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なぜエンターテイメントの道に進んだのか?

エンターテイメントは、病気・障がいの有無、年齢や国籍などに関わらず、
全ての人が楽しみ笑顔になれるものだと思うからです。

「きょうだい児」という言葉を聞いたことはありますか?

私には3つ子の妹達がいます。600g前後の手のひらサイズで生まれ、1人を亡くし、2人は何度も生死を彷徨いながら重度重複障がい者として今を生きています。

私のような障がいのある兄弟姉妹を持つ者は「きょうだい児」と呼ばれます。

私は妹達について、幼い頃から誰にも言えない心の葛藤を抱えていました。
ケアが必要な兄弟姉妹がいる家族の中で育つのですが、障がい者本人でもなく、また親でもないからこそ抱えている悩みや問題があります。

そんな「きょうだい児」の私は、どんな時もエンターテイメントの力に救われてきました。妹達と一緒にダンスや音楽を聞いたり、家族でテーマパークに行くといつも笑顔になれました。
私達家族は、「また明日からも頑張ろう!」と生きる活力を貰っていました。

心から楽しい!素晴らしい!と思ったり、誰かが笑顔になってくれて嬉しかったり。

心が動く体験。感動体験。

エンターテイメントには、生きる活力へと繋がる素晴らしい力があるのです。

いつまでもエンターテイメントの力で私自身も活力を貰い、その活力を基に人々に笑顔を届け続けます。

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