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【アンメット】劇伴で見る2024春ドラマ(2)【ミス・ターゲット】
劇伴、いわゆるドラマや映画の中で流れるBGMとその作曲家さんに注目して作品を見ていこう、というシリーズです。
【アンメット ある脳外科医の日記】早いもので今期の大本命、『アンメット』も第5話まで来てしまいました。
『アンメット』で劇伴を手掛けているfox capture planについては前回詳しく書いたのでぜひ見てみてください。
第5話では始まりから緊迫感のあるピアノが流れますが、その後の
【ERYKAH BADU】North Sea Jazz Festivalアーカイブ【D'ANGELO】
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。
連休ということでまだ観ていなかった映画やらなんやらをまとめて観てしまおうと考えている人も多いかと思います。
そんな計画をぶち壊そうとしているのがNorth Sea Jazz Festivalのyoutubeチャンネル。
North Sea Jazz Festivalは1970年代から続くオランダのロッテルダムで毎年開かれている音楽フェス。
ジ
【アンメット】【アンチヒーロー】【夜のクラゲは泳げない】 劇伴で見る2024春ドラマ(1)
4月も終わりに近づき、新しいドラマも出揃ってきましたね。
みなさんはドラマを見始めるとき、何を基準に選んでいますか?
だいたいはメインの俳優陣、それか月9、日曜劇場といった放送枠。
詳しい人なら脚本家で見るドラマを決めているかも知れません。
ここでは、ドラマ中に流れるBGM、いわゆる「劇伴」を作っている作曲家を軸に2024年の春ドラマをいくつか見ていこうと思います。
【アンメット ある脳
エイコン、50歳、かく語りき。
00年代半ばに彗星のように現れ、特徴的な歌声を武器に「Lonely」などなど大ヒットを連発していたシンガーのエイコン。
久しぶりに聴きましたが独特の明るさと切なさがないまぜになったいい曲ですね。
エミネムとの共演が記憶に残っている人も多いでしょうか。
そんなエイコン、今では50歳を迎え、BBCのインタビューに答えています。
(ということはデビュー作『Trouble』をリリースした2004
【Dontae Winslow】ジャスティン・ティンバレイクを支えるトランペッターを掘り下げる
ジャスティン・ティンバーレイクのタイニーデスク・コンサートが公開されましたね。
ジャスティン・ティンバーレイク自身についてはいろんな人がいろんなところで書いていると思うので、ここではジャスティンが起用しているあるミュージシャンに注目しようと思います。
それがドンテ・ウィンスロー(Dontae Winslow)。
ドンテ・ウィンスローはボルティモア出身のジャズ・トランペッター。タイニーデスクで
George Duke, Jeffery Osborne
前回書いたように、最近また存在感を増してきているのがR&Bプロデューサーのブライアンマイケル・コックス。
コックスのツイッターを見ていて気になった投稿がこちら。ジョージ・デュークは過小評価されている、特にジェフェリー・オスボーンとのアルバムは傑作という内容です。
ジョージ・デュークは70年代から80年代にかけて活躍した鍵盤奏者。
こちらの動画は近年のディアンジェロやヒップホップのサンプリング
Muni Long「Made For You」、Dupri、Cox
R&Bシンガー、マニー・ロングの「Made For Me」が2023年9月のリリースながらここにきてR&Bチャートで1位を獲得するロングヒットになっています。
ビルボード・ホット100でも20位と、マニー・ロングの一番のヒット曲だった2021年リリースの「Hrs and Hrs」に並ぶチャートアクション。
「Made For Me」を手掛けたプロデューサーのジャーメイン・デュプリとブライアンマ
Tiny Deck Concerts: Jeezy & Berhana
最近のタイニーデスク・コンサートから良かった回を2つ紹介していこうと思います。
まずはジージィ(Jeezy)。Young Jeezyとして00年代半ばのアトランタからゴリゴリのトラップでヒットを連発していた彼も今やキャリア20年のベテラン。
喉の奥から絞り出してるようなしわがれた声はそのままに、楽曲のトレードマークだった派手なシンセリフは繊細な弦楽四重奏に置き換えられているあたりに時の流れを
日記: ファレルの思い出
ファレルが主催のフェス、Something In The Waterを見ました。ストリーミングでフェスを見るのはコーチェラ、ルーツ・ピクニックに続いて今年3つめ。いい時代です。
アッシャーやらT.I.やら往年の大スターが出てきたのも懐かしかったですが、最終日大トリのタイラー・ザ・クリエイターがファレルに向かって「あんたがthe Greatest of All Timeだ、ありがとう」と両手を合わ
スーパーボウルに見る黒人音楽の多様性 〜 ハーフタイム・ショーだけじゃない
「Lift Every Voice and Sing」スーパーボウルのハーフタイム・ショーの盛り上がりは凄まじく、Dr.ドレの話は至るところでされていると思うので、ここでは試合が始まる前に歌われたブラック・ナショナル・アンセムの話をしましょう。
ブラック・ナショナル・アンセムこと「Lift Every Voice and Sing」は1900年代初頭に書かれて以来ブラックコミュニティで長く歌い継