いろいろまとめ②名古屋で出会ったもの

ハロー、自問自答ガールズの皆さん。
今回もあまりファッションと関係あるような内容七まとめになりますが、よろしくお付き合いくださいませ。(無理にはいいよ)

先日、名古屋タカシマヤで開催されている「やさしい暮らし展」へ行ってきました。

事の始まりは、先日私が精油のメーカーについて先生に質問したこと。
いろいろやり取りをする中で、あなたはアロマテラピーをどう伝えたいか、精油に何を求めるかを向き合って考えてみてはどうだろうといった内容のことを伝えられた。
私がつい値段を考えてしまうというようなことを伝えたがゆえに、値段で決めるものではないという軽いたしなめの言葉と共に。

そして先生の精油に対するポリシー、購入先を選ぶ時の基準などを教えていただいた。誰それがいいといったから、安いからではなく自分の基準を持っておくと見えてくるものがあると思う、とも。
そこで国産精油のことを教えていただいきました。精油はいろんなメーカーから販売されていてそれこそピンからキリまであるけれど、原産地は海外であることがほとんど。海外から輸入され日本のメーカーで厳正な検査と成分分析を行い販売されます(してないメーカーもあるようですが)
ですが昨今の原材料の高騰や、採取できる植物の減少などもあって最近は国内で採取した植物を使用した精油作りも広まってきています。
国産精油については、以前学んでいた先生からも聞いていました。ただ私とその先生の相性はあまり良くなかったこともあり、ほとんど気に留めていなかったという…。けれどその頃から比べて国産精油のメーカーはさらに増えているようでした。

先生はご自身が取引をしている国産精油メーカーが名古屋で出店することを教えてくれました。いわゆる期間限定SHOP、ポップアップですね。
その店が出店されるのが「やさしい暮らし展」だったのです。        たまたま開催二日目に仕事が公休だったのでその日に行くことにしました。栄では私がよく読んでいたファイブスター物語を描かれている永野衛氏の展示会もあります。久々に美麗なイラストを見てうっとりしたい…そんな野望も抱きながら当日を迎えました。
服装は先日神戸に行った時と同じコーデ。服装が決まっていると気持ちが楽だ。湯婆婆のリングはお休みし、パタリーとmmmのリングだけで武装しました。

先生が教えてくださったのは「かおりと」
オーナーの古山さん自らが全国各地を出向き、見定めた農家などで栽培されている植物を使用した精油やオイルを販売されている。しかもオーナーご自身も手ずから水蒸気蒸留などで精油を作られています。


インスタで拝見していたので思わずこの方が…とじっと眺めてしまったようで、お会いしましたっけ…とオーナーさんを戸惑わせてしまいました申し訳ない。
謝罪し、挨拶をして先生からアロマアナリーゼを学んでいる者だと伝えるととても喜ばれいろいろと教えてくださいました。

国産精油なので、聞いたことのある名前の精油が多いです。
しょうが、さんしょう、ゆず、くろもじ、ラベンダー、ひのきにいよかん、かぼす、和はっか等々。
しょうがは料理をするときまな板の上でしょうがを切った時のようなフレッシュな香りがした。フレッシュだけど刺激が少ないやさしい香りだ。はっかも私が持っているペパーミント(西洋はっか)よりも甘く優しい香り。これが国産精油か…。

先生が言われたのは一番大事なのは自分の鼻が喜んでいるかということ、だった。服を買う時で言えば、試着の時自分の心に沿っているかというようなことだと思います。
これまで通販で精油を買っていたので、そこまで考えたことがなかった…。まあでもいい匂いだわ~とにやにやしていたのでそれも間違いではないのだと思うけど。

香りを確認し、もともと決めていた国産真正ラベンダーとゆず、ほうしょうを購入することにしました。ほうしょうはクスノキ科の精油だが、クスノキとはまた香りが違う。くすのき精油はまさにおばあちゃんちの香り!
ちなみに私が好きで最近また気になっていたホーウッドという精油とほうしょうの学名が同じだったので、聞いてみたらホーウッドとはまた別らしく…(採取部位が違う)
しかしここを書き出すと精油オタクの話になっていくので省略しますね…。

そして少し前に何かで名前を見かけ、気になっていた精油がありました。
「げっとう」です。月の桃と書きます。字面だけで美しい。
こちらでも扱いがあり、香りを確認させていただきました。(かおりとさんでは「島げっとう」を扱っています)
「うお…っ」
変な声が出ました。そして思わずニヨニヨしてしまう。何だこの香り。え、ガールズも香水を試着する時こんな出会い方をしてるの…?
桃と書いてあるけど、甘い香りじゃない。ちょっとスパイシー?うわでも何だろうめっちゃ好きだ。
お財布と相談し、1mlの小さな瓶をお迎えした。この精油は深堀りしたい…。
オーナーさんからも精油やアロマテラピーについて貴重なお話をたくさん聞かせていただいた。オーナーさんはさっぱりとして力強い、活気のある人。ご自身で植物を蒸留する様子をタブレットで見せていただき、買うことで応援出来たらなあと思いました。
精油、植物が好きなことが全身から伝わってきます。
あきやさんといい、この方といい、好きが全身から伝わる生き方をしている人は本当に素敵です。

そしてオーナーさんから近くでこの精油になる前の植物を使ったハーブのお店があるので行ってみてくださいとお勧めされましたた。何とそちらの店も私が学んでいる先生とご縁があるらしい。
肩も温めてもらえるとのことで、肩がちがち勢の私は早速行ってみましたた。
こちらのオーナーさんも気さくな方で、紹介されたこと、先生からアロマを学んでいることを伝えるとこちらもまたとても喜んでくださった。


これがハーブボール。中にドライハーブがたくさん入っています。

こちらで扱っているのはハーブボールというもの。ハーブボールが入れられているガラスケースを開けるとガラスからほわんとハーブの香りがする。森林の香りだ。花の香りのような主張はないが、温かい草木の香り。
やってみますか、とオーナーさんが電動の蒸し器で温めていたハーブボールを出してきてくれました。
うわめっちゃいい香り。森の匂いだ。あのガールズも好きではなかろうか…?などと思ったりもしました。

ほわほわと温かい香りがするハーブボールはとても熱いので、少し冷ましてから手の甲にあててくれました。とても心地がいいし肌もしっとりする。そしてこういうことを書くとスピリチュアルからは抜けたのでは?と思われそうだが、肩や首にあてたとたん自分の中にあったどろどろとしたものが雲散霧消したような気がしました。

そう、前にも書いたけどどろどろとしたものがありました。
結構精神的に落ちていて、かなりネガティブになっていた。神戸へ行ってから少し改善したけど、それでも何かあると落ちてしまう感じだった。

それらがすこんと抜けた気がしたのです。
とても明るく気さくでパワフルなオーナーさんですが、この仕事を始める前は色々と苦労もされていた様子。
ハーブの仕事を始め、生き生きと活躍されているその姿は私に元気をくれました。
そしてハーブボールと、発売されたばかりというオーナーさん(永田舞さん)のハーブボールについて書かれた御本を購入。

永田さんは先生のご友人ということもあり、こちらでもたくさんの情報をいただきました。そして想定外の出費をしたこともあり、栄の展覧会にはいかずそのまま駅に吸い込まれるようにして帰宅。
自宅でお昼を食べた後、ソファーに座ってそのまま眠っていました。めったに昼寝しないんですが、久々にぐっと寝ていたようです。

それから、考えたことがありました。
私のことについて、服について。

二人のオーナーさんのファッションは、シャツにパンツという至ってシンプルなもの。私と言えばタカシマヤに行くんだからと気合を入れたというか、そういう制服。
永田さんと写真を撮りましたが、そこに写る私は緊張していることもあるけれど何だか少し浮いて見えました。

好きな服なのに、何でかな。
何かこう、おしゃれ頑張ってます!って感じのファッションになってしまっていた。神戸の時と同じ服で、あの時はすごくよかったのに。
もしかしたら私は制服をもう一つ用意というか、使い分けを考えた方がいいのかもしれない。
そんなことを思いました。
私の中で百貨店というのは、それなりにおしゃれをしてきちんとした服装で行く場所でした。昔はわかりませんが、今の百貨店はほんとに普段着だったり、ジャージ姿の人もいる。敷居の高い場所ではなくなってきました(東京とか大阪とかはわからないけど)ただ、私の中ではやっぱりそういう場所で。でもここでは浮いていて。
私が単純にこういうイベントで何かいいものあるかな、と買いに来ただけならまた違ったのだと思います。今回の私はアロマテラピーを提供する側として訪れていたわけで、その「私」にはこの制服は少し合っていなかったのです多分。コンセプトで言うなら、魔法使いが魔法道具を買いに行くのにちょっとおしゃれしすぎちゃった的な…。
まあそんな日もあっていいし、何か別におしゃれしてるアロマセラピストだっているだろうし、ほんとに私の気にしすぎっちゃあ気にし過ぎなんだけど。
多分ガールズと会う時なら、キメキメで武装していくと思う。(よい意味での武装)それは街に出てきた魔法使いの服装です。

そこで私はもしかして自分が結構無理してたのかもなあと思いました。
あきやさんの背中を追いかけたくて。
ガールズと同じ世界に行きたくて。
ガールズと同じ場所にいたくて。
だってやっぱりガールズとどこかへお出かけできるなら、考え抜いた自分の制服でと思うし。
何かでも、「どう生きたいか」がそこからは抜けていたいつの間にか。
この時、ここで出会った人たちを見て私はこっち側に行きたいと、そう感じた。自分に投資をするならこっちだ。

ハイブランドも実は、前ほど関心をひかれなくなってまして。
試着に行く機会があれば、自分にどんなテイストが合うかとかを知りたいからもちろん行ってみたいけれど。
ハイブランドに興味がないなんて、ガールズの風上にも置けない、いや風下にも置かれないのではと思ったりもしたけど、ハイブラを購入することがガールズではないのは御承知の通り。
とはいえ…ね!
気軽に行ける距離でないこともあるんだろうけど、あまり関心がなくなってきたとはいえ憧れはあります。
というかそこにあるガールズのドラマに心惹かれ、私にもそんな体験ができるかしらっていう気持ちが強いかな。びっくり試着の話とか、悩みに悩んでお迎えした話、物語を読んでるようだしね。

ああでもね、言っちゃうよ。
あきやさんもガールズも大好きだよ何べんも言うけど。
でも今は自分の掘り下げたい方向はファッションから少しずれた。
いや、ずれてはないか。
ずれたのかな。
今は新しい服を開拓するよりもあるものを組み合わせたりアレンジしたりがいい。
キヌガサタケリングとの出会い、思い切ってCABaNの黒いボタニカルスカートを購入したこと。ここでいったん区切りがついたような感じ、購入については。(先はわからない)
今はかぎ針編みのストールとかバッグとか、いいなあと思っている。
なのでいつか自分が編んだアイテムがドヤアアとTLに流れるかもしれない。
その時はどうか大きな心で見てほしい。
ほんっと自意識過剰だと思うけど。
今、アナリーゼの準備もしてるから。
ガールズの掘り下げのきっかけというか、お手伝いができるかもしれないって思うと楽しいから。

これも私の掘り下げの一つで、アウトプット!
やっと書けた。
明日(もう今日だけど)になったらやっぱり下げてしまうかもだけど、書きたかったことが書けて良かった。
今度またアーカイブ見ながら色々見つけていきたいと思います。
深夜の独り言にお付き合いいただき、ありがとうございました。






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