もったいない
僕の口ぐせです。
正月三ヶ日も終え、妻の母と義理の兄がうちに泊まりに来てて、今日帰ったので、やっと自分の時間ができて、いいちこ飲んで少し、いいあんべーしてます。今、感じてることを書きます。
もったいない。
この言葉、よく使います。
どんな時に使うのか?
この人、こんな才能あるのに使わないなんてもったいない。
この会社、こんな素敵な商品作ってるのに売れてないのは、もったいない。
こんな感じです。
子どもの頃から、その人の本質を見抜くのが得意で、仕事でも活かされてます。
そういう、自分のもってる才能や「らしさ」を自分で蓋してる人を見ると、「もったいない」って、ついつい口に出してしまう性分。
この「もったいない」を調べてみると、面白い記事が見つかりましたので紹介します。
以下引用
“語源を辿ると「もったいない」は「勿体無い」という漢字になります。これは和製漢語のようです。「勿体」とは、「重々しい」「尊大なさま」を意味するようですが、元来は異なる意味だったようです。
本来、「勿体」は「物体」と書き、「物のあるべき姿/物の本質的なもの」を意味していたようです。これが派生し、「重々しい」「尊大なさま」という意味になったと説明があります。
よって、この「物のあるべき姿/物の本質的なもの」を「無い」で否定するわけなので、「もったいない」というは「物の本体はない」ということを意味していたことになるのです。
ここで注目すべきことは、この「もったいない」の本来の意味が仏教の「この世に何一つとして独立して存在しているものはない」という「空」(くう)の思想や「物事はすべて繋がって存在している」という「縁起」(えんぎ)の思想に通ずるということです。
つまり、すべて当たり前ではなく、何一つとってもすべては有難い(有ることが難い)ことであり、私たちは支えあって「生かされている」という真実が「もったいない」という言葉の根底にあるのです。”
引用元 https://toyokeizai.net/articles/-/153266?page=3
ほほー。
物の本体がない。
とても奥が深いですね。
僕はこう解釈しました。
「もったいない」は物の本体がなく、それは独立した存在でもなく、活かされて、繋がってる存在である。それを知らずして、自分の存在意義をわかってないこと。
人は、エゴな生き物です。
もったいないという言葉には「あなたの役割をあなたは、知っていない。早く気づいて」ということなのではないでしょうか。
つまり
「自我」から「大我」に気付け‼️
というメッセージが、この「もったいない」に込められていると思います。
今日は、あるYouTuberの方とランチしました。
話しを聴くと、この方は才能を中に閉じ込めてて、もったいないなーって思った。
人は、自分の価値はなんなのか?
生きている意味は何か?
誰かに役立つことで、その存在意義を確かめたい。
それを実感したい生き物。
もったいない。
この言葉には、前提として、
その対象に対して価値があることを肯定している。
でも、それを活かしてない。
大我に気づいてない。
それを気づかせる言葉だ。
あなたの経験、知恵、才能を自分の心にしまっておくのは、もったいない。
自分では価値が無い、当たり前と思うことは、意外と、誰かの役に立つことは多い。
もったいない。
これを口ぐせにしていこう。
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