見出し画像

パンセクシャルなわたしは性別の認識の仕方がちょっと変わってるみたい

パンセクシャルなわたしは、恋愛対象に性別の垣根がない。好きになった人が男性だったり女性だったりトランスだったりノンバイナリーだったり、、なんだけれど、なんていうのかな、性別はその人の構成要素のひとつとして捉えているところがある。そして、それも含めたその人だから、大切な要素ではある。
たとえば、今の恋人はノンバイナリーなんだけれど、それは彼女の大切な感覚だと思っているし、もし彼女の性自認が女性に振り切っていたら、それは最早今の彼女とは違う人物だから、好きになったかどうかもわからない。いろんなあれやこれや全部含めて彼女なのだ。

かつて男性と付き合っていたときは、まがうことなく相手は「男性」で、女性と付き合っていたときは相手は「女性」として認識していた。FtMの人と付き合っていたときは、わたしにとっては相手はどこからどう見ても「男性」でしかなかった。他の人から見たらどうやら女性に見えるらしいというのが、どうにもよくわからなかった。
うーん、わたしだけがどうしてそんな感覚なんだろう?

こんなことがあった。
「レディプレイヤー1」という映画を家族とTVで観ていた。ゲームの世界と現実世界を行き来して描かれている作品で、ゲーム世界で仲良くなったムキムキ男性と現実世界で会うシーンがあるのだけれど、ムキムキ男性ではなく華奢な少年だった、、とわたしは思っていた。
観終えたあと、家族が言った「あのムキムキマン、現実では女の子だったね!」
え?え?ええーーーーーー!!!わたしはとんでもなく驚いた。「え?華奢な少年じゃなかった?」そう言うと、笑われた。「ちゃんと見てたのー?」って。
いやいやいや、、少年だったはず。で、調べてみた。キャストの欄を見ると、女性名。それでもなんだかしっくりこなくて、俳優のプロフィールを調べてみたら、その俳優はノンバイナリーだった。そして、普段は男性的な服装を好んでいるようだ。
あ、わたしはそこを汲みとったのかぁ。華奢な少年(青年になると男臭さが出るから、少年)くらいの感じが、わたしの中ではしっくりきていたのだ。

性別はその人の大切な一部
だから、本人の認識がわたしにとっての判断基準なんだ。

パンセクシャルといっても人それぞれだと思うので、あくまでもわたしの感覚にすぎないけれど、わたしとしては納得している。

そして、最近気づいたのだけれど
この「少年っぽさ」というのが、わたしの好みのようだ。
シスに振り切っている人、男臭さが漂う男性や日常的にスカートをはく感じの女性は、恋愛的に好みではないみたい。
実際、中学生のとき好きだった男子に卒業後同窓会で会ったら、めちゃめちゃ男臭くなっていて一気に冷めた、というようなことが大昔にはあった(笑)

こんなふうに自分を考察するのは結構面白くて好き。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?