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KEIBA NOTE 02(距離や道悪の適性について)

わたしが一番競馬をがんばっていたのが2012年~2016年、ギリ2017年ぐらいです。
その時のちょうど2017年オークスの時期に書いたブログ記事をサルベージしました。

まぁ競馬も何となく変わったなと最近は感じることもありますので、読まれる方は暇つぶし程度に読んでください。
5年前の記事ですし。

ただ5年前はまだ愛するクラレントは現役だったんだなとか、ソウルスターリングはわたしの渾身のPOG馬だったなとか、この年のフローラS、12番人気モズカッチャン、10番人気ヤマカツグレースを爆穴指定していたこととか、けっこう良い年だったなと懐かしく思っています。

この年のダービーはレイデオロかな。
オークスもダービーもルメールだなぁ…
まぁいいや。

※馬の例は当然2017年当時のものなので古いです。
※このあいだのソダシとレイパパレにもこんな感じのイメージを持っています。
(そこからこの記事を思い出した!)

では暇つぶしにどうぞ。2017年の5月18日に書きました。
うお、偶然今日やん!すごー


距離や道悪の適性について

競馬をやっていると必ず距離適性がどうだとか、重馬場が得意かどうか、といった話が出てきます。
実際それはあるんだと思います。
スタミナ、飛びの大きさ、蹄の形、もちろん血統など…
それは個人が持つ予想ファクターで予想していけば良いと思います。

ただ、わたしは気にしません。(というかわからん…)

では何を気にするのか。

距離が変わって、馬場が良から重に変わって、「ラップがどう変わるのか」ということです。
その変化後のラップに検討している馬が対応できるのかどうか。
ということです。
だからわたし的には距離適性がどうだ、重馬場がどうだとかは考えません。

先週の京王杯SCでも重馬場が苦手とされるクラレントが大穴をあけました。
そもそも重馬場が苦手なのか?
そんなことは知りません。
ただスローの「ギアチェンジトップスピード戦」は得意だけど「消耗戦」は苦手だということはわかります。

実際、京王杯SCは重馬場だけどギアチェンジ戦になりました。
雨が降ると消耗戦になりやすいということはあります。
ただそれで重馬場すべてが苦手という判断を下せるとは限らないということです。

距離についてもだいたい同じです。
距離が変わることでラップがどう変化するのか、を考える。

たとえばレーヌミノルですが、この子はハイペースで厳しい流れを作っての消耗戦でハイパフォーマンスを見せています。
基本的に距離が延びればラップはゆったりになっていきます。
ということは距離延長はマイナスだということになります。
馬場と同じで、スタミナがどうだとかは知りません。
ただ距離延長することにより、自分の得意なラップを構成しにくくなる、ということはわかります。

この距離適性には「追走」というファクターが大きく影響します。
千二でついていけないなら距離延長して追走できるペースの距離に行けば良いでしょう。
逆にマイルの追走がハイレベルの馬に中距離以上を走らせてはせっかくの追走が無駄になります。
これもレーヌミノルに言えますね。
今回のオークスのレーヌミノルは、自身の武器を取りはらって挑むレースということです。

自身の追走というのはどこかの距離でちょうど武器に変わるときが来ます。
これが距離適性だと思っています。
ただこれにはやはり多少分析できるだけのキャリアが欲しいです。
これが3歳クラシック路線は非常に難しいのです。
トライアルはスローばかりですから、いざ本番で明確に追走を問われたときにどこまで後半要素を引き出せるのか、ですね。
だからクラシックは苦手。

今年のオークスの話。
大人気リスグラシューですが…
この子は阪神JF、桜花賞というタフな馬場でソウルを追い詰め逆転。
高速馬場のチューリップ賞で完敗しています。
桜花賞のラップは
12.7 - 10.9 - 11.1 - 11.8 - 11.8 - 11.5 - 11.9 - 12.8 = 46.5-48.0 = 1:34.5
という1.5秒ハイの消耗戦です。
オークスがこんなラップを刻むでしょうか?
何が起こるかはわかりませんので刻むかもしれませんが、可能性は低いと見ています。
つまり今年の桜花賞はオークスとは真逆のラップを刻みそうで関連性は低い、という結論になります。
結論はミヤビとソウルのワンツーでしょう。

以上です。
お疲れさまでした。

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