見出し画像

をかしなお菓子

めっちゃ好きなわけではないんだけれど、たまに無性に食べたくなる。

自分で買うことはあまりないんだけれど、よそで出されたら思わず手を伸ばしてしまう。

最近見なくなったけれど、昔おじいちゃんおばあちゃんの家でよく食べていた。

そんなお菓子ってあるよね。

3番目に関しては、七福豆、豆もち、味しらべ、ぽたぽた焼き、まがりせんべいなどが該当するが、すべてを紹介してしまうと長くなってしまうし、懐かしさで涙腺ダムが崩壊する恐れもあるので割愛する。

本日ご紹介するのは、こちら!

見てください、このカラフルなボデェー!

豊栄の『ゴールドフルーツ』ですよぉ!

いわゆる寒天ゼリーというやつである。

一般的なゼリーともグミとも違う不思議な食感の、あれ。
さまざまなフルーツの味に分かれている、あれ。
なんか砂糖みたいな白い粉がまぶしてある、あれ。

そう、あれ。

一つひとつていねいに個包装されており、そのときの気分で好きな味を選ぶことが可能。
一かじりすれば「シャリッ」と「フニュッ」と「モチョッ」との食感三重奏が楽しめる。
何ともいえない食感と何ともいえない味わいが、素敵にマリアージュして何ともいえない。さっきから何もいっていないが、気にしないでいただきたい。とどのつまり、美味しいのである。


寒天ゼリーは、他にも種類がある。

金城製菓の『ミックスゼリー』も、有名な寒天ゼリー代表選手である。
ちなみに、「金城」の読み方は「きんじょう」だ。


一時期ハマっていたのが、ノーベルの『やわらか果実ゼリー』。
青りんご味と白桃味は他の寒天ゼリーではなかなか見ないフレーバーなので、ニッチな需要を抑えている。


対照的に、津山屋製菓の『巨峰の味』は、巨峰に全振りしている。
ぶどう系統はやはり人気があるのだろうか。


こうして改めて探してみると、寒天ゼリーにもいろいろある。


寒天ゼリー最大の魅力は、一粒一粒が宝石のようにキラキラと輝いている点ではないだろうか。
小箱に移せば、「これはまるで、寒天ゼリーの宝石箱やー!」と叫ぶこと必至である。誰もが彦摩呂になれるという副産物まで提供してくれるのか。

とにかく、そのビジュアルの良さは、今流行りのグミッツェルだかバウッツェルだかラプンツェルだかに勝るとも劣らないはずだ。
ジジくさいだのババくさいだのいわずに、レトロで趣のあるお菓子にも目を向けてみてはどうだろうか。

そして僕はというと、「甥っ子たちにとっては我が家(実家)は“おじいちゃんおばあちゃんの家”になるので、世紀の大発見に貢献したパルムとかもいずれはジジ(ババ)くさいといわれるのかなぁ」と、戦々恐々しながら寒天ゼリーを頬張っている。


#66日ライラン

なんと アルロンが おきあがり サポートを してほしそうに こちらをみている! サポートを してあげますか?