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結局、大事なのは「信用」だよねって話

先日…

というわけで、心臓カテーテル手術をうけることになっちゃいました。

正直、ショックでしたし、めっちゃ怖いです。

だって、心臓ですよ?

でも、後先を考えるのはやめました。

あまり考えすぎてもネガティブな思考に陥ってしまいますし、考えたところで自分ではどうしようもないわけですし。

主治医を信じて身を任せるしかないですよね。

なーんて、強がって1週間くらい過ごしていたんですが、いよいよ手術の日程が決まり、職場に報告することにしました。

毅然に。

なんてことない風に。

いつもどおりに。

明るく、あっけらかんと。

私らしく報告したつもり。

走り出したプロジェクトもあるし、4月から育ててる新人ちゃんもいるし、個人で受けた大きな仕事もあるし。

ちゃんと区切りをつけて、周りに迷惑をかけない形にして入院するぞー!って思っていました。

でもね、上司からもらった一言に泣いちゃった。

「分かった。あとは任せろ。今まで誰よりも頑張ってきたんだから、今はゆっくり休んで。大丈夫。ここのみんな、最強だからさ。元気に戻ってくるのを待ってるよ」

強がって、目の奥に溜めていた涙が一気に流れ出ちゃった。

自分でも「えっ?なんで私、泣いてるの?」ってビックリするほど。

きっと、気が張ってたんだね。

私の様子に気づいて、こうやって言葉を選んで伝えてくれる上司。最高やね。

周りでやりとりを聞いてた同僚からの温かな視線。

「あー。この職場は私の居場所なんだ」って感覚。

これがあるだけで、すっごい勇気がもらえたよ。

ことばで人を勇気づけることができる。

ことばは人の感情をポジティブに変換することができる。

ことばってすごいな。

私はこれまで、「ことば」「文章」に向き合ってきたつもりだったけど、本質的なところの理解が弱かったのかも。

大事なのは、誰に、どんな文脈で、ことばをもらうのか。

自分と相手の間に「信頼」「信用」があるからこそ、同じ言葉でも響き方が違ってくるんだよね。

結局、大事なのは「信用」。

身をもって感じました。って話。

小手先のノウハウ・文章術・セールス・ローンチを学ぶのも大事。でも、もっともっと大事なのは、どれだけ相手と「大切な繋がり」を作れるかだよね。

繋がりの太さの分だけ、人生は良い方向に動くんだと思う。


手術、頑張ってこようと思います。

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