一生に一度の一会
みなさま、こんにちは。
特急ソニックからみどりを眺めながら文をしたためています。
今回は半年ぶりに福岡へ。
ありがたいことに、朝起きてやることがたんまりとある日々が続いていて、24時間を時間割のように脳内でtodo 整理しながら現実世界を生きておりました。
きっと、このタイミングで九州に呼ばれたことは、わたしにとって必要なことなんだろうなと、行く前から思ってたけれど。
本当にこの日からまた、なにかが生まれる場に居合わせる、そんな時間だったので今回も私目線のオフラインレポを。
おわらない自己紹介
会場には、ひとり、またひとりと最初から全員集合ではなくポツポツとそれぞれがよきタイミングで加わって。
自己紹介だけで、1時間くらい経っていた。
自己紹介というより、そのひとから発せられることばに触れて、それぞれが湧き出ることばをさらに乗せてゆくようになめらかに対話がはじまったかんじ。
色々な想いや身体性を伴って、縁があり福岡で居合わせた、そんなわたしたちだからこそ、その場に出されたがっている内側のなにかや、外側のなにかが心地よく現れていたなぁと感じる。
もちろん、心地いいだけじゃない、どちらかといえば身体が引き摺られるようなものもあったようにおもう。
解決しようとせず、その場をこの縁を感じて、信じて、ただ出してみる。それができるような、みんなとの関わりを感じる時間だった。
課題解決を願う想いは、よくもわるくも自分のフィルターや世界のなかでの想いであって、渡そうとすると押し付けにもなりうる。
そうではなく、こういうことが私からは見えているよという贈り物として、渡すことを前提とせずそこに、置いておく。そんな関わりがいつか必要なときに相手に届くのだろうなとおもう。
私はそんな想いで、わたしから湧いてくることばたちを会場へ、みんなの想い出へ、置いてきた。
他のエリアでは、対話ワーク的なことをしたのだけれど、福岡に限ってはワークなしで交わってゆく、対話だけで時間が過ぎた。
本当に、場というのは不思議なもので、生き物のようなものでその時々で全然ちがって全部いい。みんなでつくっているよねとおもう。
ご機嫌を大濠公園に放つ
おだちゃんが見つけてくれたクラフトビール屋さんでテイクアウトし、大濠公園へさんぽに。
対話でゆるんだ心身で、自然とみんなと時間を共にする。特にだれとなにを話そう、ということもなく、きっと互いの引力で話がはじまり、みんなそれぞれの時間を過ごしていたね。
身体性を伴って、あ〜綺麗だね、気持ちいいね、と五感のいちぶを共有できるこの時間がとっても尊く、じぶんのために、相手のために、世界のために内側がひらいてゆく。そんな可能性があるなとおもっていた。
なかなかさ、じぶんをひらいてゆく、オープンマインドでその場にいるって難しいとおもう。
守って、戦って、生きてきた時間が長いから。
でもこうやって、場をひらき続けることで、すこしづつ、すこしづつ、現実をも変えてゆく力があるなと確信に近いものを感じている。
それくらい、ひとが、ひとである所以と、ひとと関わることの可能性がある。もちろん、自然に触れる圧倒的な無力感もあれど。
一生に一度の一食
これは、行きの飛行機でであったことば。
孤高のグルメで一生に一度の一食。ということばを聴いてから、当たり前なんだけれど、その当たり前を感じようとするかしないかで、大分ちがうなと。
だから、わたしはこの場で出して、じっくり味わった。日々もそうよね。繰り返しのように見えるけれど、広く見たらそうではなくて。
すべてこの瞬間は一生に一度。
それを共にできるみんな。
そうおもうと、なんだかじんわり涙がでそうになるわたしなのです。
一旦、THECOACHでのオフラインは終了。
でも、これを読んでこの場所でやりたい、一緒になにかできないかという方がいましたら、ぜひご一緒しましょう。
種を植える役目は果たしたけれど、まだまだ生きます。
▽岡山▽
▽名古屋・関西▽
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