建築奮闘記 RIOアーキ南相馬

南相馬市で、新築住宅やリフォームの設計を行っております。これから、新築やリフォームを考…

建築奮闘記 RIOアーキ南相馬

南相馬市で、新築住宅やリフォームの設計を行っております。これから、新築やリフォームを考えている方に、参考となるような内容のブログを書いていこうと思います。興味のある方は、フォーローをお願いします。また、新築、リフォームに関して、質問のある方、遠慮せず、メッセージをください。

最近の記事

夏のお風呂改装工事はお勧めしません。

古いおうちのお風呂って、寒いですよね。 タイル張りで、足元が冷たく、冷気も外から入り放題。 高齢者の住んでいる家では、ヒートショックが心配になります。 最近、お風呂をユニットバスに変える工事を多く扱ってきました。 これから、先に季節は、少なくなると思います。 お風呂の工事をするということは、つまり、家でお風呂に入れない期間が発生するということ。 一番、お勧めできない季節は、夏です。 夏は、熱いですよね。 夜、お風呂に入ることが多いかと思いますが、夏は、汗をかいて、日中も

    • 内装リフォーム(キッチンその他)

       今、新築住宅の他に、内装リフォームの工事が進行中です。  内容は、壁紙の張替え(1階全部)、キッチン交換、洗面台交換、トイレ交換です。  こういった工事をするときって、絶対に納まりが悪いところができるのです。  納まりとは、建築的には、きれいに違和感なく見えるのかといったところでしょうか。  今回も、キッチン周りの納まりが非常に悪くなり、頭を抱えました。  しかし、そこをうまく収められるのかが、内装デザインの魅力の一つでもあります。  ここを大工さん任せにすると、大工さんが

      • 新築住宅の進捗

        しばらく、更新していなかったブログを再開します。 今、新築住宅が2件進んでいます。 1件目は、内部下地をやっているところで、天井に入れる24時間換気待ち。 すこぶる順調です。 2件目は、基礎工事中で、配筋が終わったところ。 これから打設して、来月上旬に上棟。 今、絶賛忙しい。 でも、新築の住宅は、打合せから建設中まで、ずっと楽しい。 打合せは、これから出来上がるものを、お客様と一緒に作り上げる。 たまに、私の意見を押し付ける。 作り始めると、打合せ内容が形になっていく感じ

        • 本日の現場 土台入れ

          本日は強風 土台入れも終盤で、床の断熱材を入れました。 床の断熱材は、大きさがあるので、風に煽られ、飛ばされそうになりながら、四苦八苦して、大工さんが取り付けました。 今回、木材はプレカットでしたが、問題ちらほら その場で解決できるものばかりでしたが、ちょっと大変でした。 確認ってすごく大切だと感じた今日このごろ。 明日は、土台入れ最後の工程となります。 月曜日には、上棟です。 火曜日から雨とのことで、何とか急いで正確に仕上げたいと思います。

        夏のお風呂改装工事はお勧めしません。

          納屋の上棟

          今日は納屋の建前、上棟でした。 多少もたついたものの、何とか屋根の下地板まで貼り終える事ができました。 上棟って、いいですね! 大工さんがいっぱい集まるから、活気があって、現場が明るくなります。 ということで、写真を載せようと、頑張って撮ったのですが、予想以上に疲れたので、また明日。 同時に住宅の土台も入れており、こちらは少し問題あり。 その場で解決できましたが、少し慌てました。 明日は、住宅の方の続きと、窓の改修工事も入っており、瑕疵保険の検査も入っており、盛りだくさ

          リフォームにもデザインを

          リフォーム会社のホームページを見ると、殆どが機械的にこんなリフォームを扱っていますのみの記載にとどまっていることが多いと思います。 でも、せっかくリフォームするなら、おしゃれに仕上げたいと思いませんか? 同じ内容の工事で、使う材料の単価も同じ場合、絶対的におしゃれがいいに決まっています。 では、なぜおしゃれをうたわないのか。 労力が掛かるからです。 同じ金額の工事を楽に仕上げた方が、利益が出そうですよね。 打合せの回数を減らすとか、決まりきった建材を使ってもらうとか。 「と

          リフォームにもデザインを

          土台入れます。

          明日からようやく新築住宅の土台が入ります。 土台を入れて、大引きを入れて、床の断熱材を入れて、床の合板を貼ったら、一旦終了 その次は、ついに建前、上棟となります。 昔は、建前があって、上棟する運びだったのですが、プレカットという技術が進歩してからは、建前すると、早いと当日には、上棟となります。 今年に入って、初めての新築住宅の工事になります。 仕事において、準備は非常に大切と言いますが、今回も完璧に準備したつもりです。 でも、何か漏れているものもあるんだな。 重大なミスは

          納屋新築工事

          今まで、新築住宅の話ばかりしておりましたが、納屋の新築することになり、確認申請も無事終わり、着工しました。 今回の納屋は、6坪の納屋で、用途は、農業器具等を入れるようです。 大きさ的には、そこまで大きくありません。 大きくなくても、建築物であり、10㎡を超えているので、確認申請は必要です。 たまに、確認申請を省略できないかと相談を受けることがありますが、基本的には、確認申請を提出します。 今、基礎を作っており、今週中には、完成予定。 ゴールデンウィークもあるので、ゴール

          私が設計した家

          今日は、暖かい日でしたね。 趣味のバイクに乗って、年に1度の点検です。 毎年、わざわざバイクを購入した福島市内まで、片道65キロもかけて、点検にもっていきます。 そこで、お店の人に言われて気づいたこと 去年の点検から300キロしか乗っていない。 ちなみに、バイク屋まで往復130キロあるので、実質、170キロしか乗っていない。 これで、バイクを保有している意味があるのか? 毎年、福島市内まで点検に出す理由も、バイクに乗るため。 無理矢理乗らないと、全くバイクに乗らなくなってしま

          私にとっての設計とは 新築注文住宅

          本日は、本当に暖かい日でしたね。 ちょっと遠くまで買い物に行きましたが、買い物を終え、車に戻ると、車の中は、夏のように暖かかったです。 また、私の住んでいる福島県南相馬市では、今、まさに桜が見ごろを迎えています。 コミュニケーション能力 間取りって、お客様から伺った内容に基づいて、作成しますよね。 これって、当然の事ですね。 でも、お客様は、最初からすべての要望を話すことができているのでしょうか? 絶対にすべて話せている訳ではありませんよね。 だから、住宅設計するうえで、

          私にとっての設計とは 新築注文住宅

          間取りを作る。 新築注文住宅

          今日は、事情があって、睡眠時間が短く、とにかく眠いです。 でも、この眠気のおかげで、少し前に進めた気がします。 少しずつでも、自分から動いていかないと、何も変えることができないと、思う今日この頃でした。 さて、間取りって、誰に作ってもらいますか? ハウスメーカーでは、担当の設計士がいる場合もありますが、営業担当が間取りを作る場合もあります。 特にローコスト系住宅メーカーは、その傾向が強いです。 その理由は、単純に人件費を削減するためです。 営業担当者が間取りを作れば、設計士

          間取りを作る。 新築注文住宅

          新築住宅、木工が始まります。

          最近、一日が経つことが早いなと思っていたのですが、理由は、仕事が立て込んでいるからでした。 ここから、新築住宅2件、納屋1件が立て続けに始まります。 他にもリフォームも何件か工事が進んでいます。 「これは、忙しいわけだ。」とようやく気が付きました。 いくつもの工事を同時に進めると、どの工事の話だったのか分からなくなります。 メモの大切さに気付く、社会人10数年目。 さて、新築住宅の木工が来週から始まります。 今、まさに材料の発注やら、業者の手配やらで大忙し。 再来週には上棟

          新築住宅、木工が始まります。

          中古住宅を買ってフルリノベ

          昨今、住宅価格が高騰しています。 新築の場合、多額の現金ローンを組む人も多いかと思います。 20代で、家を建てる人は、50年ローンを組む人も、いるかと思います。 しかし、普通のサラリーマン家庭には、中々ハードな返済額になります。 今、日本で空き家問題も深刻化しております。 特に、私の住んでいる南相馬市では、管理されていないであろう空き家も数多く見受けられます。 そこで、注目して欲しいのは、中古住宅を買って、フルリノベすることです。 フルリノベとは、内装や外装を全てやり直す

          中古住宅を買ってフルリノベ

          上棟に向けて 新築住宅

          本日は、あいにくの雨で、どこの現場も進みませんでした。 ということで、デスクワークDAY 再来週、上棟を迎える新築住宅に向けて、上棟の準備を始めました。 上棟の準備と言っても、私の仕事は、設計と現場管理なので、資材の発注漏れがないか確認し、詳細図などを作成しました。 CADに頼ればいいのに 私は、新築住宅が始まる前、必ず展開図を書くようにしています。 その理由は、建築でよく言われる納まりを確認するためです。 現在は、通常、3DCADを使用しているので、展開図の作成も、簡単

          上棟に向けて 新築住宅

          施工事例 洗面所

          本日は、最近、工事した洗面所改修工事の紹介です。 洗面台は、 WOOD ONE 無垢の木の洗面 から選びました。 この洗面台は、WOOD ONEの一番の特徴であるパイン材を使用した木の温かみのある洗面台です。 鏡は3面鏡で使いやすいです。 また、照明は、オーデリックを採用しました。 無垢の木の洗面と合うようなアンティーク調のガラスの照明です。 壁紙は、木の色が生えるよう濃い目の紺色を使っています。 施主様のセンスの光るチョイスで、シックにまとまりました。 同じ金額を支払う

          ハウスメーカー選びのポイント 高気密住宅

          ハウスメーカーで家を建てる場合、必ず、住宅展示場を回りますよね。 その前に、最近は、インターネットで情報を調べますよね。 でも、内容が専門用語過ぎて、わかりにくいということはありませんか? 長期優良住宅、耐震等級3、断熱性能6、一次消費エネルギー等級6等、わからない言葉ばかりです。 それについて、話をされ、何となく、理解したつもりになっていませんか? これからの住宅の省エネ性能 今までの住宅は、性能に大きな差がありました。 その理由は、わかりやすく、ローコスト系は、コスト

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