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文化を楽しむ読書会(第5回) 開催レポート - 名画は連想で楽しむ -

読書会概要

本日(10/2土)の10:30より、参加者2名、ファシリテーター1名で、「名画」をテーマに、木村泰司『名画の読み方 世界のビジネスエリートが身につける教養』を読みました。各ジャンルごとの名画の読み方を説明した本です。

今回の読書会では、連想で名画を楽しむ方法を披露してくださった参加者のかたがいらっしゃいました。

一つの名画(「シテール島の巡礼」)から、

・ドビュッシーの「喜びの島」(ドビュッシーは「シテール島」の巡礼からインスピレーションを得て「喜びの島」を作曲した)
・ヴァトー(「シテール島の巡礼」の作家。マリー・アントワネットのお気に入り)→(マリー・アントワネットに求婚した)モーツァルトが作曲したフィガロの結婚→フランス革命(フィガロの結婚は遠因となった)

と連想を膨らませ名画を楽しむとのこと。

ほかにも、展示を見て神保町で本やCDを買ったり、ワインを飲んだりして、1日を楽しめるのだそうです。

名画の背景(宗教、神話、歴史、など)を紐解きながら絵画を楽しみつつ、さらに連想から自分の関心の輪を広げて文化を楽しむのは素敵だと思いました。

他にも、AIが描いた絵や、ビッグデータを利用したレコメンテーションで名画を楽しむ方法など、さまざまな名画の楽しみ方がわかる読書会でした。

ご参加されたみなさまには、厚く御礼申し上げます。

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