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仕事もプライベートも全力チャレンジ! 友成愛さん 〜モトヤフインタビュー〜

-最初にお名前をフルネームで教えてください。

友成愛です。愛という名前は母方の祖父が付けてくれました。

-お生まれはどちらですか、また現在はどちらにお住まいですか。

生まれは兵庫県です。現在は都内在住です。

-ヤフーへの入社はいつでしたか?

2013年に入社しました。専門商社やベンチャー企業等の勤務を経てLINEヤフーは5社目に当たります。そしてLINEヤフーはちょうど勤続10年です。

-ヤフーへ入社したきっかけは?

入社する前からヤフオク!(現:Yahoo!オークション) のヘビーユーザーで、個人の輸出入をしたり韓国まで買い付けにいくほどだったので、本業でヤフオク!(現:Yahoo!オークション) に係わってみたいと思い応募しました。

-ヤフーではどのようなお仕事をしてこられましたか?

スタートは当然ヤフオク!(現:Yahoo!オークション) でした。その後は1度目の産育休復職後に部署異動を希望してebookの事業部門に移りました。更にその後は保育園の立ち上げに携わった後、2度目産育休を経て、現在は技術支援本部に所属しており、全社的な技術支援に関わる業務を4年近く担当しております。

-お仕事でのエピソード等ありましたら教えてください。

一つはヤフオク!(現:Yahoo!オークション) 時代の思い出ですが、入社前からヤフオク!(現:Yahoo!オークション) が好きでヘビーに利用していただけに、入社後は自分のアイデアをどんどん提案することも多かったです。最初は「その機能使うの友成さんぐらいじゃない?」と言われたり、周りの反応が薄い施策もありましたが、前向きに話を聞いてくれて、みんなで改善しまくった結果、アプリの利用者数が急増するという大きな成果が得られたことは印象的でした。夜遅くまで働いて、その後PJメンバーと飲みにいった先の飲み屋でも、ずっとプロダクト改善の話をし続けるくらい熱量高く働けたのはすごく楽しかったです。

もう一つは保育園プロジェクトで、コロナの関係で今は閉園になってしまったのですが、紀尾井町オフィスに社内保育園「ヒュッテ」を開設するために奔走したのも良い思い出でした。

3名での小規模なプロジェクトだったのですが、社内にはこれまで保育園を作った経験者は誰もいなかったので、わからないことだらけでした。役員承認まで下りたのに消防署に相談に行ったら「設置申請階にはハシゴ車が届かないからダメ」と言われて1からやり直しになったり、助成金を利用するため膨大な申請書類を揃える必要があったのですが、何度もやり直して通ったのは締切前日だったりして…ダメかも、作れないかもって何度も思いました。

でもなんとか無事運営にこぎ着けることができ、インターネットとは関係ない仕事でしたが、私は2016年の「保育園落ちた日本死ね」の時にまさに保活で苦しんだ世代なので、その苦しみを熱量にして誰かが救われるものを作れたのはよかったです。

ヤフオク!(現:Yahoo!オークション) でも自分の感じる不便さを熱量にしていたので同じですね。笑

-ヤフーの良さとしては何を挙げられますか?

人材が豊富。優秀で前向きで、いい人が多いことでしょうか。
ヤフオク!(現:Yahoo!オークション) 好きが嵩じてヤフーに入社して、とても熱量の高い社員の自分だったと思いますが、そうした自分のわがままを聞いてくれた上司をはじめ、周りの同僚には恵まれていたなあと今でも思います。

-趣味でトライアスロンをされているとお伺いしましたが、始めたのはいつで、どんなきっかけでしたか?

まだ2年程度です。2回目の産育休明けで職場復帰したときは、コロナ禍の中在宅勤務での復帰でした。歩くのは保育園のお迎えくらいで、体力・筋力が低下していて危機感を感じていた折に、誘われて富士山に登ってみたのですが、そこでおばあちゃんにスタスタ前を抜かれたのが衝撃でした。

このままだと仕事も育児もしながら人生楽しめない!まずい!と思い、走るところから始めてみました。

最初はフルマラソンに出てみたのですが、走るのが嫌いと気づいて、走るだけより泳いだり自転車乗る方が色々楽しめるなと思い、周りから勧められたのもありその半年後のトライアスロンの大会に出てみました。

-目標を立てても挫折する人が多い中、短期間にやり切ったパワーはすごいですね!具体的にはどのようなトライアスロン大会に参加されましたか?

一番最初はOD(オリンピックディスタンス)といわれる1.5kmのスイム、40kmのバイク、10kmのランの大会に出ましたが、そのあとすぐに宮古島、五島、佐渡のミドルタイプ(2〜3kmのスイム、100km〜120kmのバイク、21kmのラン)に出てみました。
今年もミドルタイプの大会に2つほど出る予定です。

元々趣味は旅行で、美味しいもの目当てに行き先を決めるぐらいだったので、海が綺麗で観光と食事が楽しめるところの大会に行きたいと思ってます。

-ちょうど勤続10年で取得できる3ヶ月のサバティカル休暇から戻られたばかりとのことですが、どんな過ごし方をされましたか?

”東京すしアカデミー”というところで2ヶ月間の寿司修行をしてきました。
魚を上手にさばけるようになりたいとずっと思っていて、教室などを探していたところ学校を見つけることができ、寿司も握れると楽しそう!と思い、ちょうどサバティカルが取れる年度になったので、これだ!と思い申し込んでみました。

両親共に実は料理人なのですが、昔父の出刃包丁で10針縫う怪我をして以来、魚をさばくたびに怖いなと思う”出刃包丁トラウマ”があったのですが、克服する意味もありました。

周りは何が起こったの?という反応でしたが・・・・。

-実際通ってみていかがでしたか?

ハードでした・・・将来的に寿司職人として働くための養成所なので、基礎からみっちり包丁研ぎから始まり、1日中いろんな魚を捌き、魚の知識、お寿司の仕込み、ネタづくりを学びました。卒業するには、三枚おろしが綺麗にできるか、巻物が綺麗にできるか、時間内に重さと形が綺麗な握り(シャリの重さなども測られます)を規定個数作れるか・・・・など6種くらい試験があり、合格しないと修了書がもらえないので必死でした。

一日中立ちっぱなしで足がパンパンになったりして、体力も要りましたが鍛えといてよかったな、と思いました。

出刃包丁も全く怖くなくなり、寿司も作れるようになり、一生楽しめる趣味と技術を身につけられ、通って本当によかったです。

-これからチャレンジしたいことは何ですか?

いろいろなことに挑戦したいと考えていますが、大きな目標やインパクトの大きいことよりも、自分なりの日々の小さなやってみようを積み重ねていくことのほうが大事かなと思ってます。

前向きな考え方と柔軟なメンタリティを身につけることが、人生を充実して楽しめることかなと。

-モトヤフや読者に伝えたいメッセージをお願いします。

もし何かの機会でお会いしたり、ご一緒にお仕事をすることがあれば、どうぞよろしくお願いします。

-友成さん、本日は大変ありがとうございました!

(本日のインタビューは川村英樹が担当しました)

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