好かれる人とは

誰からも嫌われたくない。
これが原点である。

では好かれる人間とはどういう人間なのか。
たとえ自分の本質がそれとは違っていても、言葉にして理解することで真似ることは可能だろうと、そう考えている。

1つ 感情表現が豊かであること
2つ 時に自分を擲つこと
3つ 否定しないこと


これで9割型の人間は攻略できる。

1つ 感情表現が豊かであること

喜びはもちろん、怒りや悲しみもやや大袈裟なほどに表現するのがよい。不安は人間を攻撃的にするものだから、相手に不安を抱かせないのが肝要である。
目の前の人間が打っても打っても響かぬ人間の場合(こいつは何を考えているんだ)と不安になる。ひどい場合は(今自分を悪し様に見ているのではないか)と疑心暗鬼にも陥る。
そこで感情をしっかり外部に表現することが必要になってくるのだ。
すこしコミカルに表現することも良い効果を得られる。これによって自分には攻撃の意思がないことをアピールするのである。

2つ 時に自分を擲つこと

人間は自分が損をしていると思うと攻撃的になり、逆に少しでも取り返そうと強欲になる。では自分が得をしていると思ったときは寛容になり、こちらへ譲る心持ちも生まれるのではないか。
仕事面でも家庭面でも、やや自分が損をしていると思うように作業を分担するのが良い。そうすればきっと相手は寛容になる。

ただし、これは一方的な搾取を許す糸口にもなり得るので、その気配を感じたら素早く人間関係を解く必要がある。

3つ 否定をしないこと

目の前の人間が敵か味方か、判断する材料は行動・表情・言葉といったところだろうか。この中で目の前にいなくても行使できるのが言葉である。これの使い方を誤れば嫌われの道へまっしぐらなのだ。
「いや」「でも」の2文字はそれだけで相手を構えさせる。否定は攻撃だ。特に剥き出しの否定ははっきりと相手に見える凶器になり得る。絶対に封印しておきたいものである。
とはいえどうしても意見の相違が生まれてしまう場合もある。そういう時は意見の受け止めから入り、しっかり真綿にくるんだ状態にして否定するしかないだろう。私はあなたの敵ではない。

具体例は追々。

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