【春弦サビ小説】短歌・俳句編
小説だけでなく短歌や俳句もオッケーということで、みん俳出身（？）としてこれはハズせません٩(๑•̀ω•́๑)۶
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🪐ミモザさん
（動画：みすてぃさん）
森から土から春が生まれ
空から風から春は芽吹き
桜の言葉が降りそそぐ
道を進み川を流れ
海へ辿り着けば
花びらを抱いて海は歌う
桜貝をピックに波のギター
海と桜の春の詩
↓
幾千の恋を運んだ花びらは海の音色をピンクに染める
🪐つるさん
今が永遠になることを誓う
新しい君と
新しい僕と
桜の下で会おう
桜の下で会おう
君が待つ桜の下へ
僕は向かっていた
僕は向かっていた
駆け足になりつつ
駆け足になりつつ
息を切らして君の元へ
着いたとき
着いたとき
君は笑ってくれた
君は笑ってくれた
↓
永遠の愛を誓ったぼくたちのあいだでそっとはにかむ桜
🪐藤家 秋さん
（動画：みすてぃさん）
あたりまえだからと
がんばっているけど
いっぱいいっぱいの
自覚もなくて
押しつぶされそうで
すこし息を吸って
そしてゆっくり吐いてみて
バンザイして 力を抜いて
澄んだ空でも 夜空でも
ぼうっと見つめてみて
目を閉じて
自分をぎゅっとして
頭をヨシヨシして
ありがとう
生きててくれて
花びらになって
そよそよ届く
わたしからの
春のおたより
↓
花びらがそっと撫でてく温もりが今日のわたしを許してくれる
🪐スズムラさん
（「夜舞桜」完全版→詳しくはこちらの記事へ）
愛してるなんて言葉で
片付けないで
桜の花びらみたいな
貴方の心臓
握りしめたい衝動
止められない
↓
短夜やきみの心臓触れてみる
ギヤマンに取り残された愛ひとつ
夏の季語「短夜」「ギヤマン」
🪐秋月 めぐみさん
（弾き語り：にゃんくしーさん）
ふんわり ふんわり はるの時に
花びら舞う中 踊った
幼い二人で 笑って
そんな キミは 今 ボクといるよ
↓
夏めいてとなりで笑う花ひとつ
夏の季語「夏めく」
「花」は春の季語ですがｷﾆｼﾅｲ。
🪐ふぅ。さん
（弾き語り：にゃんくしーさん）
今日もあなたはあの公園
桜の木の下ギター弾く
あなたにすこし近づくために
はじめてギター持つあたし
春の風が強く吹き
加速するの春の恋
Fコード 押さえられずにあなたの元
今日もせっせと向かうのだ
切れた弦 張り替えられずあなたの元
今日もせっせと向かうのだ
はじめてつくった恋の歌
聴かせるためにあなたの元
いつかまっすぐ向かうのだ
↓
Fコードおさえきれずに夏の恋
初めての恋を奏でた夏の海
🪐ミテイナリコさん
夏草や見えぬ音ども咀嚼して
敢えて俳句でいくという挑戦
オマージュということで..
もはや「曲から一句」ですね( • ̀ω•́ )✧
（→曲から一句企画を知らない方はこちら）
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