(読書感想文) 「急に具合が悪くなる」
宮野真生子、磯野真穂 著「急に具合が悪くなる」読了。
読み終わってから、著者の紹介を改めて見て、宮野さんが自分と同い年だったことに衝撃を受けた。
死は隣り合わせ日常で、死の気配を敏感に察して怖くなることがある。ほんとに何気ない日常だ。
ホームに立ち電車が滑り込むのを待つ時、吹き抜けのビルで下を覗き込む時、不注意の車が危険な横断歩道侵入をした時。
起きてはいない悪い想像をして、怖くなる。
そして出産し、愛し守るものができてから、それはより顕著になった。
一歩足を踏み外したら、