仕事があること（2024年4月1日の日記）

昨日会社に着くと、席の向かいの先輩が
「今日、電車に新入社員って感じの人がたくさん乗ってましたよ」
とその隣の先輩に話していた。

それを聞いて、去年の4月1日を思い出した。

去年の4月1日時点で、私はまだ就職先が決まっていなかった。
極端な性格のせいで、ここに入る！と決めた会社以外を受けなかったせいで 笑
就職先が決まらないまま、大学を卒業した。

去年の4月1日は、大学時代と変わらない一日を過ごした。
朝から電車を乗り継ぎ、アルバイト先へ向かった。
その電車の中には、おそらく同い年の、新品そうなスーツと慣れていないヒールを履いた、ザ新社会人って感じの人たちがたくさん乗っていた。

私は、アルバイト先では制服があったから、いつもと同じ、だるっとしたパーカー。
地下鉄の窓に映る自分が、
なんかすごい情けなくて、すごい辛かった。

・

去年の自分が今の自分を見たら、どう思うだろう
広告代理店でコピー書けてるの？すごい！
と思うか、
なんでそんなストレス抱えながら働いてるの？
と思うか。

でも、去年の自分に何か言えるとしたら、

「今日感じた気持ちは、
仕事があることの有難みを教えてくれるから。
いつまでも忘れないで。」

「大丈夫、ぜんぶ糧になるよ。
胸を張って、今日もバイト頑張っておいで。
一年後のあなたは、毎日こんなに楽しんでいるよ」

と、言ってあげられる毎日を送りたいな。