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【台湾のアパート事情】自分の中で物事へのハードルを下げると意外となんとかなる

台湾在住のRincoです。今回は台北のアパート家賃や住み心地について紹介していきたいと思います。結論から言うとコスパが悪い。日本最高。です笑。私がそう思う理由を説明していきます!


家賃相場

立地、条件、築年数により差が大きいですが、私がこの7年ほどで住んできた家の家賃は10,000~15,000元(40,000~60,000円)位です。私はアパート暮らしなのでこの値段ですが、築浅やちょっと広めのマンションタイプだと20,000元(80,000円)以上が普通ではないでしょうか。

東京都内に住んでいる友人からは「安い!いいね~」と言われますが、全くそんなことないです!むしろこのクオリティで数万も払わないといけない意味がわからん!って思ってしまいます。。😂


キッチンあるけど換気扇がない

台湾は外食文化。なので特に一人暮らし用アパート物件にはキッチンがついていないことが多いのです。

私は好きな時に自分が好きなものを食べたいので、キッチン付き物件を必須条件として家探しをしています。
今住んでいるアパートも小さなキッチンがあります。でも正確に言うとあれはキッチンではないです笑

日本でよくある一人暮らし用のキッチン(流しの下に冷蔵庫があって、シンクとコンロが隣接しており調理台がないあのタイプ)からコンロ・換気扇を抜き取ったキッチンです。なのでつまり、残りはシンクだけです🤣
コンロはIHを使えば良いとして、換気扇がないのは本当に辛い!
とりあえず対策として、

✔︎匂いが強いもの、油はねしやすいメニューは避ける
✔︎調理中~調理後は家中の窓を全開
✔︎調理後の匂いがこもっているときは、玄関のドアを開け閉めして煙を外に逃す(これ他の人が見るとおかしな行動です)
✔︎調理後、部屋中にファブリーズを撒き散らす
✔︎調理後、床拭き掃除をする

ただ野菜炒めを作るだけなのにえらい作業が発生します😂😂


防音対策No Good!!

アパートの場合、大家さんが少しでも家賃収入を増やすために、元々1つの物件に手を加えて、2~4つの一人暮らし用の部屋に改装して賃貸に出す。ということがよくあります。
手を加えるのは良いとしても、その工事が結構雑なことが多く、防音対策がきちんとされていない事がよくあります。

私の今の家は比較的しっかりしていて、お隣さんも静かな方なので平和に過ごせていますが、前に住んでいて家は、隣の人の電話相手の声まで聞こえていました。もはや壁付きの相部屋状態です。


Good!なところ

嫌な事ばかり書いてしまいましたが、頑張って探すといいところももちろんあります。
一人暮らし用は家具付き物件が多く、賃貸の場合は日本のように水道やガス会社に自身で連絡する必要がない為、引越し作業がめちゃめちゃ楽です。
引越ししたその日から普通に生活ができます。

ただし、引越し後は外国人であれば「移民署」と言うところに行き、IDカード(居留書)の登録住所変更手続きをしないといけないです。
日本でいう転入届みたいなものですね。


物件の探し方

私は毎回「591」というサイトで探しています。
大家さんと直接交渉できる物件が多いので、不動産屋に礼金を払う必要がなく、初期費用を抑えられますよ。

Facebookにも賃貸物件情報のグループが沢山あるようですが、Facebookのアカウントを知られるの嫌だなぁ~と言う理由から実際に使ったことはないです。



台湾に来るまでは正直、日本での生活が当たり前、与えられる環境が当然だと思ってきました。ただ、それは当たり前ではなく、とってもありがたい事だったんだなぁと海外に来て感じます。

また、不便だなぁ、嫌だなぁと思いながらも、なんとかちょっとでも状況が良くなる方法を探したり、物事に対する許容範囲を広げたりできるのは、
海外にいるおかげかなと、思っています(無理やり前向きです)。

前半は文句が多かったので、最後は綺麗に締めくくりました😆


ご閲読いただきありがとうございました♡


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