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年賀状のデザインを通して知ったクックパッドのデザイナーの色々な仕事

こんにちは、デザイナーのりさこです。
🎍あけましておめでとうございます🎍と言っていたのもつかの間でもう1月が終わろうとしています。

今回は、同期と今年のクックパッドの年賀状をデザインした話を書こうと思います。

クックパッドでは毎年働いている社員の家族とお世話になっている方々に新年のご挨拶をするため年賀状を作成しています。そしてそのタスクは近年、新卒のデザイナーが作成するという登竜門的な位置にあります。

今年作成した年賀状がこちらです。

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お雑煮の具の中でも縁起の良いお餅を🐭のモチーフにして、クックパッドの今後の成長を伸びで表現してみました。


近年の年賀状ヒストリー

見たことがない方も多いと思いますので、ここで歴代の年賀状をご紹介します。

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今年の干支は「子(ねずみ)🐭」です。

そもそも動物と料理を合体させること自体を嫌う人も多いことが懸念される中、🐗や🐔は可食ですが、🐭はキッチンにいると悪いイメージがあり料理との相性が悪い動物です。なので、ご挨拶時に不快にさせないようなモチーフにすることを心がけました。

ねずみをお雑煮の餅の部分に使うという方向性が決まった時点でのデザインレビューの時も「お餅が食材として納得感があるものになっていれば良さそうな気がする。そこらへんの馴染み方がキモなのではないか。」「お餅という輪郭の曖昧な形状と白色が良い意味でリアルネズミらしさを損ねるといい」などのレビューをもらいました。

会社やサービスを代表して世の中にでるデザインをつくる時は、多くの価値観の人に目に触れることを意識して作る必要があることを考えました。特に、食や料理は関わる属性も持たれるイメージも広く、問題になりやすい分野なのかなと思いました。

お雑煮づくり

年賀状を飾るのはメインのお雑煮で、私にとっての一番の難所はきれいなお雑煮をつくることでした。パソコンなら都度戻って修正できることも、実際の料理となると食材を選ぶ、食材を切る、変色しないように時間を気にする、器を選ぶなど気をつけるポイントが沢山ありました。

普段は撮影された写真を使うことが多かったので、美しい写真の裏側には繊細な作業と大変な苦労があったことを知りよい経験となりました。

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<参考にしたお雑煮レシピ>
参考にするレシピはクックパッドで検索しました。https://cookpad.com/recipe/977186#share_url


 <🐭について>
体は餅ではなく、白玉粉とだんご粉を混ぜた団子になります。ねずみがいい感じに自立するために🐭のしたには鶏肉の背もたれ付き白かまぼこ座布団を敷いています。

白玉粉でつくるキャラクターのレシピなども参考にいくつか見て試しましたが、結果として社内のレーザーカッターで海苔をカットし、丁寧に貼り付けるで落ち着きました。クックパッド内でレシピの難易度を知るためにはつくれぽを読むのが役に立つのでおすすめです!

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 <具について>
キッチンでお雑煮を製作中にも、野菜の飾り切りに苦戦していたところ、得意な人が通りかかって、手伝ってもらいました。

入社前から想像はできていましたが、やはりクックパッドで働いている人は食に対しての意識が高い人多いです。私は料理が得意でもなく、特別なグルメでもなく、むしろ好き嫌いがある方なので、今、感化されています。

クックパッドには飾り切りの仕方もたくさん投稿されています!
https://cookpad.com/search/%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%80%80%E9%A3%BE%E3%82%8A%E5%88%87%E3%82%8A?order=date&page=1

さいごに

年賀状をデザインしてみて、普段の業務と違い「撮影物を作る」ということから始めたため、時間内に実現可能な方法を選ぶことも学び、良い経験になりました。また、料理スキルが仕事にも直接つながることがあるなんて..と思い直したタスクでもありました。

なので今年の目標は、お料理をするユーザーの気持ちになるためにも今年は料理をもっともっとしていくことです。どんどんクックパッドを使っていきます。

今年も一年よろしくお願いします。2020年は挑戦の年になりそうですね。

キッチンでお料理するのが日常、そんなクックパッドではデザイナーの仲間を募集しています。
料理のスペシャリストじゃないから抵抗がある...という方も、この環境があれば私のように感化されると思います!

他の素敵なクックパッドデザイナーのnoteもぜひ読んでみてください!



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