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[無人レジ]予感がします。予感がしまーす!

 無人レジが増えている!!
セルフが増えて、その後セミセルフにかわり、今度また完全無人レジが増えてきた😳。

 無人ってそんなに嬉しいのかな?

 1人目の子供が産まれた時、実家からも離れた土地で、出張しがちな旦那、完全ワンオペだった。
 
 1日の中で人間と接触するのは、買い物でレジの人や、ベビーカーを覗き込んで話しかけてくれるお母さん達くらいだった。

 ほとんど決まりきった先の読める会話だったけれど、相手の表情や、仕草でしっかりと応援してもらってる気持ちをキャッチしたものだ。

今は、私は家族も職場もあるからいい。
だけれど、かつての私がそうだったように一人暮らしの人には買い物はレジの人とちょっと会話したり、笑顔を交換したりする貴重な機会だと思う。

 ましてや今のご時世、街や公園で用事なく子どもに話しかけると不審者ってことになったりすんのよー。

 予感がします予感がします!

あのね!無人レジが増えるとクレームも増えると思う!
 誰かと喋りたいっていう自分の願望に気がつかない人や、気がついても話し相手がいない人が、クレームという形をかりて押し寄せてくる気がする…。

 表向きは商品在庫確認係という形で、一生懸命仕事してますオーラを出さないようにして何人かフロアを漂ってもらったりしたらいいと思う。

「○○はどこにありますか?」っていうくらいの会話でいいのよー。

 近所の100均にすごいおばちゃんが働いている。
 
 接客が丁寧すぎてレジが長蛇の列になったりするけど、決して丁寧な接客をやめなかった。
 
 そのうち彼女に会うのを楽しみにする客が現れた。レジで会話になるのでますます一人当たりの時間が長くなる。
 
 会話の内容は他愛もない話だ。先日買った商品の具合がいいとか、今日買う商品を何に使うかとかだ。
 
 急いでない時は全くほのぼのする。レジに並んでいる客は急いでいる人以外みんな聞いてほのぼのしてる。

 無人レジがやってきた。とうとうクビになっちゃったかなと心配してたある日、おばちゃんがお客さんを商品のところに案内しているところに出会った。

お客さんのほうが
「この頃見かけないから、もう会えないのかなと思っていました。」
と言っていて
おばちゃんのほうが
「ご心配してくださっておそれいりますー。おかげさまでね続けさせてもらってますよ。それより今日はお孫さんのおもちゃですか?…」

などと会話を繰り広げているのを目にした。

 おばちゃんのあいかわらず丁寧なのと、無人レジ導入でおばちゃんの行く末を心配してたのが私だけでないのと、おばちゃんの良さをこのお店は理解しているのを感じ取って大変嬉しく感じた。

喋る喋らないは別として私は、お店に人がいてくれたほうが好き❤️

 

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