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横浜ベイスターズに石井琢朗が帰ってきた喜び

『駆け抜けるスタジアム 君の勇姿 明日の星を掴めよ 石井その手で』
1998年10月に横浜スタジアムを駆け回って優勝に大きく貢献した「1番ショート・石井琢朗」が横浜スタジアムに帰ってくる。

日本シリーズ第1戦 石井琢朗の活躍 1998年 - YouTube

この吉報を聞いてからというもの、2022年のシーズン開幕を楽しみにしていました。すでに1998年の優勝からは24年が経過しています。

私が熱心にハマスタに通い始めたのは、この優勝の後、2003年くらいからだと記憶しています。当時は新聞屋が内野自由席の無料チケットをよく配布していたので、たまには見に行ってみようかと思い出向いているうちにはまってしまいました。ただし、当時は横浜が暗黒の時代で、最下位が続き、観客も数千人しかいない試合が続いていました。特に特定の選手を応援するわけでもなく出向いていたのですが、石井琢朗選手と多村仁選手のプレイにはプロ野球選手として魅了されることが多く、次第に応援するようになります。

こちらのサインは2007~08年頃、当時、プロ野球選手としては珍しく、連日ブログを更新していた石井琢朗選手のブログ企画で、自分の夢の文章を書いて応募するというものがあり、それに応募したことで後日届いたサイン色紙です。ちなみに、その時に書いた私の夢とは、当時社会人大学人で研究をしていたので、無事に博士(工学)が取得できますようにというものでした。おかげさまでこの夢はその後かなうことになります。

石井琢朗選手から届いたサイン色紙


その後、石井選手は2008年のシーズンオフ、不本意な形で、横浜を退団することになり、広島に移籍することになります。このとき、横浜スタジアムを自費で貸し切って、ありがとうの会を開催したとき、出向いたことを覚えています。

このとき、私は神奈川新聞からインタビューを受けて、コメントが載りました。内容は「(横浜の)やめ方が少し寂しかったが、ファンサービスなどをよくした選手。広島へ行っても応援したい」と名残を惜しんだ。ということで、コンパクトにまとめられています。この新聞記事にもあるように、この日、飛び込みで参加した内川選手はその後、首位打者をとって、2000本安打を達成する名選手に成長することになります。

神奈川新聞の記事

その後、石井琢朗選手は、広島で4年間、選手として活躍し、その後は広島でコーチとして丸選手や菊池選手らを育てて、広島の優勝に貢献します。

こちらは広島に移籍後、はじめて横浜スタジアムの打席に立った時の動画です。(ここから4つの動画は私が撮影したものです)

石井琢朗、移籍後、浜スタに初登場! - YouTube

そしてこちらが石井琢朗選手の最終打席と試合前のキャッチボールの映像です。これも横浜スタジアムでのことでした。

石井琢朗選手の最終打席 - YouTube

石井琢朗選手、最終試合前のキャッチボール - YouTube

2013年にはマツダスタジアムに出向いて、一塁のコーチャーをしている様子も見ました。このとき、投げている藤井選手にもご縁があります。

2013年3月9日 広島 - 横浜DeNA(マツダ) オープン戦 - YouTube

その後、広島で丸選手や菊池選手、ヤクルトでの村上選手や中村選手を育て、その後は巨人でコーチを務めます。横浜には退団時のことがあったためか、なかなか戻ってくる気配がありませんでした。

それが2021年のシーズンオフ、横浜のOBが続々と戻ってくるというニュースが飛び込んでくることになります。前年から投手として活躍した三浦大輔監督が就任したことも影響したのかもしれません。1998年の優勝メンバーである鈴木尚典氏、斎藤隆氏、相川亮二氏が横浜に復帰することになったのです。

この映像を見たとき、石井琢朗氏がようやく横浜に戻ってくるということを確信して嬉しくなりました。他のコーチが先に発表された数日後に発表されたこともあり、じらされた感じもあり。

NEW COACH COMING BACK TO YOKOHAMA - YouTube

私事ですが、2015年~2021年まで地元横浜を離れて仙台に居住しておりましたが、ちょうど2022年から横浜に戻ることになったこともあり、2022年のシーズンを横浜スタジアムで観戦することを楽しみにしていました。

その前にまず出向いたのが2月の沖縄・宜野湾キャンプです。神奈川新聞にもこのように大きくインタビュー記事が載るなど、注目を集めました。

宜野湾キャンプで指導する石井コーチ

宜野湾キャンプでは野手総合コーチとして、いろいろと練習に指示を出したり、打撃投手をつとめるなど、積極的に動かれていました。

私は機械遺産としてピッチングマシンの調査などしていたので、こちらも近くでよく観察しました。

宜野湾キャンプで石井コーチが打撃投手をつとめたとき、選手時代の等状況である以心伝心が流れてきたとき、本当に戻ってきたのだということを実感しました。
「だっていつも僕等はつながっているんだ僕らはいつも 以心伝心
 二人の距離つなぐ テレパシー…」

こちらの動画で、石井コーチの隣で投げていた東投手の投球が圧巻で、あの佐野選手がまったく打てない感じでした。そのため、開幕投手は必然だと思っていたのですが、その後、結果を出すことができておらず残念です。
(私が撮影した動画です)

2022年ベイスターズ宜野湾キャンプ 石井琢朗コーチが打撃投手の時に応援歌が流れる - YouTube


このころ、石井コーチのユニフォームも発売になり購入しました。

その後、サイン入りの宜野湾キャンプグッズも発売されて、なかなか高価でしたが、購入しました。

2000本を打ったときのユニフォームも持っています。このときも交流戦で相手はレジェンド対決と同じく、楽天イーグルスでした。

そして2022年のシーズン。開幕3連戦をすべて観戦したのですが、残念ながら3連敗。その後も何試合か観戦して、6月の仙台の楽天戦はぜひ見に行こうと思い、早めにチケットを入手しました。このとき、6月5日にレジェンド対決で石井コーチが登場することはまだ発表されていませんでした。

開幕投手の東投手の姿も

後日、2022年6月5日、レジェンド対決で戸叶投手に対して石井琢朗コーチが打席に立つことが発表されたときは、この間のさまざまな思いが結びついて、この日を迎えることができるのだと感無量になりました。

そしてこちらがレジェンド対決の公式映像です。打撃フォームはほぼ変わらずに懐かしく、ファールの打球まで現役当時のままでした。打球はよい当たりでしたが、センター付近のボールボーイが上手くキャッチして。残念というか何というか…。このボールボーイには石井コーチから「ナイスキャッチ」と書かれたサインボールが渡されたそうです。

【石井琢朗コーチ vs 戸叶尚氏】レジェンドOBが一打席対決で激突!!|2022.6.5 - YouTube

この日は、T.ISHII 5 と書かれたユニフォームも数多く見かけ、私と同じく昔を懐かしんだ方も多かったと思います。

横浜球団史上最多の2306安打を放っており、広島時代を合わせると通算2432安打を放った、日本人プロ野球選手の通算安打数で歴代11位の記録を持つ大偉大な打者なので、記憶に残っている方も多いことでしょう。

今年はDREAM GATE CATCHBALLというイベントで、横浜スタジアムの人工芝の上でキャッチボールをする機会もあり、忘れられない年になりそうです。

あとは優勝がついてくれば…。

横浜スタジアムでキャッチボール|門田和雄|note


石井コーチと同じく、2022年にこちらは選手として横浜に復帰した藤田選手、4月の観戦では活躍を見ることができ、こちらも嬉しく思います。この日も代打で登場して、楽天の観客からも大きな歓声があがりました。

楽天の藤田選手のこと|門田和雄|note

石井コーチと藤田選手が同じ日に横浜スタジアムに登場する日がこようとは
楽天の藤田ユニフォーム





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