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「助けて!」を言ってみると楽になる。ヘルプを出せなかった私の体験談

こんにちは、ことえです。
あなたは、誰かに助けてほしいときに、「助けて」と言えるタイプですか?
それとも、言えずに無理をして頑張ってしまうタイプですか?

今までの私は、本当に、人に頼るのが苦手でした。
頼ることを想像すると申し訳ない気持ちになり頼れない。
相手だって忙しいのに、相手の時間使ったら迷惑だよね、と。

仕事でも「何か手伝おうか?」と言われても「大丈夫ですよ♪」と返すのが常でした。
でも、本当は、大丈夫じゃなくて気がつくとキャパオーバー。

だったら、人に頼ったらいいのに、とは頭では思うけれど、頼れない。
「助けて」と言えない。
頼って迷惑をかけたくない。

また完璧主義なところがあって、仕事を完璧にこなしたいが故に、自分で全部やりたい!という思いもあり、余計頼れなくなっていました。

逆に、頼られるのは、本当に大好きで、「手伝って!」と言われると嬉しくなってしまいます。
でも力になりたい!の気持ちが働きすぎて、自分を犠牲にしてでも手伝っていました。
身体は疲れてるし、気持ちもボロボロだけれど、でも食いしばって頑張る!!!!
私が頑張れば、みんながうまく仕事が回るなら、自分が残業しても、多少、休みがとれなくても構わない!みんなのために頑張りたい!

そんな精神でいた私は、あるときポキッと折れてしまったんですよね〜。
詳しくは長くなるので省くのですが、忙しさの上に、人間関係のストレスが重なって、身体も心もキャパオーバーになった時に限界がきました。

私は、仕事で泣いたことはなかったのですが、(子どもの成長に感動して思わずうるっとくることはあります)
10年目にして、初めて仕事中に号泣してしまったんですよね〜。
思い返したら、恥ずかしや〜。

頑張っていたけれど、身体と心がもう限界で。
でも、頑張りたい気持ちが強く。
上司の前である時「がんばりたいのに、全部こなせないんです。」ってうずくまって号泣。

私が、仕事中に、取り乱すのは本当に初めてのことでした。
なので、なんだか私以上に、上司や上の方が慌ててしまい、すぐに労働環境を改善してくれました。(今、思えばちょっと負担の多い環境でした)

その時にかけられた言葉が「言ってくれればよかったのに」「無理しなくていいのに」「そんな姿見せないから、全然わかんなかった」「もっと言っていいから!」「気づかなくて(労働環境)申し訳なかった」などなど。

噂を聞いた、同僚からも「手伝うから言ってね」の優しい声。

その時に思ったのです。
私はもっと、みんなを頼ってよかったんだな〜。
「助けてほしい!」「できないって言えればよかったな〜」
無理して我慢しないで、もっと早くヘルプを出してよかったんだな〜。

(現在、私はコーチングを受けていて、私が人を頼れないのは幼少期の経験からきていたことがわかったのですが)

その時をきっかけに、私はもっと周りを頼っていこう!自分に無理をしないで生きよう!と決めました。

でも、いざ頼ろうと思うと、結構、最初はハードルが高かったのです。
だってずっと頼ること=悪いことのように思っていたから。

そこでちょっとしたところから初めてみました。
仕事中に「手伝いましょうか?(ヘルプしましょうか)」という優しいお申し出があったら、素直に「お願いします」と言ってみる。
まずはこんなとこから、はじめてみました。
(これさえ、最初はなかなかできなかったのです。)

繰り返し、繰り返し、やっていくとだんだんと、自分も頼める自分に変わっていきました。
同時に自分との関係性を見つめていき、気づいたことがありました。
それは、私が、人を頼れなかったのは、自分を信頼していなかったからなのだということです。

自分を信頼していると、相手も信頼できるようになります。
結果、頼れるようになるんですよね。
ちなみに過去の自分を分析するとこんな感じです。

助けてを言えないのは、相手というより自分を信頼していないから。
自分がやった方が完璧にできるというのは、自分のエゴだったから。
頼られていると嬉しくなって無理しすぎるは、承認欲求が強かったから。

でもこれは悪いわけではなく、全てが気づきのきっかけで、私が私を変えるチャンスでした。

全ては、自分との関係性だったんですよね〜。
「頼る」練習をしていきながら、自分との関係性を見つめていくうちに、私は、どんどん人に頼るのが上手になっていきました。

自分を信頼することで、相手も信頼できるようになったんですよね。

そもそも、人は一人で生きていけないので、自分で何でもできると思うのは一人よがりな生き方だったな〜と思います。
だって、私のライフライン全てが誰かが支えてくれる上で成り立ってますしね!生まれた時点でもう周りを頼って生きています。

そして、周りを頼り始めたら、私が思ってた以上に、みんな喜んでくれることにも気づきました。
みんな誰かの力になりたい!のは一緒なんですね。

自分ができない部分も認めて、頼りだすと、何だか、いろんなことがうまく周りはじめました。

そして、そして、思ってた以上に周りはとっても、とっても優しかったです。

だからもし、あなたがかつての私と同じように、人に頼れなかったら、勇気を持って、頼ってみてほしい!
身体と心に限界がきていたら、絶対ムリしないで。「しんどいです」って誰かに伝えてみてほしい。それだけで少し楽になりますよ。

もっと人に頼っても大丈夫!頼ってもあなたの価値は変わらないから。
かつての自分にそう言いたいな〜と思います。

あなたが、穏やかで心地よい生き方ができますように!


追伸:人に頼れるようになった私は、最近、自分のポンコツ具合がわかるようになりました。
私は本当に、エクセルが苦手・・・。
できない自分を諦めて受け入れることにしました。
無理してやるのではなく、もはやできる人に頼む(その方が全体の仕事も早く進むし)
パソコン仕事が大得意な同僚が嬉々として、私の仕事を手伝ってくれているので、穏やかに働けています。
絶対、note見ないと思うけど、いつも本当にありがとう♪




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