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Muni Long「Made For You」、Dupri、Cox

R&Bシンガー、マニー・ロングの「Made For Me」が2023年9月のリリースながらここにきてR&Bチャートで1位を獲得するロングヒットになっています。

ビルボード・ホット100でも20位と、マニー・ロングの一番のヒット曲だった2021年リリースの「Hrs and Hrs」に並ぶチャートアクション。

「Made For Me」を手掛けたプロデューサーのジャーメイン・デュプリとブライアンマイケル・コックスもにっこり。

なぜかブラジルのサッカー選手、ペレの言葉を引用して喜ぶコックス。

ニッキ・ミナージュのライブで「Made For Me」が大合唱されてる様子をデュプリがシェアしていました。(どういう状況?)

ジャンルを超えるポップヒットというより、いわゆる「エッセンスフェスでウケる」、濃いR&Bという売れ方をしているのかなと思います。

ジャーメイン・デュプリとブライアンマイケル・コックスといえば00年代のR&Bを代表するプロデューサーですが、2021年にアリ・レノックスの「Pressure」を共同で手掛けて以降、彼らのサウンドが再び求められるようになってきている気がします。

直近だとデュプリはアッシャーのスーパーボウル・ハーフタイムショーに出演して、新作『Comig Home』にもコックスと共同で3曲を送り込んでいます。

2010年代からシーンの主流だったアンビエント〜オルタナティヴ系のR&Bとは異なる、オーセンティックなR&Bサウンドでヒットを再び生み出し始めたジャーメイン・デュプリとブライアンマイケル・コックスの周辺にはこれからも目が離せません。


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