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垣根を越えて継続的なコミュニティを生み出す〜Group MGR Meetupをレポート〜

こんにちは!HR編集部です。
今回は9月下旬に、グループ3社(T-Garden,Rise UP,ホテラバ)のマネージャーが一同に集まり、グループの垣根を越えたMeetupが開催されたので、その様子と開催までの企画秘話をレポートしていきたいと思います!


2022年3月、新たにホテラバがグループとなり3社では初の合同イベントとなった今回のMeetup。HRが中心となって運営委員を結成し、各社リーダーと関係部署メンバーを巻き込みながら企画しました。

そして対象者全員が参加となった2日間のイベントは、T-Garden16名・Rise UP27名・ホテラバ5名の総勢50名弱のメンバーが集まり、グループミッション・ビジョン・スローガン(略:MVS)の学びや人の交流の場を提供することができました。

Group MGR Meetupの開催背景

グループミッション・ビジョン策定の種となるグループ未来年表作成中!

グループミッション・ビジョン・スローガン(MVS)の策定

カラーコンタクトレンズ市場をリードする3社が同じグループになったことで、実現できる範囲が広がり、市場に対してより大きなインパクトを与えることができるようになりました。

そこで私たちは、グループ各社で共通の目標や認識、価値観があった方がよりグループのシナジーを生みやすいのではないかという思いがありました。
その思いから取り組んだことが、2022年夏から始まったグループのMVV(Mission:ミッション、Vision:ビジョン、Value:バリューをまとめて略したもの)の策定議論です。

MVVを策定することによりグループの経営陣から全従業員に至るまで共通認識をつくり、それに基づいた経営判断、方針策定、目標設定、戦略策定、業務実行を目指すことができるのではないか。
要は、生み出したい世界観や果たすべき使命の実現を加速させるために、共通の目標や認識があった方が良いのでは?と考え、策定是非を含め提案を行いました。
そして、その際に生まれたグループMVS(バリューではなくスローガンになりました!)を、次はグループ全体にどのように伝えていくべきか考えることになりました。

  • Group Mission(ミッション):「なりたい」を叶える

  • Group Vision(ビジョン):ワクワクとHappyを届ける

  • Group Slogan(スローガン):垣根を越える

Group MGR Meetup開催!

Group MGR Meetupは、MVSを体現しやすい環境を作り出し、よりグループ全体に活動を広げる施策の一つとして立案。

チームメンバーを巻き込み組織や事業の成長をリードする全マネージャーが集まり、一緒にグループミッション・ビジョン・スローガンの理解を深めながら、実現のための具体的なアクションを生み出す場としてコンテンツを設計しました。

イベント終了時には、スローガンである垣根を越えて連携するための関係性を創り、主体的にアクションを起こしたくなる状態を目指します。

今回のイベント開催場所は、ライムリゾート箱根。
「初めまして」のメンバーも多い中、リラックスしてワークに集中できるように、またコミュニケーションが自然に生まれるような環境づくりに適した場所を選定しました。

1日目のお昼に現地に到着し、まずは腹ごしらえ、ランチタイムです♪

各テーブルに複数のトークテーマが書かれた紙を置くことで、
ランチしながら気軽にコミュニケーションが生まれるきっかけを作りました♪

そして、ついにGroup MGR Meetupがスタート

チェックインではイベント全体の目的を伝え、2日間のゴール(ありたい姿)の認識を揃えました。
その後、各チーム毎に分かれ自己紹介とアイスブレイクのペーパータワーを行い、メンバー同士が少しでも距離を縮めやすい時間に設計しました。

事前に参加者がプロフィールを作成してきており、
当日もそのスライドを活用しながら自己紹介♪

MVSに込めた想い、未来への期待を語るトークセッション

1日目は、メインコンテンツである3社のリーダーのMVSに込めた想いや、未来に対する期待を語るトークセッションから始まりました

トークテーマは、各リーダーからその策定プロセスと印象的なエピソード、そしてMVSという共通指針を持って進む未来についてざっくばらんに話すことで、MVSへの理解をより深めること。そしてそれぞれが仕事観との重なりを見つけたり、今後のアクションに繋がる気づきを持ち帰っていただけるよう問いかけも交えながら進んでいきました。

セッション内で語られた一部をご紹介します!

ミッション:「なりたい」を叶える

ミッションである「なりたい」を叶える、には顧客の外見的な「なりたい!」を直接的に叶えるという意味に捉えられると思います。しかし、各リーダーがミッションに込めた想いを語る中で、プロダクト・サービス提供者視点とそれ以外の経営・働くメンバー視点があるという切り口からより深い会話が交わされました。

プロダクト・サービス提供者視点として「外見的な変身願望を叶えるだけではなく、その根底にある内面に変化をもたらすことで、その先の可能性を広げている要素もある」こと。
つまり、内面にポジティブな変化がもたらされることにより、踏み出せた一歩から無限の可能性が広がるようなミッション設定にしていること。

経営視点では「従業員のなりたいを叶える」、従業員視点では「仕事を通して自分自身のなりたいを叶える」という意味もあるというグループで働くメンバーに対する想いも込められていることが伝えられました。

また強みの異なる3社がグループとなることに対し、それぞれが大切にしている考え方や思い、他2社と共通している部分などを聞いていきました!
それは「顧客思考、ユーザーファースト」といった考え方であるという話から、だからこそ3社で提供できる価値はより大きくなり、なりたいを「応援する」という言葉よりも、一歩先に進んだ「叶える」という言葉を選んだと、言葉選びに関する思いも発表されました。

ビジョン:ワクワクとHappyを届ける

MVS策定の際に使用した議事録も一緒に見せながら話している様子
「ビジョンはみんなで出した各社が大切にしている価値観をひとつにまとめて言語化したもの」

ビジョン「ワクワクとHappyを届ける」については、中期的に特に意識すべきありたい姿(状態目標)とし、自分たちがこれまでも大切にしてきたものではあるが、改めて今グループとして意識したいものとして決定したと話されていました。

ここでは、各リーダーと参加者の皆さん一緒に「どのようにHappyを届けられそうか?」を会話できるようにマイクを回しながら進めていきました!

スローガン:垣根を越える

スローガン「垣根を越える」は、中期のビジョンを実現し、多くの人の「なりたい」を叶え続けるためのグループ内の方針のようなものです。

グループ間での出向事例が生まれたり、交流機会も増えてきた中、少しずつ互いの強みや個性もある程度理解し始めたため、知るだけではなくそれらを生かすフェーズに入っていきたいという背景の元、今期のスローガンが決定しました。

すでに「こんな時に垣根を超えている!」という事例も参加者から発表され、この場で共有し身近に感じてもらうことで「垣根を越える」をより後押ししたいという想いが伝わったように感じました。

トークセッションは、各リーダー視点で感情を含めて話すことで、
場が固くならず時には笑いも生まれるカジュアルな雰囲気の中で進行できました♪

トークセッションを通して実現したかったこと

  • ​​「なりたい」を叶える、の先に信じる未来や可能性があり、自分たちの仕事の本質を思考するきっかけを作る

  • 「ワクワクとHappyを届ける」に込められた想いを伝え、熱量や未来に対する期待をポジティブに受け取ってもらう

  • 「垣根を越える」(シナジーを生み出す)ことの重要性と必要性を伝え自分たちが得られるメリットやお客様に届けられる価値を再認識する

ビジョンの解像度を高め、思考するアウトプットワーク

次に、ビジョン実現の可能性を感じられるようビジョンの解像度を高め、自分たちができそうなことについて思考するアウトプットワークを実施しました。

グループに分かれ、「自分たちはどんな時にワクワクとHAPPYを感じるのか?」を、たくさん書き出してもらいます!

その際に、ワクワクやHappyを届けていく上でよりサービスや事業に活かしていくために、自分の現体験をベースに考えてもらいました。

一人一人出し切ったあと、みんなでシェア。その中から今後深ぼっていく3つを選び、さらに「ワクワクとHappyを感じるのはなぜか?」を思いつく限り考える時間にしました。

アウトプットワークを通して実現したかったこと

  • 様々な瞬間や体験にワクワクとHappyを感じること、つまりワクワクとHappyを届ける方法は無数にあるということを再認識し、実現可能性を感じられる

「なぜ」を深ぼることで、メンバー同士のワクワクとHappyを感じる瞬間をシェアでき、それがビジョン実現に繋がる可能性があるのでは?という実体験からのつながりを発見することができました。

宿泊型Meetupの醍醐味!BBQ&ゲームを開催!

アウトプットワーク終了後、1日の疲れも吹き飛ぶBBQをみんなで行いました。初めて会うメンバーと業務以外の会話も生まれるようグループメンバー対抗ゲームも実施。

ロシアンルーレット&炭酸一気飲みなど、体を張ったグループ対抗戦。みんな本気♪
会社・部署関係なく、シャッフルされたグループで懇親会スタート!
懇親会は2次会まで続き、、普段話す機会の少ないメンバーとも
コミュニケーションを取ることができました♪

垣根を超えシナジーを生み出す”種”を見つけるアウトプットワーク

2日目は、垣根を超えてシナジーを生み出すためにすぐにできることを思考し、未来への可能性にワクワクできることを目的に、「今以上にワクワクとHappyを届けるために、あったらいいこと、できたらいいこと、やってみたいこと」を自由に発散しました!

3社の垣根を超えて、

  • 明日からできるアクションアイディアが出ている状態

  • 自分たちができそうなことがいっぱいあることにワクワクしている状態

をゴールとしたかったため、直近で実施できるより具体的なアイディア出しを意識してもらえるよう設計しました。

シナジーを生み出すための小さなアクションを出し終え、最後にみんなの前で発表を行いました。

自分たちのアイディアを実現するための決裁をその場で取るグループも♪

今回のアイディア出しワークは、会社同士の垣根を越えてシナジーを生み出すための”種”や、ノウハウ・ナレッジ共有によって提供できる価値の大きさにワクワクし、新たなアクションや価値創造につながるきっかけをつくることができたように思います。

これによりコンテンツは全て終了し、無事2日間のMeetupは終了しました!

全員の集合写真をパシャリ☆

【あとがき】
3社がグループになり可能性が広がった中でも、オンライン、チャットでの会話のみになってしまったり、なかなか連携が進まない状況もあります。
しかし、Meetupでのグループミッション・ビジョン・スローガンを共に思考することで同じ方向を向き、そこで生まれたアイディアを実現するためのアクションがすでに動き出しており、そのハードルは少しずつでも下がったような気がします。

当然その場だけで今後も続く繋がりを作るのは難しいため、定期的にシナジー会議をセッティングしたり、小さなことから次の行動に繋がりやすい機会を作ることが大事なのだと感じました。これからもこのような機会をHRが中心となって行うことで、みんなでMVSに取り組む環境作りを主導していきたいと思います。

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