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忍辱山 円成寺[奈良県]

奈良県奈良市にある「円成寺(えんじょうじ)
山号は、忍辱山(にんにくせん)と言います。


かつて大和國(現在の奈良県)には「北大和五山」と呼ばれる5つの寺、
忍辱山 円成寺(にんにくせん えんじょうじ)
菩提山 正暦寺(ぼだいせん しょうりゃくじ)[= (現)大本山 正曆寺
鹿野園 梵福寺(ろくやおん ぼんぷくじ)[= (現)八坂神社]
誓多林 万福寺(せたりん まんぷくじ)
大慈山 薬師寺(だいじせん やくしじ)

がありました。


これらはすべて、その道の苦行修練の物語により名前が付けられ、平安時代に建てられましたが、現在は円成寺と正曆寺だけが残っています。


円成寺は 756年 に鑑真の弟子だった、唐の僧「虚瀧(ころう)」が開いたという話もありますが、この虚瀧という僧は、実在しないという節もあり、実際は 1026年に「命禅(みょうぜん)」が、十一面観音を祀ったのが始まりとされています。


ちなみに、このお寺の山号にもなっている「忍辱」
これは、菩薩行の六波羅蜜(ろくはらみつ)の1つで

「いかなる身心の苦悩をも耐え忍ぶ」

という意味があります。


このお寺は、当時の浄土庭園を上手く取り入れており、
建物の正面に池、後ろに山があり、風水ではこれを「背山面水(はいざんめんすい)」といい、立派なパワースポットを形成しています。

実際この場所を訪れてみると、不安に押しつぶされそうな状態でも、
「円成寺」の名前の通り、不思議と心が落ちつくのを感じます。
(心が、円く成る)

最近「死にたい」と嘆く、若い人が増えています。
イジメや迫害を受け、精神的に耐えきれなくなったら、ぜひともオススメのパワースポットです。


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