「I'm give up working holiday」
2社目に入社した会社も、続けることができずに辞めることになった。
会社員として上手に立ち振る舞いすることができなかった。
タバコを吸わないのに、私は雨雲を見ながら大きく息を吐き捨てた。
「雲はいいな」
逃げるようにしか会社を辞めることができなかった私は家の布団で天井を見上げていた。
胸が苦しい。
この胸を突き刺すような痛みはなんなんだろう。
このままじっとしていたら胸の辺りが凹みそうだった。
「とにかく働かなきゃ」
生活費を稼ぐためにも、胸の痛みを忘れるためにも、じっとしているわけにはいかなかった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?