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公立と民間の学童に通わせての雑感

子供 2 人を公立学童と民間学童に通わせている。今日はその雑感を。


前提

まず前提として、私は親業に自信を持っていない。

できる限りを尽くすためにも、預けて共に育ててもらう場所は全力で探したかった。自分のことであれば自分に返ってくるだけなので良いが、子供のことで「ああ、もっと慎重に調べておけば良かったな」と後悔したくないからだ。
※保活も 10 園以上見学した。

怯えていた小一の壁

育児に四苦八苦し、保活に四苦八苦した (激戦区で最初に通った認可保育園は第七希望だった) 私は、やっと卒園まで預けられる良い保育園を見つけられたとホッとした一方、小一の壁なるものに怯えていた。
全員が働く親の保育園と異なり、小学校はいろんな子がいる。

「学童行きたくない」と言われたらどうしよう、、
まずそれが思い浮かんだ。(リモートワークが始まるコロナ禍の前)

自分でも「いや、そこまでして仕事続けたいの」と呆れるが、リスクヘッジとして子が年中になったくらいから民間学童を調べ始めた。いくつか資料を取り寄せたり見学したりして、「行くならここかな」というところを決定。申し込んだ。

公立学童

前情報があまりわからず不安だった公立学童。行ってみてどうだったか。
まず子供達は今現在楽しく通っている。

入学した直後、むしろ「学校行きたくない」と言われた時に、学童は逃げ場になっていたくらいだ。(学校行きたくない問題もすぐ解決した)

良いと思う点を 3 つ挙げる。

長期休み期間中に気兼ねなく預けられる

民間学童はお金がかかるので、長期休み期間に朝から晩まで…というのは現実的ではない。そこを併用できるのは良かった。
お弁当作成が面倒な時は午前中に公立学童に行ってお昼は家で食べて午後は民間学童というスケジュールにしている。
ともあれ、朝から近くの子らと登下校路で一緒に向かえるのは大きい。

校庭で遊べる

これは入会前はあまり意識していなかった点だが、迎えに行った時にちょうど外遊びをしているところに遭遇して、大きなメリットだと感じた点だ。
公立学童は学校と併設されているので、学校の校庭を使用して遊べる。
広く安全な校庭で、学童の友達と、走り回ったりバスケットボールをしたり遊具で遊んだり・・・という姿を見ると、これはお金を払ってもできないし、帰宅して公園行ってもこうはいかなかっただろうなとしみじみ思う。

子供好きな学童員の第三者の目

学童員さんと面談する機会があり、そこで伺う子供の姿は下手したら学校の先生より良く見てくれているんじゃと思うこともあるくらいだ。
話していて、我が子をとても可愛がってくれていることが伝わり、頭が下がるくらいありがたい。

子供がクラスメイトに追い掛け回されているらしく、それを上の学年の知り合いの子が先生に伝えてくれたという話を聞いた時は、どのくらい対応が必要なレベルかわからず動揺した。

ただその後、学童の面談がちょうどあって、相談したら、
「トムとジェリーみたいですね」とケラケラ笑ってくれ、「〇〇くん (息子)、負けてないと思いますよ」と言ってくれて、落ち着くことができた。
学童では人気者でコミュ力が高いということも教えてくれた。担任の先生からは得られない放課後の姿であり、子の様子を第三者の大人も見ててくれるという安心感は大きい。

民間学童

学校から徒歩で通える範囲で、学習も見てくれ、イベントも多い学童を選んだ。

イベントが充実

入会前よりも年々充実しており、オプションのイベントも含め、いろんな選択肢がある。

イベントってゼロから探すのは難しいし、労力も使う。

だから、通っている民間学童で気軽に申し込めるのは本当にありがたい。
工作や運動のイベントや大会に子供達は生き生きと参加している。

校舎対抗ドッジボール大会では、親の方が白熱した。

学習を見てもらえる

低学年の学習くらいはもちろん親でも教えられるが、自分の子に学習を教えるのは第三者にも任せた方が良いと思えるようになった。(私は一番長くやっていたバイトが塾講師で、今も職業柄教えるのは不得意ではないが、それでもそう思う)

娘は上の学年の漢検や算数検定に合格し、みんなの前で先生に褒められて嬉しそうにしていた。

学年に上がるにつれ、受験をどうするかなどの問題が出てくるが、どの塾が合うかなども相談できるのもありがたい。

他の学校の友達ができる

実を言うと、民間学童に入れた一番の目的と言っても過言ではない。
公立学童はほぼ併設学校のメンバーで構成されている一方、民間学童は複数の学校の子が通っている。

心配しすぎ…?と言われたらそれまでだが、
小学校や公立学童で「場が合わない」「うまくやれない」となった時に、第三の居場所を作ってあげたかった。

40 数年生きてきてしみじみ思うが、世界は広く、ある特定の場でうまく生きていく処世術も重要かもしれないが、たかだか 30 人程度のクラスが全てではない、そこで万が一気が合う子に会えなくても、他にもいろんな世界があるんだよと教えてあげたかった。

居場所は複数あることを知ってもらって、どこかでうまく行かなくても他の場所が逃げ場となって安全地帯になればそれで良いのではと思った。

⭐︎⭐︎⭐︎
幸運にも今現在子供達は、学校・公立学童・民間学童の場で楽しく過ごさせてもらっている。
おかげで私も仕事を継続できていることに日々感謝している。

#ジブン株式会社マガジン
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