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大本山 南禅寺[京都府]

京都市左京区 南禅寺福地町にある、臨済宗の大本山「南禅寺(なんぜんじ)
寺号は「太平興国南禅禅寺」

この南禅寺は一説では、1291年に第90代天皇である亀山法皇が、開山の際に
無関禅師(大明国師)を迎え入れて、開創されたと言われています。

亀山法皇は、1249年に後嵯峨上皇の皇子として生まれ、10歳で皇位継承するも、当時の日本は蒙古襲来(元寇)があり、日本周辺の情勢は緊迫状態。

それを機に亀山法皇は、無関禅師の師匠のもとで受戒(じゅかい)し、40歳で出家した後に法皇となりました。


南禅寺は日本の禅寺の中でも、もっとも格式の高いお寺とされていますが、
当時の文献によれば、離宮(りきゅう)に出没していた妖怪を、無関禅師が座禅をして退散させ、亀山法皇はその徳を称えて帰依(きえ)し、1291年に離宮を龍安山禅林禅寺に、これが南禅寺の始まりとされています。


また、お寺の中には龍吟庭(りょうぎんてい)と呼ばれる有名な庭園があり、庭園内には「不識庵(ふしきあん)」や「窮心亭(きゅうしんてい)」と呼ばれる茶席があります。
龍吟庭は、左に龍渕閣(りょうえんかく)、右に涵龍池(かんりょういけ)があり、その奥に不識庵や窮心亭などの茶席があります。

※南禅寺内には、他にも多くの庭園があります。


特に「不識庵」の名前は達磨大師が、梁(りょう)の武帝と対面した時に、

梁の武帝「私の前にいるのは誰か?」
達磨大師「不識(識らず(しらず))」

と答えたことに由来します。
また、この不識庵は、上杉謙信が自らに付けた号としても有名です。


そんな逸話のある場所ですが、南禅寺は「龍穴(りゅうけつ)」と呼ばれる風水に適った場所にあり、座禅や瞑想をするのには、非常に適した場所です。

この場所は気の三元である、
「元気(精気)」 「元光(映像)」 「元音(情報)」 を、上手に取り入れた場所になっています。


最近は特にコロナ禍の影響で、どうしてもストレスが溜まり、イライラしがちですが、
そういう時こそ、このような場所を訪れて、頭をリセットしてみてはいかがでしょう?


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