見出し画像

【春弦サビ小説】春の花のざっそうと、黄色いワンピース。

本日よりフライングOKです(。・ω・)ノ゙
期間は長いので焦らずゆるりとどうぞ🎵



しょんぼり かえりみちに 花がさいてた
きみが笑って言う きみとぼくみたい

ららら
春の花のざっそう
きみと歩いてく

ららら
春の花のざっそう
きみとぼくみたい

よねちゃんさんの記事より


よねちゃんさんの歌詞からの二次創作です。



🌼  🌼  🌼


学校からの帰り道。

僕は帰りの会が終わると、
急いでランドセルを背負って教室を飛び出した。

いつもニコニコしていれば、
何事もなく済むなんて甘かった。

少しずつ何かが狂っていく教室。

僕は、この世界からはみ出しているのかな…

僕を小突いてくるアイツも、
注意だけしてあとは知らんぷりの先生も、
みんな、みんな、大っきらい。

下を向いていつもの帰り道を歩いていくと、ふと目の前に少しひらけた野原が現れた。


ーこんなところに、あったっけ?

野原の一面には白や黄色、ピンクの花がたくさん咲いている。まるで笑っているみたいに、やわらかな春風に緩やかに揺れていた。

その中に黄色いワンピースの女の子一人、しゃがんで何かをしている。


不思議に思ってその子の後ろ姿をじっと見ていると、女の子はくるりと振り向いた。

「このお花、知ってる?」


僕が首を振ると、


「ミヤコグサ、っていうんだよ。雑草だけど、雑草にもひとつひとつちゃんと名前があるんだよ」

というと、その子はにっこり微笑んでミヤコグサを一輪摘むと、僕の目の前までやってきた。




全然サビじゃない、イントロだけ( *´艸`)フフ




『春弦サビ小説』フライング期間中🎵

50〜1000字の小説

俳句、短歌、川柳もOK❗️


二次創作のもととなる作品は、
春とギターのマガジンよりお選びください💗

「#春弦サビ小説」のタグをお忘れなく( `・∀・´)ノ 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?