Aston Microphones「Spirit」2本でピアノをMSステレオ録音してみました
先日、Aston Microphonesのコンデンサーマイク「Spirit」を2本固定できる、オリジナルのステレオマイクバーを自作したという話題を書きました。
早速、使ってピアノをMS方式でステレオ録音してみたのですが、なかなかいい感じなので動画にしました。是非お聴きください。
フォトギャラリー
せっかくなので写真も見ていってください。録音に使ったマイクはこのような形をしています。2本のマイクが向かい合わせにセットされているのですが、マイクの正面を90度ずらして固定しています。
今回はピアノから約50センチ離れた位置にセットしてみました。
マイク側からピアノ内部を望む図。
MS(ミッドサイド)ステレオテクニックは正面に向かって置かれた単一指向性マイクと音源に向かって真横に指向性がある双方向性マイクを使用する録音方法です。
MS方式のステレオマイキングテクニックについて簡単に解説した動画を以前作りましたので、貼っておきますね。
Aston Microphones「Spirit」は、単一指向性にも双方向性にもなるマイクなので、2本あると、様々なステレオ録音を試すことが出来ます。
MS方式は苦手意識があったというか、経験不足から魅力がイマイチよくわかってなかったのですが、MSでしか作れない音像があるのは確かなので、臆せずに使っていきたいです。
最後に、同じくAston Microphones「Spirit」を使って、Blumleinマイクセッティング,、X-Y方式でピアノを録音してみた動画もありますので、よかったら音像の違いを聴いてみてください。
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