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ローソク足の本質

はじめに


マジでビビった。

今でも忘れない、確かもう5~6年は前になる話だ。

20歳を過ぎても学生身分をいいことに実家にこもっていた俺。
そして夜になればいつもパソコンと睨みあっていた。

巷で話題になっているFXに興味を持ち、
ビギナーズラックで最初の月にいきなり300万円勝った。

「おれ、やっぱ天才なんだな(笑)」

地元では有名な進学校を卒業していたこと、
そして若いころによくある謎の全能感

それらが合わさり自尊心のバケモンと化した自分が
ビギナーズラックではなく実力だと誤解することは
とてもカンタンだった。

しかし現実は1番おいしいところを狙っていつも襲いかかってくる。

いい感じに鼻という鼻を伸ばし切った3か月
ついにその日がやってきた

「強制ロスカット」

この言葉を読むだけで失神する読者も多そうなので
書くのが実にはばかられたが俺には関係ない

「オワタ\(^O^)/」

そう心から思った。
何を隠そうこのバカタレ、実は出金はまったくしていなかった。
恐ろしいことに口座残高をみて喜んでいただけなのだ。

出金して初めてお金になるというのに、(シュレディンガーの金)
ただの口座残高画面と見つめ合い素直におしゃべりできないまま俺は息絶えた。

当然のようにこのアホは奨学金に手を付けていたので
学資ローン含めて1000万円近い負債を負った。

「このままじゃマジでバカタレになる。」

そう焦ったマジのバカタレは本気で勉強を0から始めた

・プライスアクション
・エリオット波動原理
・ハーモニックパターン
・一目均衡表
・自分で編み出した奇怪な手法

もう挙げたらキリがないが、俺はこれだけは自信を持って言える。
それは誰よりも全手法を網羅したことだ。

誰よりもノウハウコレクターで
誰よりも頭でっかちになった 

そして負けに負けを重ねたある日
ようやく俺は気づいた

「え、これローソク足だけ見ればよくね(笑)」

これには七福神も目ん玉ひん剥いてぶったまげる当然の事実だった。
なぜならチャートは本来ローソク足しか表示されず
人が勝手にゴチャゴチャ表示させているに過ぎないからだ。

インジケーターもオシレーターも
言わばローソク足を独自に分析したものでしかない。

RSIはローソク足の変動率を、
GMMAはローソク足の終値を平均した線(移動平均線)の塊でしかない。

そんなことにやっと気づいたが、
逆に言えば誰よりも手法を網羅した俺だからこそ
ローソク足がすべてという信頼性は高いとも言えるだろう。

「インジケーターってどれが最強なんだろ」
「この手法よさげやな!」(ポチィーッ)

とか思ったことないか?
もしもそうならマジで読んだほうがいい。
確実に樹海に入って2年は失う

ちなみに大雑把な数字ではなく
統計的に2年以内に9割のトレーダーは撤退する。

この理由はローソク足がすべてという事実に
出会ったか出会えなかったの差でしかない。

何度も言うが、ローソク足がすべてである。

まあ、とりあえず読んで利用するだけ利用して、
役に立ったかはそのあと教えてほしい。
クソだったらそれもそれで教えてほしい。ぶっ飛ばす

あと、追記も随時するので
急に非公開にするかもしれない。

ちなみに初心者だけではなく

  • ローソク足の本質を学びたい

  • 自分の認識とすり合わせたい

  • からかいたい

人にもかなり参考になるんじゃないかとは思う。

軽い自己紹介としては

トレード歴5年、今は専業トレーダーと個人事業を2つの柱に暇があればトコトコ海外に行ってる自由人(笑)である。

こんなことを言うと

「才能あったんでしょ?」

なんて思われるが、

「お前はバカか?」

そりゃそうに決まっている。

誰よりも引き際を知らない才能が満点だ。

こんなクソみたいな時間クソみたいにパソコンと向き合うんだ
バカの才能でもないと無理だ。

まあ別に俺に興味はないと思うので、
ここから本題に入る。

早速ですが、これ知ってますか?


第1章:ローソク足の見方

そんなに興奮しないでください。(vc.安倍元総理)

「知ってるわそのくらい!!!」

聞こえてます。
しかし、実はこれから説明するにあたってこのイメージが1番重要

これを知っている人はほぼ全員だが
これを実践まで落とし込んでいる人は見たところ1割にも満たない

最後まで読んだところでこの意味が分かるので
まずはこのイメージを完全に持ったうえで進んでほしい。


第2章:ローソク足の種類

すべて学んだ俺が断言する。マジでこれだけでいい。

スラスト、同時線、カラカサ、大陽線、、、
それらを覚えてもトレードでは勝てない。

勝つことに必要なのは

いかに多くを知るか、ではなく
いかに少なく収めるか。

無駄な知識は一切省いてほしい。
相場を難しくしているのは自分自身である。

①ノーマル

説明もクソもなく、特に見た目が普通のものだ。
今あなたが思い浮かべているもので間違いない。

強いて言えばピンバーではないものと思っていたらいい。
それくらいに細分化するメリットがない。

てか細分化はデメリットしかない。

②ピンバー

これはかなり重要だ。
長いヒゲが特徴のピンバーはトレンド転換・継続で頻出する。

理屈は

上げ(下げ)圧力への強い抵抗が起き、長いヒゲになる
→ 逆方向へ動き出す初動の表れ

だが、理屈はどうでもいい。

「ピンバーだ!反転するかも!」

くらいで十分すぎる。

蛇足だが俺はピンバーを見るだけで興奮してしまう。
本当に蛇足である。

次にピンバーの見極めを実際のチャートで解説する。

①赤枠ピンバー

正しいトレンド継続を示すピンバー

・大きな流れ(画像では下げ)に沿う方向のピンバー
・頂点にあり、明らかに目立った位置にある

ことが条件。
俺もこれはかなり重要視していて、
トレードの半分はこのピンバーが根拠の1つにはなっている。

②青枠ピンバー

論外。
これは明らかに流れの中なので、見ためがピンバーなだけで
意味合いとしてのピンバーではない。

「こいつ目立ってんな~~~」

がピンバーである。ピンバーは必ず目立ちたがりだ。
埋もれたピンバーはローソク足界隈でハブられているだけである。
空気が読めない奴はどうやら相場でも肩身が狭いらしい。

③緑枠ピンバー

2つあるが1つずつ解説する。

左に関しては明らかに横着しているがトレンド転換しない。
これは大きな流れが下だからだ。

ピンバーは所詮ローソク1本
ローソク足の集合である流れには勝てない。

基本的に、有効なピンバーはトレンド継続に沿う方向のピンバーだ。

右に関しては
「え、大きな流れ下なのに噴いてるじゃんw」
となるがそうではない。

これはこの画面にある下方向の流れよりも
画面外の大きな上方向の流れにピンバーが触れたためだ。

短期(画面内)で見ればトレンド転換、
長期(画面外)で見ればトレンド継続のピンバーと言える。


第3章:ローソク足の組み合わせ

次に特に重要なパターン、というかこれだけでいい4つを紹介する。
はらみ、包み、宵の明星、明けの明星だ。

聞いたことがある人が多いと思うが、
ない人は必ず覚えてほしい。



①はらみ線

はらみとは値幅の縮小であり、正体はトライアングル(P波動)である。

トライアングルはご存じの通りだが
ブレイク時に一方向に走り出す。

これは上位足目線で今を見るときに役に立つ。

これは15分足に日足を表示させている。
( Trading viewでMTF candles by yatrader2と検索すると使えます。)

見てわかるようにはらみの中は値幅の縮小が起き、
終値でブレイクした方向に走っている。

現状がどうか分からなければ上位足のイメージをつけると
一気に分かりやすくなる。

余談だが、こういうところはN波動がでやすい。
(黄色ボックスは同じ大きさ)

興味があればTwitterではよく話す内容なので
フォローしてもらえると幸いである。



②包み線

包み線とは値幅の拡大であり、
正体は拡大トライアングル(Y波動)である。

値幅が拡大しているときは
縦に大きく振られるので静観が吉◎

見ての通り、前日の高値を上抜けたかと思えば
安値も下抜いてくるので非常にめんどくさいし、てかキモい

相場歴5年の俺の結論は
この相場環境は触らない
である。

余談だが

『はらみ線は次の足をはらむからはらみ線、
であれば包み線は次の足を包んでいなければおかしいが、
どう見ても包まれている。これは包まれ線ではないのか。』

とマックで隣のJKが言ってました。



③宵の明星 / 明けの明星

宵の明星 / 明けの明星は反転すると同じなので一緒に解説する。

これはトレンド転換サインとして非常に有名であり、
かつローソク足の組み合わせの中では間違いなく最も有用である。

これは波形を見ればわかるように三尊 / 逆三尊になっているからだ。

ちなみにチャートパターンの中では
三尊 / 逆三尊 が最も実践的であり、
俺が1番得意にしているパターンだ。

今回は主題と異なるので触れないが
いつかチャートパターン編で細かく解説する。

実際のチャートでももちろんこのサインは機能する。
ヘッドが深ければ深いほどサインの信頼性は高まる。

つまり、ピンバーのヒゲが長ければ長いほど望ましい

頻出するサインなのでぜひ研究してみてほしい。


第4章:ローソク足の意義

これまではあくまで既存のまとめに過ぎない。
ここからいよいよ本質に迫る。

早速だが、ローソク足には4つの意義がある。

一旦、指を止めてゆっくり考えてほしい。










ちなみに私には超能力があるから分かるが、
あなたは確実に指を止めてもなければ考えてもないだろう。

冗談ではあるが、理解するためにも思考のスピードを一度緩めてほしい。

それほど、これからの内容は重要になる。

正解はこの4つになる。
では順を追って解説していこう。

①4つの値

これはおさらいした通り、
始値、終値、高値、安値が分かる。

つまり、この状態では点の情報である。
1次元でしかローソク足から情報を得ていない。

そして次になる。

②値幅(縦)

安値と高値を結ぶことでそのローソク足の値幅がわかる。
ここで線の情報になる。つまり2次元化された情報だ。

トレーダーの9割以上がここまでしか見れていない。
「見えているが当然すぎて見落としている」
と言ったほうが正しいかもしれない。

誰もがローソク足の値幅やヒゲの長さ、大きさを見ている。
ここで重要になることが次だ。

③時間(横)

ローソク足は当然だが15分足、日足のように
指定した時間分の値動きを1本で表している。

これが日足であれば、
それは5分でも3日でもなく、1日分の値動きなのだ。

1分足で100pips動くことと
1月足で100pips動くことはまるで意味が違う。

前者は

「ボラやばっ!!!」(荒れすぎだろ。。。)

となるが、後者は

「ボラやばっ!!!」(動かなさすぎだろ。。。)

となる。

「やばい」の汎用性の高さを分かったところで、
今一度この重要性の高さも分からないと確実にブレイクスルーは起きない。

その何pipsの動きは一体どれほどの時間をかけたのか。

例えば、15分足チャートを見ていて
1本で100pipsも動けばその足は確実にカギとなり、
理由を探す必要がある。

一方で、月足チャートを見ていて
1本で100pipsしか動かなければ
その足はもはや意識するに値しないだろう。

このように
値幅(縦)の評価は、時間(横)に依存している

これを理解したうえで、ようやく肝となるフェーズだ。

④モメンタム(縦×横)

①4つの値が
②どれくらいの値幅内で
③どれくらいの時間内に
④それぞれいつつけたのか(モメンタム=勢い)

ここまでいって初めて面の情報、つまり3次元の情報になる。
そしてやっと折れ線チャートが書けるわけだ。

モメンタムの考えは常に重要になる。

なぜならモメンタムは常に値幅×時間を意識できるからだ。

ここでピンとこない読者のために図解を用意して次の章に入る。




第5章:モメンタム

①モメンタムの定義

考えてほしい。
左と右、どちらがレジサポとして直感的に信頼できるか?

経験を積んできたトレーダーなら間違いなく右のデカい三尊を選ぶ。
しかしこれは値幅は全く同じである。
なぜこんなにも信頼性が異なってくるのか?

もう既に気づいているだろうが、
時間(横)が右のほうが強いからだ。

このように縦×横で長方形にすれば視覚的に分かりやすいだろう。
この面積はそのチャートパターンのエネルギーの総量を表している。

パっと見た感じ、右のほうが左よりも4倍は大きいだろう。
すなわち、信頼性がまるまる4倍違う。

つまり、モメンタムとはエネルギーの総量であり、
必ず価格×時間で表される。

考えればわかるが、

5分でできた三尊よりも
1年かかった三尊のほうが強い。

ただそれだけである。



②モメンタムとローソク足

左:日足1日分
右:日足3日分(明けの明星)
※どちらも値幅(縦)は同じ

の比較である。
見ればわかるように、その後の上昇の勢いに大きく差がある。

また、右ではネックライン・ショルダーライン(紫)など
要所でラインが効いていることが明らかだ。

いかに時間幅(横幅)がその後に大きな影響を与えるか
分かってもらえたはずだ。

特に右の青枠の1つ右のローソク足(赤線)を見てほしい。

ショルダーラインを試して突破できず反転
下ヒゲが形成される

という最高の流れだ。

・ローソク足を値幅×時間で見る
ローソク足の形・意味を知る

だけで、こんなにもトレードは明快にカンタンになる。

インジケーター・オシレーターを表示すると
思考回数が多くなるだけで結局複雑にしているだけだ。

歴5年になるが、今ではMAしか表示していない。

ローソク足からの情報のみでトレードし、
これでもなんとか凌いでいる。

行きつく先は、必ずシンプルだ。




第6章:トレード手法

ここまで読んだ読者は相当勝ちにこだわっているに違いない。
また、そのようなあなたこそ

「実際にそれ何の役に立つの?」

と思うだろう。

今回はローソク足に関する1冊ということで
これまでのローソク足の知識のみを使って
実際にチャート分析をする。

学んで終わり、ではなく
実践にどう落とし込むか

この意識なしには常勝トレーダーになることは不可能といっていい。

それでは手順に従って解説する。



①反転サインを待つ

1時間足に日足を表示させ、日足レベルの反転サインを待つ
※インジケーターは "MTF candles by yatrader2 " を使用
このとき、1画面まるまるに日足が24本表示されるように調整すること。
(リアルトレード中は画面右が空くので、そのときは18本ほどになる。)

理由は後にすぐに分かる。

今回はピンバーが現れた。
つまり、上方向のトレンドが終わって下方向になる可能性がある。


②長期のジグザグを描く

ジグザグを書いているときに

「あれ、包み線の時どうしよ」
「同じようにどうやって書くんだろ」

と悩むこと、これは歴がある程度あるトレーダーあるあるだ。
そんなトレーダーのために誰でも同じように書ける
再現性MAXのジグザグの書き方を教える

この通り実践するだけ
あなたはこれ以上無駄な時間や不安を感じることはない。

1)日足1本1本の高値安値をつなぐ

2)それぞれを繋ぐように線を足したり、伸ばしたりする

これで

・誰がいつジグザグを引いても
・初心者でもプロでも

全く同じジグザグが引ける。
何度も言うようだが、再現性のない手法は手法ではない

ただの希望的観測トレードだ。

もしもそのような人がいれば、今回でやめてしまおう。

自分で言うのもなんだが、あなたは本当にラッキーだ。
FXなんて疲れることはやめて、
宝くじを買ったほうがいいだろう。



③イグジット箇所を決める

出口戦略をおろそかにしている人は多くみられる。
かくいう俺も、かつてはエントリー方法ばかりに力を割いていた。

しかし、今断言できるのは

イグジットはエントリーの100倍重要

ということだ。

たとえエントリーが悪くとも出口さえハッキリしておけば
何の感情もなく自信をもって損切り・利確ができる。

また、イグジットは反応が予測されるところ、
つまりレジサポになる。

ここでレジサポを引く人に質問がある。

「毎回同じ理由で引けていますか?」

恐らく9割の方はNOだ。

・直近の高値・安値
・なんか目立っているところ
・週足の始値、終値、高値、安値

などが大半だ。
そんな理由も根拠もよくわからないものはやめにしよう。

俺の答えは

「三尊・逆三尊からしかレジサポは生まれない。」

である。
では早速手順に移る。

1)さっき書いたジグザグをもとに三尊・逆三尊を描く

これは最後の上昇の起点であり、
落ちてきた値は抜けるにしろ反転するにしろ
必ずここで反応がある。

つまり、狙うのはここまでだ。

そこから伸びるか反転するかはまた別の見方が必要になり、
ここに触れてからの反応による。

2)ネック・ショルダーを元にゾーンを書く

三尊・逆三尊とは

そこで値がもみ合い、勝敗が決したところ

である。
つまり、エネルギーが最も多く蓄積されている

エネルギーが蓄積されているので何らかの反応が予測される。
よってレジサポとなるわけだ。

結論、このゾーンに触れた時がイグジットになる。

また、ここでゾーンにする理由は非常にシンプルで
トレードを単純化するためだ。

これはラインに関することなのでここでは細かく言わないが
ラインはピンポイントで反応させるために引くわけでは断じてない。

天底やピンポイントに反応するラインを
引きたがるトレーダーになってしまうと
完全に樹海入りしてしまう。

読者で
「わたしのことか?!」
とハッとした方は多いだろう。

ライントレードも好評であれば書くので
良ければ感想を待っている。
私も人間なので感想がないと悲しいです。



④短期のジグザグを描く

手法の初めに

1画面まるまるに日足が24本表示されるように調整すること。

といった理由は

・1時間足24本(短期目線)
・1日足24本(長期目線)

と同じ見方ができるようにするためだ。
MTFは条件を統一しなければ何の意味もないからだ。

つまり、これからは

1画面まるまるに1時間足が24本表示されるように調整する(ズーム)

長期の流れが分かったところで、
これからは短期に移り、実際にエントリーする場所を探す。

これまでと同じやり方なのでもうカンタンだ。
まったく同じやり方で短期にもジグザグを描く。
(赤い部分はゾーン)



⑤エントリーする

1)ラインを終値で割ればエントリー

今回は下目線なのでピンバーまたは宵の明星を待ち、
形成されたら三尊を書き、そのネックラインを引く

ここを終値ベースで割ればエントリーする。

終値ベースでエントリーする理由は

・根拠が強い
・エントリールールの再現性をとるため

である。

「そろそろうるせえなコイツ・・・」

と思われるかもしれないが、そう思うお前がうるさい!!!)

再現性をとることに全力を出せ

再現性のない手法は無価値だと思い込むくらいでちょうどいい。

「俺は、終値が決まった直後でしかエントリーしねえ」

そう街頭演説する政治家が現れたら間違いなく俺である。

2)ゾーンに触れたらイグジット

三尊のヘッドに損切りライン、
ゾーンに触れるところを利確ラインとしてエントリーする。

RR比は1.55と悪くないのでエントリー。
また、RR比が1以下はトレードしないこと。

ちなみに俺が推奨する資金管理で行えば、
軍資金が10万円でも
この一撃だけで3万円稼いでいる。


まとめ

以上になる。

これが過去に使っていた手法だ。

もちろんこれだけじゃないが
大まかな見立てはこれでやっていた。

現在は少し見方が変わったので
さらに別の見方も書きたいが
それは後述する。

また、最大限わかりやすいように努めたが
何度も読み込んでほしい。

ここまで読んだあなたには俺の金言を授けたい。
この言葉に気づいたときから、俺は勝ち始めた。
その言葉は

「FXはスポーツである。」

だ。
いまいちピンと来てないあなたに説明する。

相場の勉強法は多岐にわたる。

・ファンダメンタルズ分析
・波動論
・フィボナッチ数
・物理学的アプローチ

挙げだしたらキリがない。
かくいう俺もその1人だった。

時間があれば本を読み、
勝っていると自称しているトレーダーのツイートをスクショし、
丁寧にフォルダ分けして検証していた。

自信を持って言えるが、
当時の俺は誰よりも勉強していただろう。

最初の1年間は1日16時間、起きている間はずっと勉強した。

パソコンにかじりついた

本を読んだ

ある時はボロ勝ちして自分を天才だと信じた

ある時はボロ負けしてマウスを壊した

師匠を探した

自称常勝トレーダーにDMを送った

1人は100万円
1人は50万円
1人は30万円

講習代と称して請求してきた

何も信じられなかった

自分でやるしかないと決意した

確率論を1から学び始めた

数学専攻の大学教授にメールを送った

フィボナッチ数の神秘を勉強した

エリオット波動原理の原著を呼んだ

ハーモニックパターンのサロンに加入した

英語で書かれている論文を読んだ

心理学をDAIGOの動画で学んだ

教材費だけで50万円は超えた

毎日10時間以上は勉強する毎日が1~2年続いた



「それでも負け続けた」
いつかは勝てる、そう信じて明日も負けた

そしてある日、ふとひらめいた。

「もしもFXが、勉強ではなくスポーツだとしたら?」
「勉強ではなく、運動だとしたら?」

もしも、この問いが正しければ、

野球選手になるために

素振りやノックではなく
ずっとひたすらに
運動学・スポーツ医学・スポーツ科学を学んでいることになる。

こんなバカなことはない。

しかし、この問いが正しいと証明するには
あまりにも証拠が十分すぎた。

自分の勉強量が少なかったのわけでも
自分の勉強法が間違っていたわけでもなかった。

それよりもずっと前、
大前提として勉強ですらなかった

悔しかった。
なぜもっと早く気が付かなかった。

しかし今はわかる。
誰よりも "勉強" してしまった自分だからこそ分かったのだと。

99%以上の人が
FXは勉強が必要だと信じて疑わず、
また意識すらしてないだろう。

ここまで読んだあなたには
このような無駄な期間を絶対に過ごしてほしくない。

これも何かの縁だと私は信じる。

必ず実践し、目と手で覚えること。
体に落とし込むこと。

私が今回書いた記事なんて忘れてしまっていい。
もっと上手な講師もいるかもしれない。
こんなもの読んだって実践する人は1%もいないだろう。

でもこれだけはどうか覚えてほしい。

「「「 FXはスポーツだ。 」」」

この大前提だけでも、どうか忘れないで。

また、あなたに爆益があらんことを心より祈る。






俺より稼がない程度に。

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