ハウスメーカー選びのポイント 高気密住宅

ハウスメーカーで家を建てる場合、必ず、住宅展示場を回りますよね。
その前に、最近は、インターネットで情報を調べますよね。
でも、内容が専門用語過ぎて、わかりにくいということはありませんか?
長期優良住宅、耐震等級3、断熱性能6、一次消費エネルギー等級6等、わからない言葉ばかりです。
それについて、話をされ、何となく、理解したつもりになっていませんか?

これからの住宅の省エネ性能

今までの住宅は、性能に大きな差がありました。
その理由は、わかりやすく、ローコスト系は、コストを下げるために、断熱材やサッシ等で安く、性能の低いものを採用し、価格を下げることに成功していました。
しかし、現在は、省エネ性能適合義務化の影響や省エネ住宅への補助金等の影響で、高性能化が進んでいます。
住宅の性能で差をつけられないハウスメーカーは、高価格化が避けられないでしょう。
結果、どこのハウスメーカーに行っても、省エネ性能に関しては、あまり変わりません。
だらか、「弊社は、長期優良住宅対応の高断熱、高気密住宅です。」といっても、どこのハウスメーカーも余裕で対応できます。

高気密住宅

最近、ホームページで高気密高断熱住宅といわれますが、高断熱住宅は、断熱等級が高い住宅の事で、どこのハウスメーカーも、高断熱住宅を建てることができます。
次に、高気密住宅は、難しいです。
と言っても、施工精度の固いハウスメーカーにとっては、難しいなしではありません。
そもそも、高気密住宅とは、隙間の少ない家の事で、C値で判定することができます。
C値=住宅全体の隙間の合計面積÷延べ床面積
いきなり難しいことを書きました。
延べ床面積は、ハウスメーカーでもらう図面に記載されています。
住宅全体の隙間は、機械を使って、施工途中に測定します。
この測定値について、個人的に0.5を下回れば、高気密住宅としてもいいと思っています。

高気密住宅の施工

高気密住宅を施工する一番の方法は、丁寧に施工することです。
高気密住宅は、隙間を埋めることで性能が上がります。
ですから、どれだけ隙間ができそうなところに、適切な処置ができるのかということにかかっています。
しかし、これをすると、多くの場合、施工に時間がかかります。
ハウスメーカーの大工は、一棟いくらといった感じで、お金が支払われるので、一日でも早く、終わらせた方が、儲けが多くなります。
早く終わらせたい大工に対して、ハウスメーカーの現場監督がどれだけ、注意することができるかにかかっています。

丁寧に施工できる会社か確認するために、必要なことは、施工中の現場を見せてもらうことです。
施工現場がきれいであれば、丁寧な施工がされていると思いませんか?
最低限度、お客様が身に来ると言っている現場の掃除もできないようなハウスメーカーは、契約しない方がいいと思います。

最後に、高気密住宅を建てることのできるハウスメーカーは、少なくとも、丁寧な施工を心がけていると思っていただいていいと思います。
他にも、指標はありますが、一つの指標として、参考としてください。

本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
ハウスメーカーの営業の中には、高気密住宅等の説明をうまくできない人もいます。
そんな営業が担当についてしまった場合は、迷わず、担当営業の変更を申し出てください。
いい営業に出会うことも必要です。

RIOアーキ南相馬


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