香月仁

香月仁(こうづきじん)と申します。 小説や童話や詩を書いています。よろしくお願いいたし…

香月仁

香月仁(こうづきじん)と申します。 小説や童話や詩を書いています。よろしくお願いいたします。

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パンセクシャルなわたしは性別の認識の仕方がちょっと変わってるみたい

パンセクシャルなわたしは、恋愛対象に性別の垣根がない。好きになった人が男性だったり女性だったりトランスだったりノンバイナリーだったり、、なんだけれど、なんていうのかな、性別はその人の構成要素のひとつとして捉えているところがある。そして、それも含めたその人だから、大切な要素ではある。 たとえば、今の恋人はノンバイナリーなんだけれど、それは彼女の大切な感覚だと思っているし、もし彼女の性自認が女性に振り切っていたら、それは最早今の彼女とは違う人物だから、好きになったかどうかもわから

    • 【短歌】ねむい君

      ねむい君 うゆありかまとメッセージ うんありがとと受け取るわたし

      • 人は、めんどくさくてイラついたりもして、愛しい

        人相手のお仕事をしている。人はそれぞれだから、ほんっとーにいろんな人がいる。正直言って、めんどくさい人もいればイラつく人もいる。 「ウチじゃなくてよくない?他所へ行ってくれればいいのにぃーー」 なぁんて思ったりもするのね。 けど 実際のお仕事中は、めんどくさくもなければイラつくこともなくて、、だって凄いんだよ、その人。一所懸命生きてきたし、今だって一所懸命生きてるんだもん。 ああ、愛しいなぁ。。って感じてしまう。 「あああーーー、めんどくせぇーー」とか 「なんなのよ!イライ

        • 心を開くって

          「VRおじさんの初恋」というドラマを観ています。 ネタバレありますので、これから観たいから知りたくない方はここまでにしてくださいね。 ナオキは人と深く関わらずに過ごしてきていて、恋愛も避けて生きてきた人だったのだけれど、VRの世界で出逢ったホナミに心を開き惹かれていきます。現実では、直樹も穂波もおじさん同士なのだけれど、友達になります。VRのナオキとホナミは恋愛関係、現実の直樹と穂波は友達。 直樹が穂波に「穂波はさ、グイグイ来たよね」って言うシーンがあって、穂波は「迷惑だっ

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        パンセクシャルなわたしは性別の認識の仕方がちょっと変わってるみたい

          【短歌】窓越しに

          窓越しに 無音の雨を 抱きしめる やさしい夜で ありますように

          【短歌】窓越しに

          【詩】恋しいって

          恋しいな それはとても幸せな感覚 今夜は君は寂しくないって 知ってるから ただ わたしの 恋しいを満喫してる 今夜も君は愛されてること 感じてるよね だから わたしの 恋しいを満喫してる 恋しいって幸せ きっと 君もそうだよね

          【詩】恋しいって

          タイミングが合えば

          わたしの生活、彼女の生活 仕事の休みも違うし、家族のやれやこれやもある。 そんな中でも タイミングが合えば、夜寝る前にオンラインで顔をみて話せる。 今夜は わたしがオンラインOKなときに彼女は寝ちゃってたみたいで あらまー、ざんねん!って思って、ウイスキー片手に録画ドラマ観てたのね。だって、わたしは明日休みだけれど、彼女はお仕事だからね。 けど、寝るにはちょっと早い時間だったから、たぶん寝室じゃなくて居間で寝落ちしてるんだろうなぁ なあんて思ったりもしてたww おーい

          タイミングが合えば

          [短歌]いつだって

          いつだって 死んでも悔いは ないけれど 君がいる世の 瑞々しさよ

          [短歌]いつだって

          心の奥で響いてるんだな

          わたしの仕事の仕方に、散々難癖をつけている人が わたしから仕事を学びたいという。 この矛盾に本人は気づいていないのだけれど 気づいていないからこそ 心の奥で響いている、受けとっているということがわかる。 しっかり教えさせていただきますよ(*´▽`*) ああ、一所懸命生きてるんだな。 人って愛しい。

          心の奥で響いてるんだな

          想うのは自由

          「花咲くいろは」というアニメ(10年ちょっと前の作品)を、最近観ている。 緒花(おはな)という女子高生が主人公なんだけれど その母親というのが、かなりぶっ飛んでいて、仕事と男を軸に自由奔放に生きている、、ように見える。まあ、実際の行動はそういうもので、緒花は幼稚園の頃から家事の全てをやってきていた。 その母親と離れて、祖母が営む旅館(母親の実家)へ行くことになるところから物語は始まるのだけれど 距離があるから言えること、わかることってあるんだなと。 緒花が母親と電話で話して

          想うのは自由

          [詩]わたしがあなたの場所だから

          大切にしたい人がいる 大切な思いがある だけどそれは 少し無理の要ること だから 頑張ってるよね そんなときは わたしに気遣わなくていいんだよ だって わかってるんだもの わたしがあなたの帰る場所 いつもちゃんと 待ってるからね

          [詩]わたしがあなたの場所だから

          [短歌]諦める

          諦める それが幸せ だったのに わかろうとする あなたが光

          [短歌]諦める

          [短歌]指先に

          指先に あなたの雫香るとき 波が押し寄せ 潤うわたし

          [短歌]指先に

          第2章《ユウとカオリの物語 -ジェンダー編-》両想い(カオリのつぶやき)

          わたしの恋愛は基本片想いだった。側にいられればそれでよくて、そもそも両想いになれるって思ってなかった。ただ、隠すことはしないのでバレることもあるし、相手もわたしを憎からず思っていたら付き合うことになる。 結局、相手から言ってくるわけで、わたしはそりゃあ嬉しいからお付き合いしましょってなるわけ。 あ、わたしが片想いしてない相手が言ってきたときは、ごめんなさいってなるわよ、当然。 まあ、そんな感じで両想いになると楽しいよね。しあわせだったりもする。 けど、これが曲者なのよね。

          第2章《ユウとカオリの物語 -ジェンダー編-》両想い(カオリのつぶやき)

          第2章《ユウとカオリの物語 -ジェンダー編-》わたしとユウと友人たち(カオリのつぶやき)

          ユウと付き合い始めたことを、わたしは親しい友人に知らせた。これまでのわたしの恋愛のあれこれをずっと見守ってくれていた友人だ。 恋愛はやりきったしもういいや、やさしい友人たちに囲まれて幸せだし、こうして穏やかに生きていくんだ。 わたしはそう思って日々を過ごしていたことを、言わなくても感じとってくれていた人たちに、自分でもびっくりしているユウとのことを伝えたかった。さすがに今回はびっくりするだろうな。。 わたしの予測なんて当てにならない。みな、びっくりするよりも喜んでくれた。

          第2章《ユウとカオリの物語 -ジェンダー編-》わたしとユウと友人たち(カオリのつぶやき)

          第2章《ユウとカオリの物語 -ジェンダー編-》わたしはわたし、ユウはユウ(カオリのつぶやき)

          わたしにとって恋愛対象に性別の区別はないということは、割合早くから知っていた。それがマイノリティだということにも気づいていたけれど、だからといってなんの不自由も感じていなかった。 いつも好きになるのは身近な人だった。心の距離が近くならなければ恋愛として惹かれるなんてことは、わたしには起こらない。(これをデミセクシャルというのだと、最近知った。) 要するに、仲のいい友達に恋をするのだ。仲がいいので側にはいられるわけで、わたしはそれでいつも満足していた。片想いで十分で、伝えよう

          第2章《ユウとカオリの物語 -ジェンダー編-》わたしはわたし、ユウはユウ(カオリのつぶやき)