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「エメラルドの魔法」が好き!って話をしたい!!


 ニャオ―ハ―! リユルン(@riyulun)です

 時に、わたくしはアイカツ!3年目で生み出された楽曲、[エメラルドの魔法]が大好きなんですよね

 今回は そんな[エメラルドの魔法]について語らせてください


目次

 ・「7色の光」←勉強熱心すぎる!

 ・その他レックウザ関連要素

 ・ねがいごと

 ・2番に 敢えて入らないカイオーガ

 ・公式の映像に大空あかり!!

 ・本編で1回しか流れてないの もったいない…!

 ・シャンデリアコーデの謎

 ・メロディについて


「7色の光」←勉強熱心すぎる!

 1回聞けば分かりますが、[エメラルドの魔法]なんて楽曲はレックウザをリスペクトして作られています

 アイカツ!楽曲が こういうリスペクトをしているのは これ以外にもいっぱいあり、
 このようなリスペクトで作られた楽曲から多くのはっけん!があるのが わたくしがアイカツ!が大好きな理由の1つなのですよね

 そんなわけで レックウザまたレックウザ関連のあれこれが上手く散りばめられていることを軸に語っていきたいと思うのですが、
 まずは こちらの歌詞を

 「さあ 遠く の彼方へ
 ねがいごとが あるなら
 欲しいものが あるなら 立ち向かわなくちゃ
 7色の光のその中で 私は」

 これは エピソードΔにてヒガナが そらのはしらにて言及した[流星の民が語り継いだ歴史]の要素を上手く抽出しているのです

 (中略)「そんな中 天空の 更に 上 漆黒の 宇宙から 数多の 隕石が 降りそそぐ
 隕石は ドラゴンポケモンを使う 一族が 住んでいた 滝を 直撃 したのだった……」

 「隕石は まるで 生命を 宿したかのように 七色に 輝きだした
 すると その輝きに 反応したかの ように もえぎ色の 輝きを まとう ポケモンが 天空から 舞い降りた ……かの ポケモンは レックウザ(以下略)」

 いやこれ、気付いた時にはアマルルガみたいな声出ましたね…!!

 エピソードΔの この一瞬しか言及されていないのに歌詞に混ぜ込むなんて…!

 また、歌詞 最初の方には虹の言及もあり、にじといえば ほのおのちかい とみずのちかいを合体させるということでおなじみですが、

 もしも 晴れの要素であるグラードンと 雨の要素であるカイオーガ、この2匹を たった1文字で表現したとしたら…?

 また、(場の効果ではなく現象の方の)虹は7色で構成されていると日本では考えられ、
 「7色の 光の その中で」の部分の伏線を作っているとしたら…!?


その他レックウザ関連要素

 「立ち位置が 動いてく 試すように そびえてく
 音たちは 風を 生むものと 知った

 その渦に まかれても リズムを 崩されても 恐れない 迷わない 目を開けて たどり着く」

 これはサビの部分の歌詞ですが、レックウザ関連のことを考えると フィットしているのですよね

 まず「試すように そびえてく」、これは そらのはしら の荘厳な佇まいを表現していますし、

 「音たちは 風を 生むものと 知った」
 「リズムを 崩されても」と 音に関する歌詞がありますが、これは同じドラゴン・ひこう複合のチルタリスまたオンバーンの要素と言えます。

 これだけならまだ偶然で片付けられないこともなくもなくもないかもですが 両方ヒガナの手持ちなんですよね…!

 そして「その渦に まかれても」。
 何となく 雲に包まれたレックウザだったり、たつまきを始めとした渦を巻く技のイメージが湧いてきませんか?

 また、ひこうタイプワードである「風を 生むものと 知った」から続けて この歌詞であるが故に、
 伝説のポケモンに出会う時のドキメキが強く表現されていると感じるんですよ…!


ねがいごと

 最初の方の歌詞に「ねがいごと」の言及がありますよね。

 ここまでホウエン地方に固められていると、ジラーチの要素を混ぜ込んだのではないかと想像できます

 直接的にレックウザには関係ないものの、ポケスペのエメラルド編はジラーチを巡る物語であったこと繋がりがありますし、
 そもそも この1語でホウエン地方のイメージを強める要因となっているのです


2番に 敢えて入らないカイオーガ

 [エメラルドの魔法]2番は

 「暗い 泣き叫ぶ 森の木よ
 ドラムの ような 大地よ
 怖くないと 言ったら 嘘」

 で始まります。

 2行目はグラードンの要素だろうと すぐに察せますが、
 では何故1行目はカイオーガ要素にしなかったのでしょうか※

 ※話がブレるが アイカツプラネット![Inner Voice]には
 カイオーガ、グラードン、レックウザのそれぞれの
 タイプワードが歌詞に混ぜ込まれている。

 [エメラルドの魔法]が自然の力強さに重点を置いて
 表現した楽曲なのだとしたら
 [Inner Voice]は美しさに重点を置いた楽曲と言える

 理由1つ目はエメラルド自体に くさタイプを感じられるから

 レックウザ自体 緑色ですし、エメラルド(トレーナー)の御三家はジュカイン。
 エメラルドと言ったら くさタイプの要素は外せないと感じたのでしょう

 理由2つ目、実はこっちが本命なのです。

 歌唱者は氷上スミレちゃんですが、彼女の別名は「ステージに咲く氷の」。

 名字や その佇まいから こおりタイプのイメージが強い人も多いでしょうが、
 実は くさタイプ要素が込められているアイドルであり、それが楽曲に体現されているのです

 彼女のソロ曲1曲目は[タルト・タタン[]。
 当時 タルップルは まだ確認されていませんが、果物が原料のお菓子がタイトルな辺り くさタイプ楽曲です。

 2曲目が[エメラルドの魔法]であり、
 そして3曲目が[いばらの女王]。
 いばら、これは文句なしで くさタイプですよね

 つまり、[エメラルドの魔法]にくさタイプが含まれていると考えると 3曲とも くさタイプな楽曲と言えるのです

 ※「じゃあ3曲とも くさタイプメインにすればいいのに わざわざドラゴン/ひこうタイプ楽曲を挟んだのは?」という意見もあるかもしれませんが、

 これに関しては「さすがに 全部 くさタイプメインの楽曲が続けばマンネリ化が起きるから」というメタ的な理由があるからだと感じます

 そして この3曲、くさタイプ要素が中の[タルト・タタン]→小の[エメラルドの魔法]という並びと仮定すると、
 最後に大の[いばらの女王]が際立ちます
よね

 なお くさタイプの伏線は[エメラルドの魔法]1番のサビ前にも存在してまして

 「(7色の光のその中で 私は) もっと
熟してく
 Green Appleみたいな色
をした エメラルド 掴むの」

 熟す、というのは果物で使われることが多いワードですし
 Appleは りんご、果物であり…ううん!?

 そう、この2つのワードは[タルト・タタン]との繋がりを表しているのです!!

 [タルト・タタン]を歌った際のスミレちゃんのPRドレスはスノープリンセスコーデ、
 りんごがアクセントになっていることが強調されていましたよね

 では、上述の視点でステージ背景を見てみましょう。森の中ですよね。

 レックウザのことを考えると乱気流が吹きすさんでいる背景にして ひこうタイプ感を強めてもよさそうな中、森が舞台なのです。

 この事象もまたスミレちゃんの くさタイプ感を強めているのではないでしょうか
 ([エメラルドの魔法]全体の雰囲気に ひこうタイプ感を合わせるのが難しかったから背景を森にした、というのもあるかもだが)

 話を戻しますが、
 2番最初の歌詞は どうしてもグラードンの要素に引っ張られるからカイオーガの要素が無い違和感を抱いてしまいますが、

 恐らく くさタイプを強調する歌詞が まず先に決まっており、
 そこに たまたま じめんタイプの要素が入っただけ
だと推理します。

 もしかしたら 植物の「地面からエネルギーをすいとる」生態が故の「ドラムの ような 大地よ」なのかもしれませんからね

 余談

 スミレちゃんは こおりタイプアイドルでありながら[エメラルドの魔法]を歌いましたが、

 フレンズ!では同じく こおりタイプアイドルのアリシアさんがエメラルドのジュエリングドレスをまといましたよね

 (こおりタイプアイドルが こおりタイプの楽曲をうたう、実は珍しい例)

 アイカツ!、こおりタイプとエメラルドをミックスするのが性に合ってるのでしょうか


公式の映像に大空あかり!!

 [エメラルドの魔法]という楽曲、アニメ本編ではスミレちゃんソロでありましたが
 公式が出しているMVには あかりちゃんとの2人ステージなんですよね…!

 以前、大空あかりというアイドルは じめんタイプとひこうタイプの対の感じを上手くストーリーに混ぜ込んだアイドルだという旨を喋ったことがありましたが、それを鑑みて

 レックウザが ひこうタイプであるが故のチョイスなんですよね

 …「じゃあ逆に これ あかりちゃんの曲じゃないの?」と感じる人もいるかもしれませんが、
 何となく楽曲の雰囲気と あかりちゃんのイメージはマッチしにくいような気がしませんか?


本編で1回しか流れてないの もったいない…!

 はい、実は[エメラルドの魔法]という楽曲、あんなにかっこいいのにアニメ本編でのステージ描写は第144話「ドッキリアイドル大作戦!」のみなんですよね。

ここら辺の時期、
はっちゃけ回というか こんな感じの回多かったよね

 「もっと聞いておきたかった」というのが正直な感想ですが、
 アイカツ!シリーズでは アニメ本編で1回しか流れない楽曲は たまに存在するので まぁしょうがないというべきか…

 でも3年目後半でのアバン、ルミナスをナレーションで紹介するパートでは毎回のようにスミレちゃんのステージは[エメラルドの魔法でした

 悪く言えば「1回しか披露されてない楽曲なのに代表曲みたいな扱いなのは違和感」ですが
 良く言えば「ステージ描写が1回な代わりにアバンパートで供給がある」わけで


シャンデリアコーデの謎

 ルミナスジャパンツアー編、オキナワ回ではルミナスの3人がRSEのドレスを身にまとっていて感激しましたが

 スミレちゃんの担当がサファイアなんですよね。
 [エメラルドの魔法]歌唱者なのに。

 この事象に関しては[ドレスは ある程度子ども向け説]を提唱します

 スミレちゃんは 藍色寄りの髪型と言える→みずタイプ、
 あかりちゃんは だいだい色→じめんタイプ、
 こういうのは幼子の目線からパッと見で分かりやすいのですよね

 お話の あまりの高尚さに忘れかけている人もいるかもしれませんが、
 実はアイカツ!のメインターゲット層って子どもらしいんですよ。

 特にDCDは子ども向けです。
 というわけで、パッと見の分かりやすさを重視するというのは戦略としては間違っていないと思わないこともないですね

 対して楽曲ですが、だいたいの子どもは歌詞の意味を理解しようとしません
 気持ちよければ それでいいのですから

 なので 逆に多くの文脈、難しい文脈を入れても入れなくても 工夫に気づかないなら同じ、
 だったら その文脈が分かる人に深みにハマってらうよう[大人になったら歌詞の意味が分かるような※]仕上がりになっているのでは
ないでしょうか

 ※顕著なのが[LOVE GAME]


メロディについて

 ここまでメロディに関する話をしていなかったのかよ

 はい、[エメラルドの魔法]のメロディですが 最初は比較的静かながら サビで豪勢になっていくメロディが興奮するんですよね…!!

 敢えて最初は控えめにすることでサビの盛り上がりが強調される、という狙いもあるでしょうが

 長き眠りについていた中、目覚めると とてつもないパワーを見せるホウエン伝説のポケモンと重なり合うのですよね これが…!


――――――――

 いやぁ…[エメラルドの魔法]という楽曲が強いが故に4800文字以上も書き記しすことになるとは…

 といったところで 今回の記事は ここまで

 お付き合いいただき ありがとうございました

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