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徒然なるままに いつのまにかママに

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日々思うことをのんびり書いています。
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ホメ言葉

ホメ言葉

近ごろの娘の最大級のホメ言葉は「おとなみたい」である。

「ねぇ、わたしおとなみたい?」
「わぁ!ママおとなみたい」
「早くおとなになりたいなー!」

まだまだ純粋な4歳に、大人だから夜更かしができるとか、おやつが食べ放題だとか、そんな明確な理由はない。
保育園のお兄ちゃんお姉ちゃんの誰よりも大きくなりたい、なんかカッコいい、そんな感じ。

彼女の「おとなみたい」の甘さには、たまらないものがある。

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ご機嫌スタイル

ご機嫌スタイル

子供たち2人がインフルエンザ、夫も発熱し明日の検査を待つ身、わたしが最後の砦の日曜日。
みんな寝たので、久しぶりにnoteを書くことにしました。

4歳の娘がスキップを習得し、近ごろ外ではだいたいスキップしている。
1人でも、手を繋いでいても。
ぴょんこぴょんこ、ぴょんこぴょんこ。
どんどんどんどん上手になっていく。

そして、最近の口ぐせは「さいこーのきぶん」

今日もiPadを観ながら、右手に

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眠れなかった夏のこと

眠れなかった夏のこと

昨夏、地元の高校が甲子園を勝ち上がっていた。
連日テレビで応援していた私と夫と父は、いてもたってもいられず準々決勝を甲子園まで観に行った。産休中だった私は、思いつきで行動できる日々にはしゃいでもいた。

駐車場を探すのにてまどり、着いたのは3回裏。
外野席は満員御礼で、内野の、いかにも身内席の端っこしか空いていなかったため、そこに3人でちんまりと座った。

客席から見上げる広い空、気持ちの良い浜風

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理想のタイプ

理想のタイプ

「どんな人がタイプ?」と聞かれたことは、誰でも一度はあるはず。これ!と決めている人やその日の気分で答える人もいると思う。

私はビシッと答えることのできない理想のタイプ難民だったので、尊敬できる人とか、面白い人とか、誠実な人とか、なんとも抽象的な答えを行ったり来たりしてきた。
(結婚するとパタリと聞かれなくなるんですよ、奥さん!って当たり前か)

「そのとき好きな人がタイプ」という答えは、ある意味

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ピカピカ

ピカピカ

肌寒いなと思ったら、雨が降っていた。娘も夫も寝てしまったみたいだ。今のうちにと洗濯物を畳みながら観ていた情報番組で、ペットボトル飲料の工場見学をしていた。ペットボトルのラベルは横から巻くのではなく、筒状にして上からかぶせるらしい。次々と降ってくるラベル、高速で進むベルトコンベア。列をなした白いラベルのミルクティーは、スターウォーズの機動歩兵にもみえた。

夫とは結婚して2年になる。私は2度

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リハビリ(おこもり生活感想文)

リハビリ(おこもり生活感想文)

真っ白な紙をまえに(厳密にいえば広告のウラだけど)
言葉を書いてみることにする
いろんなコトを気にしすぎて重たくなっているから
お散歩気分で

1日のほとんどを家で過ごすようになって
家が特別キレイになることもなく
凝った料理を作るでもなく
筋トレに励むでもなく

でも
ちょっと日記が続いたり
思いついたようにストレッチしたり
映画を観たり
本を読んだり

心配はたくさんあるけれど
いまのところな

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心がささくれだった日は

心がささくれだった日は

まず、
今日の私は取り扱い注意だと認識する

「茶碗洗おうか?」と言ってくれた夫の言葉が
「どうせ君はやりたくないんだろ」と聞こえるのは
自分の心のせいだとわかるように

次に
深呼吸

「赤ちゃん泣いてるよ」とただ報告してくる夫に
「だから!?」と言いそうになるところで
ふーーーっと一息
「ちょっとおむつみてくれる?」と
夫も育てる大人の女に

そして
とにかく先にからだを動かす

散歩に行きた

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心に師匠を

心に師匠を

師匠ってどういうものかなと、ときどき考える。

わたしは誰にも弟子入りしてないし
仕事ではいろんな先生に育ててもらって
患者さんに育ててもらった。

そうか。
わたしにとっての師匠は
大好きな本や漫画や映画に出てくるあの人たち。
出会ってきた大切な人たち。
そして今は、夫と子供も。
動物を師匠にする人もいるだろう。

わたしは彼らを心のなかに住まわせている。

彼らはどこからともなくわたし

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タライの水を手前から向こうへ

タライの水を手前から向こうへ

5月になった。
今日はカレンダーの裏に書いている。
つらつらつら。

急な暑さに身体がびっくりしている。
赤ちゃんは突然半袖になった。
ぷくぷくの手足が丸見えで可愛い。
いつもと違う散歩道を行くと鯉のぼりが泳いでた。
家にいることにも慣れてきた。
でもイライラしがちな日もある。
そんな自分をよしよしとなだめつつ夜が更ける。

夫がしてくれた話で好きなものをひとつ書いておく。

ある日私は、職場

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