犬の視力はどのくらい?

犬は景色が白黒に見えているなんてよく聞きますが、本当でしょうか?
また、遠くからでも飼い主の存在に気付いて尻尾振って近づいてきてくれるワンコの視力はいったいどのくらいなのでしょうか?
今回は「犬の視力はどのくらい!?」について書きました。

視力について答えを先にいうと、犬の視力は大体0.2~0.3程度といわれていて、焦点を合わせる能力が弱く視力がぼやけて見えているそうです。
その理由はヒトの目は正面を向いているのに対し、犬の目は外側40度あたりを向いているため焦点を合わせにくいとも言われています。(犬種にもよります)
ただそれは欠点ではなくうまく利点として使われてきました。
犬はもともと狩りをしてきた生き物なので広い視野を持っています。
ヒトが見渡せる視野が180度なのに対して、犬の視野は250~270度と広範囲の視野を見渡すことができます。

また、犬種によっても視力に違いがあるそうです。
それは視覚獣猟犬(サイトハウンド)に分類される犬種ボルゾイやアフガンハウンドなどは、視野の中でも水平方向に良く見える部位がある一方、
短頭種では視野の中で正面が最もよく見える部位だと考えられるそうです。

【視力はそれほど重要ではない?】
ヒトは視覚から得る情報の80%は視力に頼って生活していると言われています。
それに対して犬は視覚に頼る割合はとても低いそうです。
では、どこから情報を得るのかというと耳(聴覚)と鼻(嗅覚)です。

ヒトが聞き取れない音域や範囲の音を聞き取り、ニオイの種類によっては人間の100万倍~1億倍の嗅覚があると言われています。
話が逸れますが、僕が学生のころ、犬学の先生が「犬は25mプールに1滴のお酢を垂らしてもニオイを嗅ぎ分けられる」といっていました。
実際に僕が調べたわけでも見たわけではないので本当かどうかは分かりませんが、専門家の話なので本当だと思っていますが。(笑)

【犬は色の識別が苦手】
その他にも犬は色の識別が苦手と言われています。
その理由は網膜には錐状体(すいじょうたい)という網膜の細胞のひとつである色の識別に関わっている細胞があるのですが、ヒトに比べると犬の錐状体は種類も数も少ないようです。
ヒトは赤・緑・青にそれぞれ最も良く反応する3種類の錐状体を持ち、それらの反応の程度によって様々な色を認識できるのに対して、
犬は青・黄にそれぞれ最も良く反応する2種類の錐状体しかなく、青と黄、そしてグレーの濃淡で色を識別しているそうです。

【まとめ】
犬の視力は0.2~0.3程度しかない。
ヒトは約80%を目からの情報を頼りにしているのに対し、犬は目からの情報をそこまで重要視していない。
それよりもはるかに聴力と嗅覚が優れている。
(ヒトの100万倍~1億倍ともいわれている)
嗅覚獣猟犬(サイトハウンド)のボルゾイやアフガンハウンドなどは視力が優れている。
色は青と黄、グレーの濃淡で色を識別している。

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このアカウントは元トリマーで登録販売者資格者でヒト向けに医薬品、サプリメント、化粧品を販売しているロコミナの開発者が「ヒト(飼い主)の健康がペット(愛犬・愛猫)の健康に繋がる」をテーマに発信しています。
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