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【ショートエッセイ】筋トレはバランスを考えてやった方がいい

最近、下腹のお肉のたるみが気になってきた。
筋トレは相変わらず続けているが、どうせやるならダイエットも兼ねたい。

以前のようにジョギングをすればいいのだが、それではせっかく付けた筋肉が減ってしまう。
そこで足をメインにした筋トレメニューを試してみた。
足の筋肉は身体の中でも大きいから、足を鍛えると消費エネルギーも多くなる。
よく足トレと言われる。

足トレと言えばスクワット。
スクワットは足だけでなく、いろいろ筋肉も使われるからダイエットには向いている。
週に3回、ウェイトは90kgまで上げられるようになった。

次はレッグプレス。
椅子に座ってウェイトとつながる板を足で押すマシンを使う。
スクワットのような鉛直方向の動きじゃないから、膝を痛めずに高重力を扱える。
この足トレも120kgまで押せるようになった。

レッグカールは太ももの裏側、レッグエクステンションは太ももの下側、ヒップアダクションは太ももの内側。
ブルガリアンスクワットはお尻の筋肉に効く。
ふくらはぎも鍛えたいが、なかなか手が回らない、いや足が回らない。

それでも上半身と下半身の筋トレメニューは50:50くらいだろうか。
決して上半身をおろそかにしていた訳ではない。
それなのに・・・。

朝、出勤前のスーツを着る時に気が付いた。
スラックスの太ももがきつい。
それでその日の仕事帰りの夜に、ジムにある姿見でぼくの身体を見てみた。
明らかに上半身に比べて下半身がデカい。

やってしまった。
ダイエットするつもりが下半身を鍛え過ぎて、下半身デブになっていた。
体重も増えてしまっている。

何につけほどほどが一番いい。




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