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令和5年9月 第16回定例会 一般質問⑤インクルーシブ教育・インクルーシブ保育について

こんにちは。尼崎市議会議員 池田りなです。令和5年9月 第16回定例会で、インクルーシブ教育・インクルーシブ保育について取り上げました。

インクルーシブな教育・保育の対象は、発達特性を持った子ども、外国籍の子どもを含む全ての子どもです。2023年4月、小学校に入学された、障がいを持った保護者にも「本当は地域の学校に通わせたかったが、教員不足による教員への負担を考えて、特別支援学校を選んだ」という声を聞いています。

市長は「支援学校・支援学級・通常学級の選択肢の中から、保護者が望む子どもに1番合った進路を選べるようにすることがある」と令和4年12月定例会の答弁でも述べられていましたが、私もその通りだと思います。


今、インクルーシブという言葉が一人歩きして、本来の意味が市民に伝わっていません。実際に本市では特別支援教育支援員と生活介助員が増員されただけで、他にインクルーシブ教育の取組みが見えてきません。

令和5年2月11日号(特集号:インクルーシブ教育を目指して) 令和5年6月第14回定例会で、「インクルーシブ教育の具体的な方針を千葉県流山市のように市報で発信してはどうか」という質問に対する答弁はいただけませんでした。

<質問>
令和4年度 広報媒体認知度調査の結果によると、尼崎市についての情報収集媒体の1位が市報で53.5%でした。本市の主要事業であるにも関わらず、市報に特集を掲載しない具体的な理由を教えてください。


広報課に確認したところ、掲載の可否は約束できませんが、市報に掲載する記事は随時受け付けているとお聞ききしました。本市がインクルーシブ教育・保育を主要事業としているのであれば、是非とも市報に掲載し、広く市民に啓発していただくようお願いします。

<質問>
2023年3月予算特別委員会で、小学校1年生は手厚い支援が必要のため、学年に1人 ・41人 の特別支援教育支援員を配置すべきという私の質問に対して「丁寧な指導や支援が必要であり、特別支援教育支援員の果たす役割も大きい」と答弁をいただきましたが、予算以外での課題を教えてください。



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