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「我逢人」

突然ですが、皆さんMrs. GREEN APPLEというバンドをご存知でしょうか。今は活動休止しているのですが、僕の大好きなバンドです。ミセスの曲に「我逢人」という曲があります。我逢人は元は禅語の一つで人との出会いの尊さを表した語だそうです。今回は、我逢人という曲から感じることを書き連ねたいと思います。今後もミセスシリーズやるかも笑

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歌詞です。まず、「嫌いになった人は全部少しの仕草でもダメになっちゃう」という部分。皆さんもこう感じた経験があるのではないでしょうか。ここから感じられることは「友情は賞味期限付き」ということ。友情のところは愛情にも置き換えられます。いくら仲良くしてる友達がいても、急に嫌な部分が見えて幻滅してしまう、恋人に冷めてしまう。これっていつ起こるかわからないし、ある意味時間の問題というか。そしてちょっとでも嫌いになれば相手の粗探しばっかりするようになって完全に関係は崩壊する。そして人の嫌い探しばっかりする自分のことも嫌になる。完全に悪循環ですよね。友情や愛情って美味しく味わえるうちに味わっておかないと本当に後悔する。この世に永遠なんて存在しない。いつまでも今の人間関係が続くなんて大間違い。だけどこれってもし今の人間関係に満足していない人がいたならば、いずれその関係もおわるから安心してというメッセージにもなると思う。

そして、その後の歌詞を全体的に見て感じるのは、嫌いになってしまった人にもどこかしら情けを抱いていて、「貴方」との出会いが自分の人生の一部を形作っているということ。貴方と出会えたから自分がいる、まさに我逢人。自分が享受した貴方との出会いを、貴方が出会う次の人にも優しさとして与え、そして貴方が得た傷を癒してもらってねということが歌詞に書かれていると思う。「貴方」の微笑みで救われない世界が心底嫌いになりそうなのに、なんで貴方のことを嫌うんだろう。ここはちょっとよくわかんない。こう見ると、やっぱり人の出会いって儚くて複雑ですぐに壊れてしまうもので、尊いものだと思う。あと、人の出会いは循環するものでもあると思う。出会いが出会いを生むし、逆に全てを破壊することもある。

最後に、人はやっぱり出会い無しには絶対に生きられない生物だということ。当たり前のことに見えるけど、改めて出会いを大切にして、今の人間関係を賞味期限がくるまでに味わい尽くすことができれば後悔を少しは減らせるんじゃないかな。たくさんの人と出会って、一生一緒にいられる「貴方」を見つけられるようにしたいなって思ったのでした。

つらつら書いて全く何が言いたいかわからない文でしたが、最後まで下さってありがとうございました!


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