぁこんなもんか!次はなに買おうかな~」ってなもんです。
どれだけ楽しみにしていたとしても、こんなもんです。

だから、今は彼と両想いになることだったり、復縁することが、エベレストを登るくらい大それたことのように考えていると思うが、実際に交際が始まったら「こんなもんか」ならまだしも「嫌なところが目につきだしたな」なんて未来がくる可能性だってあるわけで。
だからこそ、交際だけに、結婚だけに重きを置かずに「どんな自分になりたいか」「どんな自分でいたいか」と考えることは大事なんだと思う。

なぜこんなにも熱く語っているのかというと、最近彼とのことで私も思うことがあったからだ。
ここ数カ月、彼とうまくいっている間は「彼への執着が薄れた気がする」と思っている自分がいたが、そんなのは当たり前のことなのである。
だって心が安定しているから。
執着しなくてもそばにいるから。
でもこれは本当の意味で執着がなくなったわけではない。
現に私は執着はなくなったと思いながらも不安はあった。
彼が他の人と会っていたら…とか、今は楽しいけど未来のことはわからない…とか。
エラそうに言っていても、やはり一庶民。
(こういう人間味あふれる自分の性格もなんだかんだ言って好きです)

だが、先日彼と会っている中で彼に対して吹っ切れた出来事があった。
「あ、私この人でなくてもいいかも」と初めて心底思った。
それと同時に「私に選ばれたいならそっちが私のレベルまであがってこい」とも思った。
そこで私は「今まで自分の方が、彼より下にいるとずっと思っていた」ことに初めて気づいた。

今、彼が他の女性を選んだとしてもなんてことはない。彼を思って不安になることもない。正直、どうでもいいレベルにまで達している。
彼と交際を始めて、別れて、今に至るまでこんな感情になったことはなかったが、執着が抜けるとこんなにも心が軽くなるのかと清々しく思う。

今の私はなんだって選べる。
彼が私のレベルまで上がってこれたら、再交際を考えなくもないが、他の男性とも新しい関係性を築き上げていくことだってできる。
そう、こちらが選ぶ。
主導権を握る。
現実での話ではなくて(それでもいいけど)こちらの心持の話。

正直、私はもう復縁なんてオーダーしていない。
それよりも自分が最大級に幸せになること。これに尽きる。

すべてのことに意味はあるので、私が急にキーボードを愛で始めたことにも、彼に愛想を尽かしたことにもきっと意味はある。

エラそうに物申している一庶民がこれを証明するには、最大級に幸せになるしか道はないので、人生を終えるころにみなさんに合っていたかどうかお話したい。


地味に文字数が多くなってきたので、本日はこのへんで。


それでは、また。

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