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【秋野不矩】日本画 / 彩色 「女人俑」査定 買取 致します。


作品名: 女人俑
作家名: 秋野 不矩
作品詳細: 紙本・彩色 41×60.6cm(12号)


◎秋野 不矩の芸術

秋野不矩(1908年 - 2001年)は、日本の女性日本画家で、静岡県出身です。彼女の絵画は、日本の伝統的なテーマと西洋絵画の特徴を融合させた独特のスタイルで知られています。

秋野は19歳で画家の道を志し、初めは石井林響に師事しました。その後、京都の西山翠嶂にも師事し、京都の画塾「青甲社」に入塾しました。彼女は、1936年に文展鑑査展で選奨を受賞し、戦後は「創造美術」(現:創画会)の結成に参加し、西洋絵画の特質を取り入れた新しい日本画を模索しました。

特筆すべきは、1962年に54歳でインドのビスバ-バラティ大学(現:タゴール国際大学)の客員教授として招かれ、1年間滞在したことです。その後もインドをはじめ、アフガニスタン、ネパール、カンボジア、アフリカなどを訪れ、これらの国々の風景や人々、寺院などをモチーフにした作品を多数制作しました。

彼女の生涯と作品については、浜松市秋野不矩美術館が詳細な情報を提供しています。美術館は、秋野不矩の故郷である天竜二俣の町を見下ろす丘の上に建てられており、1998年に開館しました。美術館では、彼女の作品や美術館の成り立ち、建築の見どころなどを展示しています。

秋野不矩の芸術は、日本画の伝統に新しい息吹をもたらし、国内外で高い評価を受けています。彼女はその功績により、1991年に文化功労者に顕彰され、1999年には文化勲章を受章しました​​​​​​。


◎秋野 不矩の日本画

秋野不矩の日本画は、彼女の独特のアプローチと、伝統的な日本画と西洋美術の特徴を融合させることで知られています。彼女の作品には以下のような特徴があります:

  1. 伝統と革新の融合: 秋野不矩の絵画は、日本画の伝統的なスタイルに留まらず、西洋絵画の影響を取り入れた新しい表現を探求しました。彼女は、日本画の伝統的な技法と題材を用いながらも、西洋の抽象表現主義や印象派の要素を組み合わせることで、独自の芸術世界を創り上げました。

  2. インドとの深い関わり: 秋野不矩はインドに深い魅力を感じ、その風土、人々、文化をモチーフにした作品を数多く描きました。インド滞在の経験は、彼女の作品に多大な影響を与え、彼女の芸術的な視野を拡大しました。

  3. 人物画への新たなアプローチ: 彼女は人物画においても新たな境地を開きました。特に女性や子供を描いた作品は、繊細かつ力強い表現が特徴です。彼女の人物画は、人物の内面の感情や魅力を捉えたものであり、見る者に深い印象を与えます。

  4. 国際的な評価: 秋野不矩の作品は、国内外で高く評価されています。彼女の絵画は、国際的な美術展にも出展され、日本画の新たな可能性を国際的に示しました。

秋野不矩の作品は、その革新性により、日本画の伝統に新しい息吹をもたらしました。彼女の作品は、日本画の伝統的な技法と題材の枠を超えて、新しい表現の可能性を探求した点で、特に重要な位置を占めています​​​​​​。


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