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大嫌いだった仕事が…

今朝、ふと思った。
私があの仕事やってみようと思ったのは、人に寄り添いたかったからだと。
当時、苦しくて毎日吐き気の連続だった。だけど、その中でも、ホッとする瞬間もあった。

生まれ変わっても、二度としたくない仕事だけど、自分の中で、その仕事をするという選択したことが今現在の自分の価値観とぴったり一致する感覚があった。

幸せはお金だけじゃないけれど、お金は生きていくうえで、今の世の中ではとても重要な役割を果たしている。一家の大黒柱が、何らかの事情でその人生を終えたとき、その悲しみは決して消えないけれど、生命保険が入ってきたら、未来への不安は少なからず軽減できる。あってほしくないけれど、でも起きたとき…。それが生命保険の役割。

専業主婦から久々の社会復帰。履歴書を書いてあちこち応募するのが面倒くさくて、これで80歳まで仕事続けられるなら、とやってみた。オフィスの人たちがみんな感じのいい人ばかりだったのも決めた一因だった。

ふと思うことってつながっているということを、今日体験した。

仕事帰り、スーパーで買い物をしていると、「確か、あの人…。」と思う人を発見した。声をかけようかなと思ったが、離れていたので、機会を失ったかに見えた。そしたら、また近づいてきて、タイミングよく、声をかけることが出来た。その仕事で同じ職場の人だった。

その人も、今はその仕事を辞めてゆっくりしているということ。私と違って、長い間その仕事に従事していた。
「長く続けられたんですね。お疲れさまでした。」と私が言うと、その人は、「お客さんがみんないい人やった。お客さんがよかったから。」と言った。

「私も、あの仕事辞めた後、ばったりお客さんだった人に電車の中で偶然会って、お話しできてむっちゃ嬉しかったんです。人と話したり、応援すること好きだったんだなって、今の仕事と通じるものがあるって、今朝、ふと思ってたら、こんな風にばったり会えるなんて。」

そのとき、なんで私はこんな選択をしてしまったんだろう?と思うことも、時がたてば、その選択の意味を自分の中に見出せる。そうして、自分の核へと限りなく近づいていく。

そう体感できたことが嬉しい。

追伸
そのとき、そのとき、自分は自分でベストと思う選択をしている。なんでこんな選択をしたんだ、なんて愚かな私なんだと、自分を責めたくなること、責めてきたことを、受け入れ、乗り越え、許しながら、出来ることを積み重ねていく。そしたら、少しずつ少しずつ、自分のことを好きになる道を歩める確信の軸が確立していってる。

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