ロルファーユキ

人生の半分はダンサーとして、2005からはダンスもしつつロルフィング®︎の世界へ。母にな…

ロルファーユキ

人生の半分はダンサーとして、2005からはダンスもしつつロルフィング®︎の世界へ。母になる前には月に80セッション近く。ピラティスインストラクターでもあり、ロルフィングとピラティスを融合させたレッスンも提供中♪ https://linktr.ee/rolferyuki

マガジン

  • MAGAZiNE:ホリスティック研究室+

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    ホリスティック研究室+(ぷらす)が発行しているマガジンです。様々な担当者が、からだをホリスティックに伝えていきます♡お楽しみに。「必要としている人に必要な情報が届くように」がテーマ。

最近の記事

見えているものは人によって異なる理由

私たちが自分の目で見ているもの。 同じものを見ていると当然のように思ってしまっていることで、もめたりすることってたくさんある気がします。 「ここ汚れているのになんで掃除しないんだろう?」 「ここにあるのに何で気付かないんだろう?」 そんな経験ありませんか? 自分が見ているものと、相手が見ているもの。 そこが違ってくる理由はたくさんあって、 そもそもヒトというのは自分が見たいものを見ているのだ なんていう哲学的・脳科学的な理由も有名です。(そしてまさしくその通り)

    • 身体の中の脂肪って思っていたより綺麗だった!

      タイトルは、最近開催したWSやゲスト講義の中で、身体の中の映像を紹介した時の生徒さんの感想です。 フランス人外科医(専門は手)の先生が、手術中にマイクロスコープで筋膜を撮影した映像。 International Fascia Research Congressという世界で初めて臨床家と研究者が一緒に筋膜について研究していこうと作られた団体。その団体の初の会でこの映像が発表された時、ロルフィング®︎界はとてもとても盛り上がっていたのを思い出します。 生きている身体の中の筋

      • 踵体重と足の指先

        2ヶ月の夏休みを経て、久々の投稿となります。皆さん、お元気でしょうか。 2ヶ月前まで地道ぃに続けてきたnote。また地道ぃに続けていきたいと思います。 久々の今回はちょっと準備運動がてら、ゆるーく、踵体重と足の指先のお話を。 2ヶ月noteの更新はお休みしつつも、ロルフィング®︎のセッションや、運動指導者対象のホリスティック・システムは継続していました。 その間、たびたび出会った、踵体重問題。 その間に限らず、常に踵体重問題には出会います。SNSを見ていると足の前体

        • 前肩も二の腕たぷたぷも猫背も肘のせいかも

          *加筆&編集@6.26.2023。「自分がそうなのかわからない」セクションに小見出しと注意書きを加えました* 腕や肩の使い方に悩む方はとても多く、運動なんかをしていて、上肢で体重を支えるような動き(プランクとか、よつんばいとか)があると必ず問題化してきます。 腕の使い方を改善させるにあたり、肩甲骨が動けていることは重要因子ではあるんですが、実はその肩甲骨は、いろいろなところに影響されます。その中でも、日々の生活の中で癖が出やすく、改善のための意識がしやすい関節の一つが『肘

        見えているものは人によって異なる理由

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          力を抜くのが苦手な人のための力を抜くスイッチ

          「力抜いて〜」 何かしらレッスンを受けていたり、美容院で髪の毛を洗ってもらっていたりと、いろんなところでよく聞くことの多いこの言葉。 この言葉、そこまで聞かないけどなー、と言う人は、きっとそこまで力が入ってないタイプかと思うので、この先読まなくて大丈夫! 今回は「力を抜いて」とよく言われる、けど、なかなか抜けないんだよなぁ、抜くのが苦手だぁ、という人に向けて、力を抜くスイッチをシェアしていきます。 力を抜くのが苦手な人は、力入れてるつもりがないことが多い力を抜くのが苦

          力を抜くのが苦手な人のための力を抜くスイッチ

          顎の上がり過ぎ?引き過ぎ?最適な位置の見つけ方

          証明写真のような写真を撮ってもらう時に「顎を少し引いて」と言われたり、 「顎が上がってて姿勢が悪いから顎を引きなさい」と言われたり、 ふと撮られた写真の自分を見て、顎が上がってたり、頭が前に出てて、見栄えが良くなかったり、 良い姿勢といえば、顎を引いて背筋を伸ばす、というイメージがあったり 顎のポジショニングは困っていたり悩んでいたりする人が多い場所。 今回はそこについて、何がいけないのか、ということや、シンプルで簡単な最適な場所の見つけ方をシェアします。 顎が上

          顎の上がり過ぎ?引き過ぎ?最適な位置の見つけ方

          ピラティスブーム来る。グループリフォーマーで気をつけたいこと

          最近のピラティスブーム。私は勝手に第3次ピラティスブームと呼んでいます。(第1次は渡辺満里奈さんの頃、第2次は米倉涼子さんの頃) ちょっとしたブームが始まった頃から、ピラティスの資格取得できるところが次々と増えてきました。流派も様々。 国際資格になる、しっかりとした日数必要なものもあれば、ピラティスという名の「これはピラティスなのか?!筋トレなのか?!」みたいな週末程度でとれる資格まで色々!! 細かいことは是非調べてもらえればと思うけれど、今回はピラティスを勉強するにし

          ピラティスブーム来る。グループリフォーマーで気をつけたいこと

          運動嫌いな人も、ここだけおさえて歳を重ねる準備をしよう!

          40代に突入して数年、年々感じるようになる身体の変化。つい先日同年代の友人ともその話題に。 元々人生半分ダンサーで、ロルフィング®︎というボディワークもし、ピラティスのインストラクターでもある私。 基本、ぐーたら人間なんです と、言っても、なかなか信じてもらえません。 偶然ダンスが好きだから動いてきたし、それゆえ、動く気持ち良さや楽しさを知っているだけで、「動かないではいられない!!」というタイプではありません。 (独身時代も、自分でピラティスもヨガもできるけれど、家

          運動嫌いな人も、ここだけおさえて歳を重ねる準備をしよう!

          ロルフィング®︎の動きの概念を動きの指導者に

          2012年からスタートしたホリスティック・システム。 ロルフィングの動きの見方やアプローチを知りたいという声開催を決める以前、運動指導者である多くのクライアントから、 ロルフィングの動きの見方やアプローチに興味があるんだけれど、海外まで勉強に行けないし、ロルファーになって施術したいわけではないんですよねー という声を聞いてきました。 その気持ち、わかる! 私もそうだった! 私は最初からロルファーになりたかったわけではなく、ロルフムーブメントと呼ばれる、ロルフィングの

          ロルフィング®︎の動きの概念を動きの指導者に

          腸腰筋って2つの筋肉

          今回は超絶短めです!でもやっぱり伝えておきたい! よく聞く筋肉名の1つである腸腰筋。 これは2つの筋肉をまとめてそう呼んでるだけだって知っていましたか? 腸腰筋=腸骨筋+腰筋(大腰筋) 両方とも大腿骨の小転子と呼ばれるところに付着しているため、セットで“腸腰筋”呼ばれがちな筋肉です。いつとまとめて呼ばれがちで怒っているに違いない(笑)* 腸骨筋と腰筋(よく大腰筋と呼ばれるけど、これまた大腰筋と小腰筋とあったりします)は、立派に別々の筋肉で、 腸骨筋は、その名の通り

          腸腰筋って2つの筋肉

          前ももが硬ければストレッチ→で効果が出るわけではありません

          前ももが張る。 それが気になる人はとても多いように思います。脚が太くなる原因の1つでもあるから、ここのストレッチはよく紹介されてますね。 ただ、ほんとに前ももが張ってしまっている時、ストレッチくらいではどうにもならないことも多々。 もしくはストレッチして良くなったかのように思っても、また張っちゃったり、そもそもストレッチすることで痛いところがあったり。 今回はそんな人向けにおすすめのお話。 この座り方が心地良くできるかできないかこちらの座り方。よく見かけるか座り方で

          前ももが硬ければストレッチ→で効果が出るわけではありません

          ごりごりマッサージしてませんか?

          痛みがある方が効く気がする! マッサージをしたりされたりする時、そんな風に思っている方、多いのではないでしょうか? 100歩譲って、マッサージを受けている時はともかく(個人的にはそれもあまり良いとは思わないけど)、自分でマッサージする時には、ものすごーく注意してほしいところです。 ごりごりマッサージ、何がいけないの?今回は特に、自分でマッサージをする際のことを話して行きたいのですが、なぜその時にゴリゴリがいけないか。 それは… やりすぎる傾向が強いから です。

          ごりごりマッサージしてませんか?

          ストレッチも筋トレもいらない、骨盤を立てるために一番簡単にできること

          最近よく目にするのが「骨盤を立てるために今すぐ出来ること」的な記事。 そこに書いてあるのは、 こういうストレッチや、こういうトレーニングが必要ですよ! と、いうこと。 が、しかし、そこに紹介しているストレッチやトレーニング、そもそもの最初のポジションが、骨盤を立てられない人では的確にできないものばかり。 なので、今回は一番簡単に誰にでもできる、ストレッチでもトレーニングでもないことをご紹介したいな、と。 結論から言っちゃうと…それは椅子の座り方! いや、だからさ、椅

          ストレッチも筋トレもいらない、骨盤を立てるために一番簡単にできること

          結局のとこのからだを使う時のポイント

          長めの“はじめに”2022年も残すところ後2日。2022年最後のnoteは、ざっくりとした今年の総括としての、からだを使う時のポイントのまとめと同時にちょっと自由に書いてみようかな、と。 だらだら書いちゃうので、スルーしたい人は是非スルーを。 総括といえば、noteさんがこんなまとめをしてくださってましたね! へぇぇぇ。みたいな。決してスキが多いわけではない記事がたくさんの人に読まれているものでびっくり。 そしてあらためて、スキをくださる読者の皆様。ありがとうございま

          結局のとこのからだを使う時のポイント

          肩は下げなくていい

          肩が上がっている、ということを気にする人は多いもの。特に身体を使う系習い事なんかをしていると注意されることナンバー1,2を争うのではないでしょうか。 かくいう私も長年にわたって「肩が上がっている」と注意を受けてきました。そんなに注意されているのになかなか改善されないって、本当に私にセンスがないのか何なのか。 とにかく長年悩んできたことなので、ロルフィング®︎を学んで納得できる答えに行き着いた時のスッキリ感といったらありません。 ということで、今回は、肩が上がっていること

          肩は下げなくていい

          反り腰、プリケツ、太ももパンパンはセットになりやすい

          身体や動きのレッスンをしていて、よくリクエストに上がるのが ・反り腰と言われるから直したい ・おしりをプリプリにしたい ・太もも(特に前側や外側)がぱんぱんになるから改善したい ということ。 実は、反り腰、プリケツ、前ももパンパン、というのはセットになりやすい(もちろん他にもいろんなセットがあるけど)。今回はその理由をちょっと紹介。それを知ると、その中のどれかに当て早まる人の解決策にもなるかも。 本当の反り腰の人はなかなか少ない3点セットの前に、まずは反り腰の説明を簡

          反り腰、プリケツ、太ももパンパンはセットになりやすい