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掻き消された歴史の穴

あれはきっといつかの物語

異国情緒の感じる風景の懐かしさ

あなたの面影がよぎるのはなぜ

豊かだったあの土地に

壊されてしまった王国は

忘れ去られて久しい

名を持たぬままに

今もかすかに感じる記憶の奥底に

自由を謳歌していたように

不死のほとりを

行き来していたような

あれは一体どこからのものだったのか

なんのために見せられたのだろうか

追われて逃げた雪の夜に

燃えて消えた大切ななにか

なぜ自ら消してしまったの?

いつかあなたのことを

ちゃんと思い出せる日が来るかしら

なぜだかひどく悲しい

これは誰の何のカルマ?

優美な色彩をしていた

あの美しい都はどこ

涙が止まらないのはどうして

またあなたに会いたい

なんか古代王朝が氣になってるって人いる…?

投げ銭大歓迎! 喜びは巡り巡って、あなたに何倍にもなって返ってくることでしょう。