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「ちょっと思い出しただけ。」きっと、そんな日々を生きていくんだろう。これからも、ずっと。
東京タワーが好きだ。
ただほんと、それだけの理由で、映画「ちょっと思い出しただけ」を観た。予告の節々に東京タワーが映るから。
" ちょっと思い出しただけ "
観終わった後に、本当にタイトル通りの感情になる映画だ。
来月、私の元カレと私の親友が、結婚する。
もっと言うと、17から22歳までの6年間の青春を捧げた私の元カレと、小学校1年の時「ともだちになってください」と手紙を渡して以降、20
「花束みたいな恋をした」と「ドライフラワー」における、花と恋と20代。
映画「花束みたいな恋をした」を観た。
タイトルが"花束"なので、花束そのものがこの物語のキーとなるのかと思いきや、相手に花束どうぞするシーンなど全く出てこなかった。もちろん、卒業式にサプライズで花束を渡す所をTikTokに載せるシーンもなければ、真っ赤なバラの花束100本でプロポーズするシーンもない。
だからこの映画は、観た人に、この恋がどう「花束みたい」なのかを考えさせる作品なのだと勝手に受
新海誠『すずめの戸締り』そして、あの日のこと。
「ねぇ、あの日、何してた?」
私たちの中には共通して、たったこれだけの言葉で ”あの日” が、どの日のことを指すものなのかを、感じ取れてしまう日があります。
その”あの日”から、もうすぐ、12年という月日が、経とうとしています。
あの時代に生まれた子どもたちが、もう12歳になるのだと思うと、本当に、随分と時間が流れたのだと実感します。12年といえば、人が1人、小学校を卒業するだけの歳月です。
メリーバッドエンドの物語「星の子」を観て、映画を観る意味を考えた。
映画『星の子』を観た。
2020年に大森立嗣監督によって映画化された、芦田愛菜主演・今村夏子原作の、宗教二世のお話である。
『もし、自分が物心ついた時に、両親が宗教信者だと分かったら』
この映画を観るまで、私は、この状況を想定したことが一度もなかった。宗教二世問題が、旧統一協会の騒動で明るみになる前の鑑賞だった。自分の周りにも、親が宗教に熱心だと漏らす友人はいなかった。
もし、映画・星の子